何事も成果を出そうとすると様々な困難にぶつかったり、トラブったりするものですが、そこで「悪者探し」を始めてはいけません。
最近見かけたこの連載でも、
哲人は明言する。「悩む人間は2つの話しかしない」|古賀史健 @fumiken /岸見一郎
人は「『悪いあの人』を非難」しがちとありました。
プロジェクトでトラブルが起こった時、原因究明は必要じゃないかと思うかもしれませんが、一番大事なことは「問題を解決」することです。「問題を解決」するために必要なら原因も究明しなければいけませんが、それがもっとも大事なことかはまた別問題です。
原因を究明する中で、もし「悪者探し」をしてしまったら、「問題の解決」が遠のくかもしれません。
なぜなら「問題を解決」するためには、積極的に「誰も悪者にしない解決方法を探る」必要があるからです。ですから、「悪者探し」は積極的に避けるべきなのです。
誰かが何かを落として割ってしまってトラブルになってしまっても、その目の前のトラブルを解決する一方(壊れたものを再び調達するなど)、今後についても、それは誰がやっても落とすかもしれないと考えて、そもそも落とさないようにするにはどうするかをみんなで考えるというアプローチです。
このコラボの時代、このようなアプローチはますます重要になります。
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