岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2018/04/10
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2015/07/19配信「安保法案問題の考え方と、又吉作『火花』芥川賞受賞に見るコンテンツ産業の未来の光と影」の内容をご紹介します。
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2015/07/19の内容一覧
- 本日のお題とおやつアンケート
- 質疑/『ウルトラマン_n/a』動画の感想
- 質疑/『インサイド・ヘッド』『がっこうぐらし!』『テンガマン』の感想
- 質疑/田代まさしと雑誌の広告
- 質疑/『キングスマン』のリアリティと「ブリティッシュスーツが流行る」
- 「開かずのチョコボール」と鯖ジャーキー
- 質疑/法治国家の定義と戦争時のばらつき
- 広告媒体としての天皇と国立競技場の白紙撤回
- 質疑/宮崎駿監督が評価するのは「弟子筋」
- 質疑/文芸とお笑い芸人の関係
- 質疑/安倍政権と国立競技場/不安解消装置としての「心霊」
- 質疑/LINEいじめ/五輪の制服がダサい/「マンガで名著を紹介」について
- 質疑/ギリシャのデモ/23時間テレビ/ゾンビーバーの歌
- 質疑/中村佑介さんの絵/不倫と「選択の自由」
- メアリー・シェリーとエイダが作ったSFの流れ
- 次回告知
質疑/安倍政権と国立競技場/不安解消装置としての「心霊」
「岡田さんは心霊を信じますか? 私は信じていません。怪談は好きです。いままで聞いた中で一番怖いと思った怪談を教えて下さい」
心霊ね、何回も言ってるけど、僕、幽霊とか信じてないんだよな。
なんだろ。
個々の幽霊話は信じてないんだけども、怖いことはあるかもねとか、不思議なことはあるかもねぐらいのポジションなので。
上手く出来た因縁話みたいなの聞くと、全部嘘臭く聞こえるよね。
というのは台風とか、あと熊に教われるとかサメに食われるっていう現実の理不尽で残酷なものっていうのは、もっと理由がないんだよ。
怪談とかホラーとか心霊っていうのは、現実にある意味のない残酷なことに対して、なんとか意味の関連性を出来て、怖さは出すんだけど不安は減らす装置だと思ってんだ。
つまり、この世界は不安に充ちてるものを恐怖にすり替えることによって、この世界を論理化というか因果、つまり原因があって結果がある一つの流れに沿ったもにしようとする装置だと思うから、ある種の不安解消装置として心霊っていうのがあると思ってる。
なので、人間の不安の種はなくならないんだよ。
死んだらどうなるかとか、死んだ人にはもう会えないのかとか、なんで私は目が不自由なまま生まれてきてしまったんだろうとか、なんで私はこの間の交通事故に遭ったんだろうという現実、
「岡田さんうしろ」(コメント)
とか、こんなタイミングで言うの止めて(笑)。
映ってないものが、いるはずないよ。
目に見えるというのは電離現象なんだから(笑)、こいつがいきなり動いたりとかもしない(笑)。
この世界の不安の大元というのは、急に死んじゃうこととか急に自分の体に変なことが起きるとか、僕だったらアトピーすごいひどかって、温度アトピーで子供の頃は風呂に入って体があったまるだけで、全身にじんましんが出たんだよね。
それはもう理不尽じゃん。
そういうふうな理不尽に対して理由をつけるのの一つが科学であって、その科学によってフォローされないこともいっぱいあるよね。
たとえば、なんでアトピーが出るのかの理由まではわかるんだけど、何故それが私に、この理不尽は科学によっても全く解明されないんだよ。
なので、そこを解明するのがオカルト的なものの役割であって、結局はすべて理不尽に対する説明装置でしかないわけだよな。
その中で検証されて、再現されて、おまけに役に立ったりするものを僕らは科学と呼んだり、医学と呼んだりするし、その中で検証もされないし、違うんだと思いながらもついつい人が信じちゃうものを迷信と呼んだり、オカルトと呼んだり、あるいはそれを宗教と呼んだりするんだけどさ。
本質的には同じものだと思うんだ。
この世の中の理不尽に対する合理的な説明の装置であると思うんで、私は信じてませんが、怪談は好きですというあなたと僕は感性はすごく同じですね。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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