『NEWSを疑え!』第361号(2015年1月8日号)
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【価格】1,000円/月(購読料のうち半分は、研究所の活動に対する維持会費とお考えいただき、ご理解をいただければ幸いに存じます。)
【発行日】2015/1/8
【発行周期】毎週月曜日、木曜日
【次回配信予定】1/15
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【お知らせ】
12日(月曜日)は祝日のため、お休みとさせていただきます。
次回配信は1月15日となりますので、ご了承ください。
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【今回の目次】
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆自衛隊が治安維持に出動するとき
◆抜かれずにきた『伝家の宝刀』
◆これが治安出動の訓練だ
◆自衛隊制服組が治安出動に反対
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・イスラエルのエネルギー戦略が挫折する?
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・「イスラム国」の情報不足に悩む米軍(西恭之)
◎編集後記
・読売の「訂正記事」の真実
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◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
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◇◆自衛隊が治安維持に出動するとき
国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川 和久
Q:今号は2015年最初のストラテジック・アイです。安倍晋三政権が集団的自衛権の行使容認を閣議決定した昨年7月1日以来、御嶽山噴火などもあって、自衛隊の出動や自衛隊法への関心が高まりました。2015年は議論がいっそう深められ、法改正や制度整備が進みそうです。自衛隊の出動について、考えを聞かせてください。
小川:「自衛隊の出動や行動については、当メルマガ第290号(2014年4月3日号)のストラテジック・アイ『どんな場合に自衛隊は出るのか』でも概観しました。そのうち、国民があまり身近に感じていないものに治安出動があります」
「実は私は、少年自衛官だったとき治安出動の訓練を受けたことがあります。また、55年ほど昔の当時は、治安出動は現在よりはるかに切迫した自衛隊の活動の一つで、実際に出動が検討されたこともありました」
「自衛隊の治安出動は、警察の力ではどうにもならないとき、騒乱などを鎮圧し治安を維持するために発動されます。過去に出動命令が出たことはなく、国民を対象として自衛隊が治安出動に出ることなど、あってはならないことです」
「しかし、それだけに治安出動とはどんなものなのか、かつて訓練を受けた人間として、話しておきたいと思います」
●『NEWSを疑え!』第290号(2014年4月3日号)
ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
どんな場合に自衛隊は出るのか
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