岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/07/04

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2018/06/17配信「月一 Q&A」の内容をご紹介します。
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2018/06/17の内容一覧

お便り「なぜ電子本は高いのか?」


電子書籍が販売されていますが、電子書籍は印刷代、紙代、流通費用などがかからないのに、書籍版と値段が同じなのは、どうしてなのでしょうか?
教えてください。


 正直な話をすると、電子書籍というのは、紙の本に比べて、たぶん3分の1くらいの値段に出来るんですよ。
 もちろん、一般の書籍を電子化するためには編集さんなども必要だったり、いろんな事情があるんですけども。間違いなく、3分の1くらいの値段には出来るんです。
 でも、そうすると、紙の本の値段が今の3倍になっちゃうんですよ。こういうジレンマがあるんですね。

 マンガの単行本で言うと、今、500円で売っているマンガは、本来、電子書籍にしたら200円くらいがリーズナブルな値段なんです。
 でも、電子書籍を200円で売ると、例えば、少年ジャンプの単行本だったら、「電子版は200円、そのかわり、紙版は2000円」ということになっちゃう。
 電子書籍が3分の1の値段になると、紙の本は3倍になる。ここで、ほぼ10倍の差がついちゃうんですね。
 するとどうなるのかというと、まあ確実に、日本中の書店のほとんどが潰れるんですよ。
 つまり、「なぜ電子書籍は安くならないのか?」という話を始めると、「日本中の本屋さんが潰れるけど、それで大丈夫ですか?」っていう話に行き着くんです。

 大体の人は、こういう話をすると「いや、だったらもう、それでいいよ」って言うんです。
 「いや、もう、思い切って、蔵書はすべて電子書籍にしようと思ってた」というような、家の中が本で溢れてるという人もいるでしょうし、「いや、3分の1の値段に出来るんだったら、さっさとしてくれ!」っていう人も多いと思うんですね。
 他にも、「俺の近所では、本屋なんてとっくに潰れてるから、何も考えることがない」とか、「俺は紙の本もAmazonで買ってるから、どっちにしろ近所の書店は潰れるよ」とか、いろんな意見があると思うんですけども。
 ここから理論展開していきます。

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