いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。
facebook が無断で感情感染実験やって物議を醸していますが、もちろんそれはそれで問題なのでしょうが、その結果の方に興味があって、つまり感情が感染しているという結果です。
70万人近いFacebookユーザーが、ポジティブあるいはネガティブに偏ったコンテンツを見せられた。研究の結果、ポジティブなニュースフィードを与えられたユーザーはよりポジティブな内容を投稿し、ネガティブなニュースフィードを与えられたユーザーはネガティブな内容を書き込んでいたことがわかった。 (Facebookによるユーザー感情操作実験の倫理性)
やっぱりそうなんですね。ネガティブな情報は観てるだけでネガティブにひっぱられてしまうのです。
ポジティブなことしか流さないニュースというビジネスプランを昔考えたことがあるくらい、とにかく周りのネガティブな情報の多さには辟易します。本当なら、ネガティブな情報源はなるべく避けたいところなのですが、「未来の普通」をやっているとそういうわけにもいかず、「未来の普通」をやっている唯一の弊害でしょうか。
先日囲碁の本因坊戦の解説で、聞き手の吉田美香八段が雑談で「テレビはあんまりみない。ニュースも事件や事故の話題が多くて見なくなった。子どもに見せたくないので」と話されていました。確か、世の中がそんな事件ばかりの世界だと思って欲しくないみたいな理由でした。やっぱりそういう風に考える人いるんだと参考になりました。うちもなんだかだとほとんど見ないのですが、見ないばかりでなく、鶴瓶の家族に乾杯みたいな日常を映す番組を積極的に取り入れた方がいいのかもしれません。
たまーに見るコナンは最悪?(苦笑
改めてこういう話を聞き、自分の周りのネガティブな情報の量を改めて観察して、量をコントロールしようかなと考えているところですが、ネガティブな情報を締め出せばいいというものではありません。
たとえば「津波だ!」という情報はのがさずキャッチして、すぐに逃げなければなりません。この例えこそが私たちがネガティブな情報に敏感な理由で、自らに降り掛かるかもしれない緊急性の高い危機はすばやくキャッチして対応しなければなりません。
しかし、身の回りにあるネガティブな情報にいちいち過敏に反応していては、体が持ちません。どうすればいいのでしょうか。
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