いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。
先日NHKのニュースで”「世界のニッチ企業」100社を選定”という話題が出ていました。
調べてみると経済産業省のグローバルニッチトップ(GNT)企業100選という試みで今回が初めてだそうです。
「世界で頑張るニッチ企業」100社選出 超極細糸繊維から即席麺製造ラインまで 経産省 - MSN産経ニュース
タイトル見ているといろんなものがあって、面白そうなのがたくさんありますが、タイトルだけだとその製品が世界で高いシェアを持っているかを知ることができないのが残念です。
経産省ではこの107社を小冊子などでPRする。とのことで、小冊子見るのが楽しみです。
世の中には iPhone のように誰もが知っててみんなほしがるような製品もありますが、世の中それだけでは回りません。NHKの記事では、
と、脳動脈りゅうの手術用クリップが紹介されていて、そんなものがあることを知っている人も少なかったし、必要とする人もごくわずかですが、これがなければ救えない命もあるのです。このうち東京の医療機器メーカー「ミズホ」は、脳動脈りゅうの手術用クリップで40%の世界シェアを持っています。このクリップは大きさが5ミリ程度で、脳動脈りゅうの破裂を防ぐため、脳の中に埋め込んで動脈りゅうに血液が流れ込むのを止めるものです。
こういったニッチだけどすごい製品は無数にありますから、今回の賞もとりあえず「100」から始まっています。多いと思うかもしれませんが、むしろ少ないくらいです。大企業のヒット商品は今の普通ですが、ニッチのヒット商品の中には未来の普通に成長するものも出てくるでしょう。その瞬間を見たいとかあるいは自身の事業の成長のヒントにするには、それなりの数を見ることが効果的です。昔は大変でしたが、いまは情報時代。こういった賞ができることも含め効率よくみていく方法はどんどん進化します。
この100選を1つずつ紹介ような番組とかもできるかもしれません。水族館の大型アクリルパネル製造の「日プラ」なんかは、テレビでも見たことありますけど、ああいうのが毎回見られるということですよね。
この100社の売上あわせると大企業何社分になるのか気になります。大企業は7社選ばれているようなので、計算の仕方は工夫しないといけませんが、それが分かれば、ニッチで大勢でがんばればこれくらいのインパクトがあるんだと言えそうです。頑張っているのは大企業だけじゃないんだぞと。これまでの不況について大企業は業績が落ちたけど、中堅だか中小はむしろあがっていたというような記事を見た記憶があります。中堅・中小もっとやれやれ!
ところで、このニッチそうなタイトルの中で、日本電子株式会社の透過電子顕微鏡
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