いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める記事[S]です。 

 こないだ、おみやけで国会(?)のお菓子頂きました。
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 このお土産を買う層はこの名前の元ネタ知ってるのでしょうか???

 ちなみにおいしかったです。悔しいけど、福山のローラちゃんシリーズよりおいしかったです。侮れない……。

 閑話休題。

 最近、農業ネタが多いミラフツですが、

 機械学習の天才プログラマーは嘆いている暇などない。農業を変えられる。  

 放ったらかし農法(?)はシステム化できるのか  

 もちろん、なにかしらの刺激で書いているのですが、その後も、話題が後を断ちません。巡回なんて全くしないのですが、fbとかツイッターとかにどんどん流れてくるのです。

 農業に目覚める若者、なぜ急増?遺伝子組み換え作物の農業支配、無農薬の自然栽培を破壊?  

 「カラダで覚える」は時代遅れ? 農業を"数値化"してみてわかった、成功と失敗のメカニズム | ログミー[o_O]  
 
 マイコンボード「Arduino」で自作センサー農業、栽培農家がソリューションベンダーに 
 
 地元農家と地場のIT企業がタッグ、気象ビッグデータで予測農業に挑戦  

 IT農業の推進者が語る「本質はセンサーとカメラじゃない!」 

 海外のアプローチも。

 農業従事スタイルが変わる。Google Glass用の農業支援アプリ「IntelliScout」

 怒濤の進撃です。

 この調子でいけば、ミラフツで予想した、さらに機械学習が使われるようになるだろう、あるいは山に仕事させて人間の手間は省く農業ができるだろうもさくっと実現されそうです。

 一方で、TPPで遺伝子組み換え作物が席巻するんじゃないかという心配もありますが、これは時代と時代のイデオロギーの全面戦争と言っていいでしょう。

 遺伝子組み換えは、古典的な工業的アプローチです。全く同じものを生産しようとします。そのためには、原料、工場も全く一緒でなくてはいけません。しかし、農業においては、作る場所は工場ではありません。自然です。無理矢理なるべく同じ環境になるよう作り替えて行かなければなりません。

 一方、自然農法など今日本で多くの人が挑戦しているのは、自然の中で、自然に合わせて育てることです。その土地、その気候にぴったりあう品種を選び、したがって、肥料も農薬もほとんど使わずに育てあげる。昔は農家の経験と勘が頼りでしたが、ITの発達でデータを計測し、蓄積し、解析することもできるようになってきたし、なにしろ ITで農家同士のノウハウを簡単に交換できるようになってきました。知恵と工夫で自然に合わせるのです。

 規模は遺伝子組み換え作物と比較しようものなら何ケタも違うでしょうが、前者は自然に歯向かうためのコストがかかります。ですから、価格的にも条件付きで戦えるようになるのです。

 さらに、

  放ったらかし農法(?)はシステム化できるのか  

でもちらっと書きましたけど、栄養を評価基準に入れれば、さらに競争力があがるかもしれません。

 IT技術の発達を背景に、多様性と知恵と工夫で、規模に対抗する、これがこれからのトレンドです。

 極めて似た動きをしているのが教育です。いずれ頼まれなくても紹介する日が来ますが、今日は最新の教育システムを見てきました。しかも、人口10万人の福岡県糸島市で。糸島シェアハウスとかで名前は少し知名度がありますが、素朴な地方の街です。そこで始まっている学習塾の手法は、ああ、これからの教育はこうなるのかと素直に納得させられるものでした。

 昔の教育は工場型。同じ(優秀な)人材を作ることを目指します。昔は、実際工場で同じものを作り出すために、同じような人材が求められていたのです。