【政局メルマガ(86)】

「史上最も矮小で醜悪な内閣改造が突きつける、5つの凄惨な現実」

「どこへ行った?異次元の少子化。国民を愚弄する岸田文雄」

 

 9/13に行われた岸田文雄政権の内閣改造と党役員人事は、高揚感もサプライズもない、「全く驚きがないのが驚き」ともいえる無残なものでした。しかし、その中身を詳細にみていくと「無残」では片づけられないとんでもない現実を浮き彫りにするものでもありました。

 

[改造が浮き彫りにした凄惨な現実]

 

 今回の改造人事を巡って大手メディアは、「バランス重視」「派閥均衡」など、歴代の内閣改造で使い古された言葉で凡庸な解説に終始しています。しかし閣僚や党役員の顔触れや所属派閥を表面的になぞるだけでは、今回の人事の本当の醜悪さは見えてきません。

 逆に言えば、「抜擢された人」「更迭された人」それぞれに着目して、本当の意味に着目すると、岸田文雄という政治