ミライ: 今回は久々六葉未来点(?)です。この間、TBS夢の扉+を見て感動したんです。

 唾液からがん発見!1滴の血液から肝臓疾患を判定! 生命科学に革命を起こす、“究極の成分分析技術”

フツクロウ: ホウ。今まで血液中の10種類程度の成分しか調べられなかったところが、開発された『メタボローム解析技術』では、
代謝物を一度に数百種類も分析することを世界に先駆けて可能
にしたのか。すごいの。

ミライ: 「わずか1滴の血液から、肝臓がんなど9種類の肝臓の病気も短時間で判定」できるそうです。人間の病気だけでなく、食物の成分も分析できるので、たとえばご当地野菜が他の類似の野菜に対して、どんな栄養素が豊富かなんてことも調べられるようです。

フツクロウ: ふむふむ。画期的じゃの。人のゲノムを読むのにバラバラのを全部読んで、標準のと比べて照合するとか、便の中のDNAを全部調べて腸内細菌の機能を調べるとか、根本的な発想の転換で検査のブレークスルーを起こした例に並ぶブレークスルーじゃの。

ミライ: しかも、山形県鶴岡市に“ゼロからつくった研究所”で開発されたというのがすごいです。

フツクロウ: ホじゃな。年々地方の存在感が大きくなっているんじゃないかの。中の人1が活動している未利用資源事業化研究会でも、事業化を考える上では「日本グローバル」な視点を持つことで、解決策が見えてくることもあるしの。そろそろ「地方でなきゃ面白いことはできない!」とかいう著名人が現れれて、ますます注目されるんじゃないだろうか。

ミライ: そんなことになったら楽しそうですね〜。研究所のある鶴岡市の市民をこのメタボローム解析技術で、長期間トレースして、新しい知見を得ようというプロジェクトもするようです。これも地方だからこそ大きな協力が得られそうですね。

フツクロウ: ホウじゃの。シリコンバレーは町ぐるみでアントレプレナーを