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地方都市の魅力に迫ろう(その3)/快適レジャー

2013/05/09 11:45 投稿

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 人口75%が住む地方都市の魅力に迫るシリーズその3です。
 
 地方都市の魅力といっても、日本中の街の大半は地方都市で、魅力もその街様々です。それがまさに地方都市の魅力を取り上げにくい要因だと思いますが、このシリーズでは福山市の例だけで押し切ってみようと思います。

 さてゴールデンウィーク後半の四連休。三日目・四日目はキャンプに行ってきました。瀬戸内海の広島県尾道と愛媛県今治を結ぶ「しまなみ海道」を使い、大三島(おおみしま)のキャンプ場です。
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しまなみ海道(google maps)
 
 キャンプは3年ぶりなのですがうまくいったか、時系列で紹介します。

 3日 実家の田植えを手伝う。順調で、4日で終わる目処が立ったので、5、6日にキャンプに行こうと決断。キャンプ場など調べ始める。温泉がある大三島を第一候補に。

 4日 田植え二日目。終わった後、電話で予約。あっさり一件目で取れる。実家に薪をもらって帰る。田植えでばてて、準備ほとんどできず。

 5日 いつも通りに起きて、キャンプの準備開始。そういえば次男が成長したので、大きな折り畳み椅子もう一ついる。行きにホームセンターに寄ろう。11時前に家出発。ホームセンターに寄り、お昼ご飯も仕入れ、12時前に再び出発

 13時頃 道の駅到着。特に渋滞はなし。ちょっと休憩してキャンプ場へ。オーシャンビューな絶好の場所にテント・タープ設営。
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 今まで林間や高原ばっかりで、こういうの一度やってみたかった!のがいきなり実現。感動。子ども達も砂遊びや岩場遊びとか楽しそう。潮の満ち引きに心引かれるよう。

 15時頃 のんびり海を眺めながら過ごすが、連れに「暇」と言われる。長いブランクの後だったので、昼ご飯は作らず、夜はカレーの予定と手間は最小にしたところ、なにもかも順調なため、あまりにも時間を持て余すことに。だらだら。その後、ちょっと観光して温泉行ってカレー食べて星見て寝る。

 6日 のんびり起きて、のんびり食べて、のんびり片付けて、出発は11時頃。昼ご飯食べて、観光。樹齢三千年の楠が祭られている場所はすがすがしい空気に包まれ、とても心が落ち着く。いつまでもいられたらいいのに。子ども達も木をじっとみつめてたり、きっと原風景になるに違いない。その後車で走るうち、岩場もある砂浜発見。前回に続き、ほとんどプライベートビーチで、潮溜まりほじって遊ぶ。

 16時頃 帰路に付く。特に渋滞もなく、1時間で家に付く。2時間もかからずだいたい片付く。普段に近い夜で、次の日からの日常に備える。

 なんて快適。3年ぶりのキャンプはちょっとしたカルチャーショックでした。東京の時のキャンプも楽しかったけど、比較してしまうと、う〜んと考え込んでしまいます。

 ・直前の計画でOK。ゴールデンウィークなのに、直前の予約で取れてしまう余裕さ。普通に良いキャンプ場だったので、これが首都圏近郊だったら空いてるなんてありえない。

 ・車がある。東京ではレンタカーでした。レンタカー代が月極駐車場代にもならないので、割り切ってはいましたが、レンタカーを借りて、マンションのエレベータで荷物を運んで、返す時はその逆というのはそこそこ手間です。今は家の隣に車ありますから、この手間はほとんどなくなります。

 ・近い・渋滞がない。東京は自然が遠いです。混む中央道は諦め、アクアラインを使って房総方面にして、帰りは千葉のほう回って、早めに高速降りて渋滞に巻き込まれないように工夫したり。それでも3時間くらいは見ておく必要がありました。
 キャンプと言えば、前日に完全に準備を終わらせ、7時に起きて、子どもの準備をさせつつ、レンタカー借りて荷物積んで9時過ぎ出発、12時過ぎ現地到着。帰りも早く出る必要あり、片付けは一部次の日みたいな、どうしても大掛かりに。最終日にへとへとになるのは辛いですから、渋滞は最終日の一日前が一番ひどくなるのも分かります。

 でも今回は、行きも出たの昼頃だし、帰って来た夜はまあもう日常の夜に近いものがあり、最終日に入れても問題なし。移動が楽な分、レジャーを存分に楽しめます。

 しまなみ海道は自転車の人もたくさんいて、とても気持ち良さそうでしたし、釣りしてる人もたくさん。キャンプ以外にもいろんな楽しみ方がありそうです。

 これが、地方都市のレジャーです。ゴールデンウィークですら、こんなに快適に過ごせるのです。私の親は京都に住んでいるので、たまに車で帰りますが、年末年始でも、向かいの大渋滞を横目に渋滞なしで往復できます。新幹線や飛行機国内線も取れなくて困ったことはありません。混雑を避けるためちょっとずらすとか、工夫しなくても大丈夫なのです。

 大都市以外に住む75%の日本人にとっては、連休はこんなです。連休になると必ず大混雑・大渋滞のニュースが流れますが、実は日本人の余裕で半数以上にとっては「ふ〜ん」な他人事なのでした。

・併せてどうぞ
 【地元が楽しくなってきた。】 観光客より地元の住人が楽しめる町を目指して
 地方都市の魅力に迫ろう 目次 

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