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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「オウム真理教でアニメを作っていた人の話」

2018/05/19 07:00 投稿

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岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/05/19

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2015/03/22配信「オウム真理教地下鉄サリン事件から10年と教団アニメ」の内容をご紹介します。
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2015/03/22の内容一覧

オウムのアニメを作った人の話

 20世紀末、1999年か98年ぐらいだと思うんですけども、オウム真理教の信者、元信者、アニメのスタッフ、アニメを作ってたスタッフっていうのがいるんですね。
 もうご存じない人もいるとは、多いとは思うんですけども、オウム真理教という宗教団体があって、それが1995年かな、に地下鉄サリン事件っていうテロ事件起こしたんだけども、それの少し前に、参議院、日本全国から候補出して、立候補するというのをやってたりした頃にオウム真理教、アニメ作ってたんですね。
 1番最初のアニメは麻原彰晃、松本智津夫を、教祖を、沖田艦長みたいに『宇宙戦艦ヤマト』っぽいやつだったんですけども、その後、ブッダの一生的なものとか、オウム真理教の教団そのものをドラマ化したようなものを作ってて、

(中略)

 で、アニメ、一時期作ってたんですよ。アニメ作ってたっていうのは僕も知ってたんですけども、見たことはあったんだけども、どんな人が作っているのか知らなかった。ひょっとしたら金にあかして、教団に有名なアニメ関係者とかを入れて作らせてたんじゃないかなっていうふうに一方的に考えたりしてたんですね。

(中略)

 それが雑誌の取材で、元オウム信者でアニメの担当というか、責任者、いわゆるプロデューサーですよね、プロデューサーだった人と渡りがついたので会いに行こうというふうに言われて。

(中略)

 電車乗り継いで行ってきて、会ったんですよ。

 アニメ作る時の苦労話とかっていうの聞いたんですけど、やっぱりねえ、聞いてよかったなと思ったのが、アニメ作ってないとわかんない苦労。いわゆる麻原彰晃の奥さんがやたら内容に口出ししてくると。
 その口出ししてくるのが面倒くさいと。
 たとえば、私は夢の中でこういうのを見たと。麻原彰晃とかそういう偉い人が馬に乗って、パーって走って来るって言うんだけども、「アニメで4本足の動物描くのがどんなに大変かー!」っていうのを言って(笑)。
 僕が「馬、大変だよ」「そうなんですよ」って。普通のアニメでも、馬って脚を描かずにごまかすじゃないですかって、お互いにそんな話で盛り上がるんですけど。
 どういう意味かって言うと──すみませんね、こんな話を延々としてて──こう、下手ですけど、馬、いますよね。
 ごめんなさい、こんな絵で。キリンか何かわかんない。
 これが走るのを描いたら、地面があって、これ走るのそのまんまのフレームで描いちゃうと、脚4本動かして走る絵描かなきゃいけないんですね。めちゃくちゃしんどいんですよ。
 だいたいの普通のアニメ、どういうふうにするのかって言うと、たとえば、フレームをこのへんで切る、つまりテレビにはここしか映らないっていって脚を映さなかったり、または引きで描く時にここをものすごい草の茂みにしちゃうんですね。草の茂みにして、こう足元が見えませんっていうふうなことやるんだけども、それを許してくれないと(笑)。
 全部描かなきゃいけないというふうに言われて、聞いてみたら、やっぱアニメのプロの人とかって全然呼べなかったそうなんですね。

 っていうのは一番最初、オウム教団っていうのは外部の人から色々、人呼んで来て、活動やってたそうなんだけども、ある時を境に内部の人間しか使わないようになった。
 つまり、教団内部ですでにもう入信してる人だけをスタッフに使えとか、入信してる人だけを運転手として使えみたいなこと、色々言われるようになったと。
 後々考えてみると、ちょうどサリンとかそういう開発が始まった頃自体から、上九一色村っていうオウムのキャンプみたいなのがあったところなんですけどね、村というか王国みたいなものがあったところなんだけど、そこで人を一切入れずにアニメを作るようになってきた。

(続きはアーカイブサイトでご覧ください)

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