ミライ: 出だしはワンパターン、中身はてんこ盛り。ゆく年来た未来2014 誰も信じない真実シリーズ、(その8)に続いて、今回は(その9)、9月のネタからお送りします。
フツクロウ: ホイホイ、だいぶ終わりが見えてきたの。9月はどんなキーワードじゃったかの。
ミライ: はい、今回のキーワードはこちらです。
子育ての必須項目、 公設民営学校、 新聞業界再編、 若者の新聞・テレビ離れ、 燃料電池車「ミライ」、 BBQ、 「かわいそう」、 中国崩壊後、 出張保険、 機械学習と農業、 バイラルメディア、 ハーバード大学研究、 東京の衰退と発展、 学者とシェフ、 放ったらかし農法、 進撃の農業、 誤報、 「見たいものが見える」、 子育てのイライラ、 素直
ミライ: そうそう、この月はトヨタから水素自動車「ミライ」が発表されたんですよっ♪
先月には首相官邸にも納車されましたからねっ、
トヨタ自動車、官邸に MIRAI を納車…安倍首相「水素社会の幕開けを実感」
2015年は私の年です!
フツクロウ: ホッホ。景気良いのう。
ミライ: はいっ。さて、今回の「誰も信じない真実」はなんですか?
フツクロウ: うむ。今日の「誰も信じない真実」は、
東京は一度衰退して再び大発展する
じゃ。
ミライ: おお、今回は元記事のタイトルそのままズバリですね!
フツクロウ: うむ。ばっちりじゃ。その後も地方への流れはじわじわ増えとるの。政府もその流れに着目して「地方創世」を掲げておる。
ミライ: なぜ東京が衰退するのかおさらいを。
フツクロウ: ホッ、ホウじゃったな。
東京は混雑しすぎじゃ。ずーっと言われておるが、混雑しすぎという声は日増しに増えておる。最近も、ちきりんさんの
が、大いに盛り上がったの。
ミライ: 最近は、近くに住む人に住宅手当を出す会社も出てきましたしね。
フツクロウ: ホノ通りじゃ。よく考えれば不思議な手当てじゃて。あまり詳しくないが、他の国にあるんじゃろか。アメリカはあんまりないじゃろ?
歴史的には意義はあったが、そろそろ考え直すべき時にきておるじゃろうな。
ミライ: 電車すごいですもんねぇ。こないだ、朝、霞が関のある改札からある地上出口まで50m以上一列の列ができててびっくりしました……。
フツクロウ: そのくらい混雑してくると、そうやって、いろんな約束事ができる。それを守ることで効率化するんじゃな。しかし、それは逆に不寛容を助長する。公共機関はみんなのものでありながら、たばこどころか、高齢者、ベビーカー、障害者といった人を疎ましく思うようになっておる。
道路は皆のものなのに、歩行者や自転車邪魔っていう自動車と同じです。
歩行者から見れば自転車・自動車が邪魔。
全盲の人から見れば、他の健常者が邪魔。
互いに邪魔だと言い合っていても仕方ありません。
互いに譲り合って使うしかないのです。
私が幼い40年ほど前に繰り返し聞いていた「かわぐつ国と自動車国」とかいう黒柳徹子が女王のレコードそのまんまです。
ミライ: みんな本当は譲り合いたくても、あの混雑だと「とにかく合わせろ!」って言うしかないですもんね。
フツクロウ: まったくじゃ。そんな不寛容な環境から逃れるために、東京以外に目を向ける者は増えておるし、実際に移る者もおる。
そしてそこで高知に移住したイケダハヤトさんみたいにめきめき活躍し出す人が出る。
地方もそれぞれ特色が出る。東京を除いてベンチャー起業といえば福岡というイメージが定着しつつあるしの。
ミライ: われらが福山も「流星ワゴン」の忠さん効果で一気になにかの特色を獲得したいもんですね! でも、なんだろ……。
フツクロウ: 住みやすいぞ。物価も安いし。
ミライ: なるほど、住むなら普通がいいですもんね! なんの話でしたっけ。
フツクロウ: 東京は不寛容の話じゃな。不寛容に耐えたくない人はどんどん離れるし、すると、画一的な約束事を守れる者だけがその便利さを求めて集まる。東京は画一的になっていくんじゃな。
東京の人が好きな「グローバル」も危ないワードじゃ。グローバル化が語られるときは見事に画一的な意見じゃ。
あるところまで画一化が進んだところで、東京のクリエイティビティは落ち込むじゃろう。それが衰退するという理由じゃ。
ミライ: 東京タコツボ化っっ
フツクロウ: うまいこというのお(笑