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岡田斗司夫プレミアムブロマガ「実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』が大失敗した理由とは?」

2017/04/16 07:00 投稿

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岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/04/16

おはよう! 岡田斗司夫です。

今回は、2017/04/09配信「『攻殻機動隊』士郎正宗原作版、押井守アニメ版、ハリウッド実写版は何が違うのか?」の内容をご紹介します。
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2017/04/09の内容一覧

実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』の問題点

……今の話を聞いてわかる通り、スカーレット・ヨハンソン版の『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、まるっきりロボコップと同じ内容になっちゃったんですよ。
 それはなぜかというと、やっぱり「世界映画」というのを作ろうとしたからなんですね。『ブレードランナー』の世界観……さっき話した通り、ブレードランナーが作られた時代はネットというのがあんまり発達してなかったので、ただ単に「未来」というのをやろうとしたら、「アジアっぽくて、雨がいつも降っていて薄汚れている」というものになったんですけど。それと『ロボコップ』の中に出てくる「人間がロボットに改造されるというのはどういうことか?」っていうこの2つを混ぜると、スカーレット・ヨハンソン版の『攻殻機動隊』になるんです。そういうふうにしてゴースト・イン・ザ・シェルを映画化できると思いこんじゃったんですね。
 でもね、それは問題点ではないんです。別に、「ロボコップと同じだからよくない」と言うつもりはないんです。ロボコップと同じでも、「面白ければ」文句はないんですよ。本当に。
 例えば、士郎正宗の攻殻機動隊というマンガを押井さんがゴースト・イン・ザ・シェルにした。その結果、「キャラクターの魅力」はなくなったんだけども、その代り「異世界観」は強くなったんですね。つまり、どこかにマイナスがあっても、その代りにプラスがあればいいんですよ。ロボコップのまんまでもいいんですけども……なんかね、あんまりプラスがないのが、スカーレット・ヨハンソン版の悲しさなんです。
 そもそも、なんで押井守版のゴースト・イン・ザ・シェルが成立したかというと「アニメだから」なんですね。アニメとしては極端にキャラクターが弱いからなんですよ。いわゆる目の小さいデザインで、「有能でガンファイトとかアクションは強いんだけども、かなり受け身の内向的なキャラ」として作っているから、あの世界観がギリギリ成立するんですけども。これをスカーレット・ヨハンソンという現実の人間がやっちゃうと、女優としての味が強すぎるんですね。

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