以前も、六葉未来点で取り上げたクルム伊達さんがまたまた快挙です。
クルム伊達 大会最年長!42歳で3回戦進出!
残念ながら三回戦では負けましたが、すごい記録です。
強さの秘訣は、
「とにかくよく食べてよく寝る。昨夜は19時半には夕食を食べ終え、22時前に就寝した。子供のような生活」というクルム伊達さん。今回もコメントに痺れました。
ークルム伊達、選手生命支える「シンプルな生き方」
「20代の頃はツアーもテニスも全てエンジョイしていなかった。今はテニスを愛しているし、情熱を持っている」40代として、全盛ではないけれど、ちゃんと新しい姿勢で挑戦し続けていることが良く現れているのではないでしょうか。
20代、30代の人にとって、それから先というのは、見た目的にはおっさん、おばさんになっちゃうし、体力も衰えるし、良くなるというより悪くなるようなイメージをお持ちではないでしょうか。でも、こんな風に40代は40代でいきいきと生きてるし、40代から言わせれば、20,30代よりもっと充実しているとも言えます。クルム伊達さんを見てるとそんな気がしませんか。
クルム伊達さんでなくても、世の中には40代を生き生きと楽しんでいる人がたくさんいます。ただ、活躍の場が下の世代とは違うので下の世代の人にはなかなかピンと来ません。運がいい人は自分の上司の活躍で見ることができますが、子どもがいない人が子どものいる人に「子どもはいいよ」といくら言われてもよく分からないのに似ています。
ですから、クルム伊達さんみたいな活躍があれば是非その世界を垣間見てください。他にも、例えばサッカーの三浦知良さんとか野球の山本昌さんでしょうか。
私の場合は小錦でした。相撲では、横綱は成績が悪くなると引退することになってますが、小錦は大関止まりでしたので、負けが多くなり、番付が下がっても取り続けることができました。当時は「なんて引き際の悪い」と嫌悪しましたが、それでも楽しそうに相撲を取る小錦を見て、そうかそういう取り組み方もあるのかと知りました。もちろん小錦の前にも後にもそういう力士は一杯いますが、私の考え方を変えたのは小錦だったのです。
同じ現役フィールドでも若い世代以上に楽しんでいる選手がいるように、40代は若い世代とは違うフィールドで、楽しんで生きています。もちろんそうじゃない人もいるでしょうけど、それはどの世代でもあまり変わらないのでしょう。
そう私は40代で50代くらいまではイメージできますが、そこから先はよく分かりません。歳は取ってるはずなのに、でも生き生きと生きている人はいっぱいいます。なんといっても、80歳でエベレストに登った三浦雄一郎さんなんて例もありますし。農村の方だと、「60歳なんてまだ若造」という世界らしいですし。きっといくつになっても、「今が一番充実している。」と言える生き方はできるようです。
何歳になったら絶望なんて考えずに、30になったら、40代を、40になったら50代にちょっと憧れてればいいのではないでしょうか。そしたら毎日のストレスが少しだけ減る気がします。
・併せてどうぞ
【*六*見せる野菜収納で野菜も生き生き新作、他】 クルム伊達さんの生き方についてこの記事で紹介(会員向け)。
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人間やろうと思えば何歳からだってやれるんだなと強く実感