岡田斗司夫プレミアムブロマガ 2017/02/26
おはよう! 岡田斗司夫です。
今回は、2017/01/29配信「早い者勝ち!SFマンガはこれを読め」の内容をご紹介します。
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2017/01/29の内容一覧
- 今日のテーマ「SFマンガ読もう」「2017年のSF映画」
- 追い込まれたモーリー・ロバートソンの面白さ
- オフ回で会った「盛りすぎ」な人妻
- 実写を超えるアニメの力、二次元の力
- SFマンガを読んでる人と読んでない人とでは発想が違う
- 侵略ロボットSFの最高峰『砲神エグザクソン』
- ひたすらロジカルに積んでいく“銃×魔法”の世界『ブレッド・ザ・ウィザード』
- 「地に足のついた技術」のリアリティ『ルサルカは還らない』
- 「わかりやすい説明」を描かない『攻殻機動隊』
- 岡田斗司夫の講演映像ベスト回を紹介
- 深田君と作った「カンフー映画」で文化祭がパニックに
- ヒーローロボットに魔法を組み込んだ『混沌世界ボルドー』
- 少女マンガのノリで描く本格スペースオペラ『トラブル急行』
- 全裸の女の子が出てくるハードSF『ハニハニハッ! 』
- この映画がすごいよ2017
- もう期待しかない『宇宙戦艦ヤマト2202』
- なにもかもがデカい『キングコング:髑髏島の巨神』
- 言いにくいような話をガンガンぶっ込む『レゴバットマン ザ・ムービー』
- 残念なハリウッド版『攻殻機動隊』
- がっかり予感の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
- 地味なSF、でも期待している『メッセージ』
- 「なんじゃこれ」だけど泣けて燃える予感の『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』
- じいさんと中年男、幼い女の子3人のSFロードムービー『ローガン』
- 新しい要素が見えない『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』
- 「もういいや」なティーンムービー『パワーレンジャー』
- 「スーパーヒーローになりたい中学生」、Zガンダム感のある『スパイダーマン:ホームカミング』
- 絵だけは見どころ? 『トランスフォーマー/最後の騎士王』
- リドリー・スコットの『2001年宇宙の旅』かもしれない『エイリアン:コヴェナント』
- 地味すぎる? 『ダンケルク』
- 「ブレランじゃない……」の『ブレード・ランナー2049』
- ワクワクがない『猿の惑星:大戦記』
- 『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、アニメ版『GODZILLA』
- 『ロッキー』になった『カーズ3』
- 次回はゲスト山田玲司先生との対談「漫画のドラマ化はなぜダメか」
- DMMサロンで井上寿一さんの講義『教養としての昭和史』
- メルマガ専用『岡田斗司夫アーカイブ』を作ってみました
侵略ロボットSFの最高峰『砲神エグザクソン』
園田健一はね、ものすごくSFの設定とかを扱うセンスがいいんだよ。
10年前に地球に来たリオファルドっていう宇宙人がいるんだ。人間とほとんど同じで、エルフみたいな耳をしていると思っておいて。
そのリオファルド人は地球人に対して技術援助をしてくれたんだ。でも“重力慣性制御技術”だけは渡してくれなかったと。で、彼らは軌道エレベータを作って「これから地球人と正式に国交をひらいて、我々の豊かな科学知識をあなたたちに授けます」って、10年間、ずーっと良いことを言っていたんだけども。
だけど、軌道エレベータが完成した瞬間、超巨大なロボットを地球にドーンと降ろしてきて、「我々リオファルドは、この地球を7番目の植民星とすることを宣言します」と。
ちょっとゾッとするのは、リオファルドがずっと「ですます調」で喋ってるところね。「これから私たちは、あなたたちを支配します。抵抗しても一切無駄です。我々とあなたたちの間にはこれだけ科学力の差があります」というプレゼンテーションをしながら地球征服をするっていう。まったく新しい。
で、これによって、地球側がどのように戦うのかっていう話なんだけども。10年前からこういう日が来ることを予見していた主人公・砲一くんのおじいちゃんは、巨大ロボットエグザクソンを起動させるっていうやつで。
ちょっと読みにくいんだよね、「大砲の砲」にま「神」って書くんだけども。
この『砲神エグザクソン』のなかで出てくる面白い話が、レーザービームとかそういうものよりも、質量兵器というのが遥かにすごいという話。
「重い鉄の塊の弾丸を撃って相手に当てるということが、どんなにすごいことか」と。「いわゆるレーザービームとかを作る技術よりもはるかに上にある重力制御の技術をもってしても、巨大な慣性質量兵器である大砲にはかなわない」というのが、確かに軍事的に考えたらそうなんだけども。
それをやってくれているっていうのが面白くてですね。
もう20年前のマンガなんだけども、「今のところ、これを超える“侵略ロボットSFもの”は現れていない」って僕は断言できる。
(続きはアーカイブサイトでご覧ください)
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