さごし のコメント

うちの父親は、最後の「ようやく自律性を尊重できる時代になり、
親ラブ族も生まれた」という固まりに書かれてる、
共同体や社会の一部品として生きる昔ながらの男です。
加えて金の亡者で、人としての温かみもなく、上には媚びて
下には横暴というどうしようもない人間でした。
頭ごなしに自分の考えを押しつけ、それが親として当然の行いだと
勘違いしていましたし、子どもの反抗は全て押さえつけられました。
小さい頃から大嫌いでした。父親だからどうこうじゃなく、
人として関わるべき相手じゃない。

まあ、うちの父とか、>>1>>7の父とか(彼らの父親がどういう人
なのか知らないので、その可能性があるというだけの話だが)、
そういうおかしなのは嫌って当然だし、いわゆる毒親からは
無理にでも離れないと危険なことが多いと思います。

この記事は、そうじゃない、ちゃんとした人が父親の場合の話だと
思います。何をもって「ちゃんとした人」か、という疑問はありますが、
私が思うに、他人の気持ちをわかってあげて、自分が間違ったことをしたら
それを認められる人だというのは最低限の条件ではないでしょうか。
おそらく>>5の父はそういう方なのでは。
それを前提として記事をみたところ、間違ってないと思いますよ。
親が子にできるのは最低限のことだけですし、あまりやりすぎると
おかしくなるのです。

ただ、子が自立する過程で、自分と他人の境界を何らかの形で定義する
必要があり、それがしっかりなされる、反抗というのは必ず起きる
ものだと思います。この記事の執筆者が、成長していく子どもの心中を
的確に推し量り、適切な距離を取り続ければ、もしかしたら子どもは
親に反抗する必要がなくなるのかもしれませんが、代わりに親以外の
存在に反抗することになりそうですね。
「親ラブ族」が両親以外の相手とどう過ごしているのか、
記事には示されていませんから推測するしかありません。

No.25 139ヶ月前

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