初音ミク発売当初から、ボーカロイド関連をちょくちょく覗いてますが、 ボーカロイドのグラフィックを以て「キモヲタ」という批判?には違和感がありますね。 (合成音声に対する嫌悪感、となるとヲタという言葉は付かない) あまり言及されている場面を見ませんが、そもそもソフトのパッケージに何故ミクのイラストが載ったかというと、 その当時は「ソフトウェアの擬人化」というやや大きな流行があったんですよ。 覚えている人は覚えてるかもしれませんが、ふたばチャンネル発の「OS娘」が火付け役。 (OS娘も初音ミクと似たようなユーザ主導の存在で、語ることがあるのですが割愛) はっきり言って当初は、初音ミクのグラフィックのオタ受けはあまりよろしくなかったように思います。 一言で言うと「地味め」。OS娘と比べれば、そういったオタの琴線、美意識とはちょっとずれてます。 そもそもクリプトンのインタビューでも「あくまでDTMソフトなのだからあまり萌え要素を 入れ過ぎないようにした。オタク要素が強いと本来の客層が手を出しづらくなる」 ということを言っいてたと思います。発売当初からヲタ的なものとはある程度、距離を置いていたんですよ。 ユーザもクリプトンも「初音ミクのイメージ」というものを尊重し大切にしているのは 今更説明するまでもないのですが、その過程でクリプトンは「初音ミクの二次創作に対するガイドライン」 を策定していったのはご存知の通り。その中で少しヲタに反響があった項目があります。 細かい表現は失念しましたが、身も蓋もない言い方をすれば「エロ同人への利用禁止」 現在どうなっているのかは知りませんが、当時はある意味でヲタとの決別宣言だったように思います。 その選択は今考えれば正解で、ミクの清廉なイメージは守られ 企業ともコラボレーションするような存在になったわけで。 (こういった経緯があるので、最近あったエロ利用に失望して配布停止という騒動は非常に残念) このような事から個人的には初音ミクというのは、現在の動物的消費主導なヲタコミュニティとは違う、 クリエイティブな人達主導の健全な創作コミュニティというイメージがありますね。 そういったわけで、「キモヲタ」という批判?には、実は強い違和感があったります。 (コメントがかなり長くなってしまった;)
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未来の普通
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初音ミク発売当初から、ボーカロイド関連をちょくちょく覗いてますが、
ボーカロイドのグラフィックを以て「キモヲタ」という批判?には違和感がありますね。
(合成音声に対する嫌悪感、となるとヲタという言葉は付かない)
あまり言及されている場面を見ませんが、そもそもソフトのパッケージに何故ミクのイラストが載ったかというと、
その当時は「ソフトウェアの擬人化」というやや大きな流行があったんですよ。
覚えている人は覚えてるかもしれませんが、ふたばチャンネル発の「OS娘」が火付け役。
(OS娘も初音ミクと似たようなユーザ主導の存在で、語ることがあるのですが割愛)
はっきり言って当初は、初音ミクのグラフィックのオタ受けはあまりよろしくなかったように思います。
一言で言うと「地味め」。OS娘と比べれば、そういったオタの琴線、美意識とはちょっとずれてます。
そもそもクリプトンのインタビューでも「あくまでDTMソフトなのだからあまり萌え要素を
入れ過ぎないようにした。オタク要素が強いと本来の客層が手を出しづらくなる」
ということを言っいてたと思います。発売当初からヲタ的なものとはある程度、距離を置いていたんですよ。
ユーザもクリプトンも「初音ミクのイメージ」というものを尊重し大切にしているのは
今更説明するまでもないのですが、その過程でクリプトンは「初音ミクの二次創作に対するガイドライン」
を策定していったのはご存知の通り。その中で少しヲタに反響があった項目があります。
細かい表現は失念しましたが、身も蓋もない言い方をすれば「エロ同人への利用禁止」
現在どうなっているのかは知りませんが、当時はある意味でヲタとの決別宣言だったように思います。
その選択は今考えれば正解で、ミクの清廉なイメージは守られ
企業ともコラボレーションするような存在になったわけで。
(こういった経緯があるので、最近あったエロ利用に失望して配布停止という騒動は非常に残念)
このような事から個人的には初音ミクというのは、現在の動物的消費主導なヲタコミュニティとは違う、
クリエイティブな人達主導の健全な創作コミュニティというイメージがありますね。
そういったわけで、「キモヲタ」という批判?には、実は強い違和感があったります。
(コメントがかなり長くなってしまった;)