岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/07/09
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2018/07/01配信「テレビでは教えてくれない 10倍ヤバいルーク、レイア、ハン・ソロ!そして100倍ヤバいよ、ジョージ・ルーカス!」の内容をご紹介します。
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2018/07/01の内容一覧
- 60歳になって、新スタジオからお送りします
- テレビでは教えてくれない本当の『スター・ウォーズ』
- 1976年、日本のオタクは何をしていたか
- 10倍やばいルーク・スカイウォーカー
- 10倍やばいレイア姫
- 10倍ヤバいハン・ソロ
- 10倍ヤバいオビ=ワン・ケノービ
- オモチャメーカーを困らせた貧乏体制
- 『ハン・ソロ』の感想
- 義理と人情を忘れないメカニック
- ジョージ・ルーカスは、なぜこんなに作りこんだのか
- 学生時代から才能を見せつけたジョージ・ルーカス
- 海軍の兵隊に映画を教える
- ルーカスは映画をコントロールする
- 『地獄の黙示録』はルーカス原案
- 「フォース」とは何か?
10倍やばいルーク・スカイウォーカー
というわけで、ここからは「テレビで教えてくれない10倍ヤバいルーク、レイア、ハン・ソロ」、そして「本当は100倍ヤバいジョージ・ルーカス」という話をお届けしようと思います。
(パネルを見せる。マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォードの写った写真)
これは、今言った『スター・ウォーズ』の主演3人です。みんな、なかなかいい顔をしてる写真なんですけども。
まずは「10倍ヤバいルーク・スカイウォーカー」の話から行きましょうか。
さっきも話した、ローリング・ストーン誌に載ったマーク・ハミルのインタビューが、ものすごいんですよ。
では、なにが書いてあったのかというと、とにかく「いかにハリソン・フォードが撮影現場をシメていたか」という話なんですね。
だからといって、「シメる」と言っても、番長みたいに恐怖でシメていたという意味ではないんです。あらゆる俳優さんを決めるオーディション会場にハリソン・フォードがいて、みんなを見てたんですって。
ハリソン・フォードというのは、かなり初期のうちからハン・ソロ役に決まっていて、オーディション会場でも、ずーっと腕組んで「あいつ、いけるよ」とか言ってたそうなんですよ。おまけに、監督のはずのジョージ・ルーカスが、あまりに目立たないもんだから、オーディションを受けに来た人は、みんなハリソン・フォードが監督だと最初は思っていたそうです。
その次に、「いや、違うよ。ハリソン・フォードは役者だ」と聞いた後でも、「ああ、彼が主役なんだ」というふうに思っていた、と。
主役に決まったマーク・ハミルも、当時は完全にハリソン・フォードがこの映画の主役だと思ってたんですよ。「「ルーク・スカイウォーカー」という名前の役を貰ったんだけど、僕は『キャプテン・アメリカ』におけるバッキーみたいなもんだと思ってた」って言ってるんですね。
マーク・ハミルは「撮影オーディションの時も、自分はあまり目立たなかったし、ジョージ・ルーカスもこちらを見もしなかった」と言ってたんですよね。
彼は当時、他にもTVシリーズのチョイ役とかをやっていて、ロサンゼルスの海岸沿いにワンルームのアパートを借りてたそうなんです。海が見える、ワンルームのすごい狭いアパートだったんですけど。
いろんなオーディションを受けても全然通らないから「もうダメなのかな」と思っていたそうなんですけど。「いや、30になるまで頑張ろう!」みたいな感じで、来る日も来る日も、いろんなオーディションを受けたり、チョイ役やエキストラをやったりしてたんです。
すると、そんな中、いきなりドサッと荷物が届いたんです。何かと思ったら、それが『スター・ウォーズ』の脚本だったんですよ。
「ルーク役に決まった」と言われたルークは、てっきり「ああ、やった! あのカッコいいハリソン・フォードさんをお助けする役だ!」と思って、ページをガーッとめくったら、自分が主役の脚本なんですよ。
マーク・ハミルは「あの日はもう忘れられない」と語っています。脚本をずーっと見て行く中で、自分が本当に主役なんだとわかった時、目の前がいつの間にか夕方になっていて、カリフォルニアの海に日が沈んでいた。
『スター・ウォーズ』で、タトゥイーンの夕日を見ながら、ルーク・スカイウォーカーがすごく感慨深い顔をするというのは、やっぱり、こんなことがあったから。
「それまで認められなかった自分に、ついにチャンスが来た。でも、本当にこんなものすごい予算が掛かった大作映画の主役が自分に務まるかどうかわからない」と思って夕日を浴びていた。「その思い出が忘れられなかったから、ああいう演技になった」と言っております。
(パネルを見せる)
まあまあ、撮影の風景はこんなもんなんですよ。もう完全に「兄貴とガキ2人」なんですよね(笑)。もうこれは、本当にみんな、ハリソン・フォードの後を、金魚のフンみたいに、ずーっとついて歩いていたそうなんです。
自分がルーク役をすると聞いて、マーク・ハミルは「マジかよ?」って言ってたそうなんですけども。キャリー・フィッシャーとマーク・ハミルは、ハリソン・フォードに憧れて「演技とは何か?」とか、「映画に出るとはどういうことか?」を学んでいたそうです。ハリソン・フォード自身、実はかなり長いキャリアがあるので。まあ、半分くらいは仕事がなかったんですけども。
実は、マーク・ハミルがルーク・スカイウォーカー役として選ばれた理由は、ジョージ・ルーカスによると「誰も顔を見たことがないから」だそうなんですよ。つまり、「売れない役者だったから」なんですね。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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