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ミライ: これ素敵な話ですね。

 リーダーはどこから生まれるか - jkondoのはてなブログ 

一人でラジオ体操をしていたら、一人教えてほしいという人が現れたけど、反対に体操できないから、背中見て勝手にやってと受け入れた。
するとそのおばさんの仲間が次々と朝のラジオ体操に参加しはじめ、今では多い時に40人ほどが集まるようになったというのです。

そのページのコメントにもありますけど、TEDの有名なこのプレゼンそのままのストーリーです。

 デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」  

このプレゼンでは、音楽に合わせて一人が踊っているところに、一人が合流することでその後次々と人が集まり、最後は数えきれない程の人が一緒に踊りました。デレク・シヴァーズさんは、このことからリーダーも大切だが、最初のフォロワーも大事だと説明しています。最初のフォロワーができることで、そのリーダーにどのようについていくかが分かり、他の人も付いて行けるようになるのです。

 ラジオ体操の話は、もうこの話そのまんまなんですよ。

フツクロウ: じゃなー。「背中を見て勝手に真似してくれるなら構わない」というリーダーがリーダーらしからぬところが、話としてむしろ出来過ぎなくらいじゃ。

ミライ: ですね(笑 TEDのお話が、ラジオ体操みたいに超日本的なエピソードで紹介できるようになったなんて、嬉しいです!
 TED という海外でも大喝采を受けてますから、リーダーというのは、日本海外問わずこういうものなんでしょうか。

フツクロウ: ホウじゃな。なにか新しい社会運動やイノベーションでは、このように、リーダーが先にあるのではなく、まずその活動を愚直に続ける人がいて、それに共感してフォローする最初の人が現れることで大きくなっていくのが、より自然かもしらんの。
 一方でプロ野球のチームが優勝目指してがんばるぞというように先に目標が決まっているようなところでは、その目標を達成するのには誰が優秀なリーダーかと先にリーダーを探すことになる。

 日本はもっとリーダーが必要と言われるが、今社会により必要なのは昔からの分かりきった目標に確実に進む力でなくて、より良い社会に変わって行くために今までにない方法でアプローチしてイノベーションを次々起こすことじゃ。

 次世代のリーダー育成とかいうのは、今存在している企業・組織には大事だが、社会全体としては、そんなことより、「こうやって踊れば社会良くなるんじゃね?」とラジオ体操を踊る人が必要じゃないかの。しかも、誰かが「そうだね」と分かるまで、ひたすら毎日。誰かが来てくれたら踊り方をどう教えるとかで悩む必要もない。それは、こんな風に来てくれた最初のフォロワーが解決してくれるかもしれんからの。

ミライ: なるほど。リーダー論うんぬんより、リーダーが必要となるようなアクティビティをいっぱい必要としているということですね。

フツクロウ: ホウじゃ、ホウじゃ。ただし、リーダーシップは必要じゃ。以前も紹介したように、リーダーでないメンバーも自分の部分についてリーダーシップを発揮して進められれば、全体に大きく貢献するじゃろう。自分サイズのリーダーシップはできれば身につけたいの!

・併せてどうぞ
 【「競争ってすばらしい」の裏側】 自分のためのリーダーシップのお話が出てきます。

ミライ: そうできるといいですね。最後に六葉未来点(?)お願いします。