岡田斗司夫プレミアムブロマガ　2018/08/07

おはよう！　岡田斗司夫です。

今回は、2014/12/07配信「週刊誌ぶった斬！オタキングニュースフラッシュ」の内容をご紹介します。
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2014/12/07の内容一覧

人生相談/妹を狭い人間関係から開放したい

　ハリネズミ使いさん、32歳、OL。

「年の離れた19歳の妹がいます。妹は小中高時代の地元友人たちに、とても振り回されています。恋愛の相談、友達同士の喧嘩の仲介やら、めんどくさい人間関係でいつもトラブルに巻き込まれています。私もよく、妹の相談に乗っているのですが、いつも苛立ちを覚えます。そのグループの関係を妹は壊したくないと言います。どうしてそんな考え方になるのかが、いまの私には理解不能です。そういう狭い人間関係から解放させて、楽にしてあげるようにもっていく方法はありませんか」

　真面目に答えます。
　妹は、狭い人間関係でトラブルに巻き込まれてます。
　で、今のトラブルを、トラブルによるストレスを100点としましょうか。この100点を70点くらいに軽くする方法は簡単にあります。
　今の妹の苦痛、100点を70点ぐらい、簡単にする方法はあります。
　それは何かと言うと、お姉さんのあなたがそのことに介入しないことです。娘、あ、妹です、妹はもちろん、小中学校時代の友達で狭い人間関係でいろいろあるかもわからないんですけども、そこから離れないんだから、妹はそのサークルが大事なんですね、妹のそのサークルが。
　お姉さんのあなたにとってみたら、働いていたらそんな小中学校時代の友達なんかどうでも良くなってくるし、それよりはもっと役に立つような友達を作れって言いたいに違いないんですね。
　でも、そうじゃなくて、妹にしてみれば今、身近な友達のことが気になっているんですよ。そのことに対して、心のつらいことが70ポイントぐらいあるかもわかんない。でも、そこにそんな友達のことはもういいじゃんって言って、「妹の相談に乗っているのですが、いつも苛立ちを覚えます」って書いているでしょ。
　つまり、あなたのイライラってちゃんと妹に伝わっちゃってるんですよ。そのおかげで、70ポイントだった妹のしんどさ、今100ポイントくらいに上がってるから、せめてあなただけはそんなもの、今19歳なんだから、24、5になったら、そんな悩みも軽くなってるに決まっていると。
それよりは、今の妹の苦痛を3割でも減らすことは、余計な相談に乗ったときに苛立ちを覚えたりするんじゃなくて、そうなの大変ねとか、うわーなんか私の時はこんなことあったわよというふうに自分の話に徹するか、もしくは聞き役に徹するぐらいで、妹をなんとか助けようとか思わないこと。
　もし妹のほうから助けてほしいって言ったら、その個別の用件にだけ答えてあげてください。
　という、マジ相談でした。どうもすいません。

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