先週の日曜日、初めてローソンでカエルを捕獲し堪能したのですが、その後乱獲で絶滅寸前と聞き、さきほど近所のローソンに立ち寄ったところ、既に穫り尽くされておりました……。

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こちらは、先週捕獲したカエル
 
 「状況に応じて対応を検討中(2週間で姿を消すかもしれない ヤッホーブルーイングとローソンが共同開発した「僕ビール、君ビール」が売れすぎ)」らしいので、かくなるうえは全国のみなさん、穫り尽くして早く全滅に追い込んでください。ニホンウナギはそんなことしたら二度と食べられなくなりますが、このカエルは早く撲滅するほど再生も早いはず!!!

 ビール大好きなんですが、普段、一番絞り中心にとプレミアムモルツかエビスばかり飲んでいるので、こういう地ビール系がコンビニで出てくれるというのは、本当に私にとって大ニュースでした。

 今回これだけ人気ですから、普段ビール飲んでない人でも、試した人多いのではないでしょうか。久しぶりに飲んで、ビールってこんな香りだったっけ? とびっくりした人も多いはず。ビールの苦みが苦手という人でも、このビールならさわやかでまた飲みたいかもと感じた人も多いのではないでしょうか。

 そこで原材料を見ても、「大麦麦芽・小麦麦芽・ホップ」とだけ。香料とか入ってません。

 これがビールの楽しくまたすごいところです。麦芽とホップとあと原材料にはなぜか登場しませんが、真の主役、ビール発酵を担うイースト。たったそれだけの組み合わせで、かくもいろんな香りと味が出るのかと驚くばかりです。

 もし興味があるなら、さきほどあげた一番絞り・プレミアムモルツ・エビスを1本ずつ買ってきて飲み比べて見ましょう。どれも原材料は「麦芽・ホップ」だけ(そして真の主役イースト)なのですが、どれも味が全然違います。それはどれも大麦麦芽が中心です。一方「僕ビール、君ビール」は小麦麦芽も使っていて、あの特徴的なさわやかさが出てきます。

 バーに行けば、人気のベルギービールを始め様々なビールを楽しむことができ、それらはどれもこれも独特の香りや味を持っています。日本各地の地ビールもそれぞれやはり特徴があります。

 そういう意味で、スーパーやコンビニに並ぶ大手のビールは、確かに広いビールの世界から見ると、みなほぼ同じ分野に入るビール達で、多様性に乏しいのも確か。そんな中、より飲みやすい小麦系のビールをコンビニで手に入るようにしたのは、画期的なことで、あっという間に売れてしまうのも当然でしょう。

 これをきっかけに、またビールを飲む人が増えてくれるといいです!

 さてこれだけ多様なビール文化がありながら、ビール消費量は減少傾向でビール文化が崩壊しかねない状況です。