翻訳記事で、世界で最も人材不足が深刻な国は日本という調査結果が紹介されています。
この調査によると、世界で最も人材不足が深刻な国は日本だという。日本では雇用主の83%が、職に適した人材を探すことが困難だと回答した。元の調査眺めてみたんですけど、日本、2位のペルー68%を大きく引き離し、だんとつです。
まあ言われてみれば、確かに、「こんな人探してるんだけど、いい人いない?」ってしょっちゅう聞きます。
それにしても、人材不足、なんとなくそんなもんかと思っていましたが、世界と比べてここまで高いとは、当たり前と思ってはいけなさそうです。
日本がどうしてそんなことになるのか気になります。考えられそうな項目をあげておいて、これから気にしておこうと思います。
1)流動性が低い?
ここでも何度か取り上げていますが、正規雇用者の流動性が低くて、そのためどんどん非正規雇用が増えています。それ自身は流動性確保のため時代の流れかと思います。私自身、ありがたいことに何度か正規雇用のオファーをいただきながら、正規雇用は制約が大きく非正規を選んでいます。
正規と非正規の賃金格差の問題があり、このままでいいわけではありません。
いずれにせよ、社会の変化についていってない雇用制度が必要な人材を確保できない理由になっている可能性があります。
2)不足業種で給料が低い?
日本で人材不足に悩む職種は1位はエンジニア、2位は営業職、3位はIT担当者だそうですが、不足していると言われている割に給料が低い可能性があります。労働時間が長そうでもありますし。
3)学び方を学ばせてない?
エンジニアや IT担当者では想像しやすいですが、技術の発展が急速な分野では、必要なスキルもどんどん変わります。元記事でも、
「テクノロジーがかつてない速さで進化しているため、それぞれの職種で必要とされるスキルが変わりつつある。このため、こうしたスキルの『寿命』も短くなっている。また、需要の高いスキルを持つ者と、供給が過剰気味のスキルを持つ者という形で、労働人口の二極化も見られる」と書かれています。
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