ミライ: いつも出だしはワンパターン、ゆく年来た未来2014 誰も信じない真実シリーズ、(その6)に続いて、今回は(その7)、7月のネタからお送りします。いつの間にか後半に入りました!


フツクロウ: 早いもんじゃの。はて、7月はどんなキーワードじゃったかの。


ミライ: はい、こちらです。

感情感染実験領収書サイバー攻撃マップ巨大地震創造性の阻害奴隷労働者情報発信しない経営者「狂気(養殖)」クリエイティブ日本人守破離私立小学校共存共栄【未来への鉄則】クリエイティビティラジオ体操空気を読むメーヴェ失敗できる人都市ブランド講演会サービス対価子供を追いつめる原因人気ブログの鉄則

ミライ: ああ! 【未来への鉄則】シリーズすっかり忘れてた!


フツクロウ: ホ? ほんまじゃ。忘れとった。


ミライ: どうしましょう。


フツクロウ: どうしようの。


ミライ: 考えましょう。


フツクロウ: 考えよう。


ミライ: ところで、こないだ、

 [S]ぼっち飯に解決の糸口? 

で、そういうことが起こったのは若者が昔より空気読むようになったという話になったんですけど。


フツクロウ: ホウホウ、そうじゃの。


ミライ: 実は、この月に、

 [S]昔より空気を読む日本人 

 で、日本人はどの世代も昔より空気読むようになったと分析してました。それは共生共創を目指しているからではないかとも。


フツクロウ: ホウじゃったの。共生共創が意識されるにつれ、大学でぼっち飯ができなくなったというのはなかなか興味深いの。


ミライ: ほんとですね。さて、今日の「誰も信じない真実」はなんですか?


フツクロウ: うむ。今日の「誰も信じない真実」は、

日本人はクリエイティブ!

じゃ。


ミライ: えー、なんか前回よりさらに、とても「誰も信じない」レベルではないんですけど……。



フツクロウ: ホッホッホ。今回はさらに付け加えるぞ!


ミライ: お? なんですか?


フツクロウ: ホホ。それは

しかし、日本人は自身をクリエイティブと思っていない。だが、それでいい!

じゃ。


ミライ: ん? なんかそれは普通言わないですね。ネットには「クリエイティブになるには」みたいな記事わんさかありますし、ここミラフツでも盛んに取り上げてますよ?


フツクロウ: まあ確かにそうなんじゃが、今回はこの話の紹介じゃ。

 日本人が自分をクリエイティブと考えない理由 

アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本の5カ国の調査で、日本はアメリカを10%も引き離して「最もクリエイティブな国」と思われているそうじゃ。しかし、日本人は自分たちをクリエイティブと考えていないという結果も出ておる。


ミライ: はい。覚えてます。


フツクロウ: それはなぜか、それはずばり日本人は「道」が好きだからじゃ。


ミライ: 「道を究める」ってよく言いますもんね。


フツクロウ: 日本人は物事に対する時、「道を究めよう」という姿勢が好きじゃ。この過程で、いわゆるカイゼンと言われるような小さなイノベーションもいっぱい起こすし、時に大きなイノベーションも起こす。とてもクリエイティブじゃ。

 しかも大事なことは、これらは「イノベーションをしよう」とイノベーションが目的にはなっておらん。

 もし、イノベーションやクリエイティビティ自身が目的になったらどうなるか。突然アーティストでもないのに、紙粘土を取り出して、誰も作ったことのない作品を作る!と言いだして、なにか作ったらどうなるか。


ミライ: クリエイティブかもしれないけど、だから何? って感じですね。


フツクロウ: ホノ通りじゃ。人が一番クリエイティブでありたいときは、自分が本気で向き合っている物事についてじゃ。一番力入れて取り組んでいるものに、イノベーションを起こしたいんじゃ。


ミライ: はい。


フツクロウ: その姿勢こそが、「道を究める」という言葉に集約されとる。向き合っているものに実直に取り組む。しかし、究めるためには、大小様々なイノベーションを起こさなければならない。そのためにクリエイティブでなければならない。


ミライ: 実直に取り組む極限で研ぎ澄まされていくわけですね。


フツクロウ: ホウじゃ、ホウじゃ。