この素晴らしいまとめにインスパイアされました。
「考えてるつもり」をなくせ!【思考言語化】習慣を身につける方法! - NAVER まとめ
とあるように、思考を整理する上で言語化はとても大事なステップです。「イメージはできているけれど、言葉にするのは難しい」なんて事ありませんか?
ただし、少し前ここミラフツの右脳バランス編でいろいろ考えたように、言葉で考えていることは一部でしかありません。私たちの脳は言葉を使わずに考えていることもたくさんあります。前回
[S]共生共創を素朴に理解できるのか。
で東浩紀さんのツイートを取り上げましたが、そのツイートのすぐ前にこんなツイートもありました。
「本当に大事なことは言葉にできない」とあります。言語化は大事だけど、それだけでは足りません。ということで3ステップで考えてみました。人間、大人になればなるほど、現実の世界は言葉を尽くしてもどうしようもないことばかりだと知るし、本当に大事なことは言葉にできないのだと思い知るわけで、ソーシャルネットの主要ユーザーが「子ども」であるというのは、決して現時点だけの話ではなく、けっこう本質的なことなのではないだろうか。
― 東浩紀 hiroki azuma (@hazuma) 2014, 4月 2
ちなみに、その東浩紀さんの言葉、今はたとえば instagram だの vine だの簡単に言葉以外で伝える技術が発達してきたので、「ソーシャルネットの主要ユーザー」が「子ども」でなくなることが来るのだろうかと妄想しています。
閑話休題。3ステップ行ってみようと思います。
1. どんどんイメージする
多様化の時代、イメージの力はめちゃめちゃ大事です。うちでおそばが出たとき、子どもに「これは音立てて食べていいのか」と聞かれたことがあります。そうめんはよい、スパゲティはだめということはしっていましたが、さておそばは?というわけです。
たとえば、暗闇を目の見えない方の案内のもと、歩き回る「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」というワークショップがあります。この体験をすれば、目の見える人でも目の見えない人の世界を少し実感できて、いろいろ共感もすることでしょう。
でも、それに留めてはもったいないです。世の中には目の見えない人だけでなく、耳の聞こえない人、腕のない人、足のない人いろんな障害があります。それぞれ全てについて、それぞれのワークショップを受けなければそれぞれに共感できないようでは、時間がいくらあっても足りません。「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を体験したら、目の見えない人だけでなくできるだけいろんな障害に思いを馳せる力が、現代では必要です。
10階から飛び降りたら死ぬということは、経験しなくても学ばなくてはなりません。なんでも経験することはとても大切ですが、その経験から、どれだけ伸びしろ伸ばしてイメージするかはもっと大事です。
それらが言語化していなければ、思考は整理出来ていないのかもしれませんが、どんどん経験してどんどんイメージを広げるためには、いちいち言語化している暇もありません。大事なことは言語化すべきですが、同時に言語化が追いつかない貪欲なイメージ力も大事です。
2.「考えてるつもり」をなくせ!【思考言語化】習慣を身につける
第2ステップは冒頭のまとめにふんだんにまとめられています。なにか考えてみたいことがあれば、どんどん言語化してみましょう。最近だと「マイルドヤンキー」という言葉が流行ってます。これも漠然とそういう層があるということは分かっているのですが、何かぴたっと来る言葉がないと、概念化できません。
ビジネスプランなどでも、「我々の製品」みたいに表現されていることがあるのですが、それだと実は、何が製品か良く分からない場合があります。サービスなのか?モノなのか?名前が付いてないというのは、イメージができてなくて付けられない場合がほとんどです。
単に単語を作ることだけが言語化ではありません。このブロマガはイノベーションプラットフォームですが、それはブログ記事に言語化し思考が整理されることで、創造性につなげる仕組みです。数千字の文書に言語化することで、きめ細かに論理を組み立てることができます。
3.コラージュに作り直す
第3ステップは、その言語化された思考をコラージュに作り直すことです。詳しくは、右脳バランス編で書きましたが、
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