９月に壮大な社会実験として始まった「ブラックジャックによろしく」の二次利用自由化、おかげでこんなおふざけものびのびできます。第四外科の教授、大ファンです。


　「ブラックジャックによろしく」の二次利用自由化は８月に著者佐藤秀峰さんからアナウンスがありました。上記のようなおふざけはじめ、マンガのすべてを自由に使っていいというのです。

　その時の記事：二次利用＠FREE!! の衝撃～「ブラックジャックによろしく」～ 

　そして一ヶ月ですばらしい効果だと著者から報告がありました。

　「ブラよろ」二次利用フリーにしたらすごいことになったよ報告。

今分かっているだけでもすでに新規読者を36万人獲得したということになります

　しかも、きちんと収入も増えているそうです。

漫画 on Webでの売り上げは、ここ数日さらに加速しています。 具体的に数字を出すと、毎日5万円以上は売り上げがあります。 企業として考えれば小さな数字かもしれませんが、これが維持できれば雑誌媒体で活動せずとも、なんとかそれだけで執筆活動を維持できそうかな？という所までは来ました。

「ブラックジャックによろしく」以外の著作を販売している電子書籍サイトでは、（中略）概ね前月までを上回りそうです。

　マンガそのものは自由に流通させて、その波及で充分収入を得るという方法がプロでもできました。実験大成功です。

　例えばニコニコ動画で最初ボーカロイド曲の動画をアップしているうちにデビューしてCDなどで収入が得られてという人は、最初からその仕組みに乗れる人が乗るからいいですが、すでにプロの人がこういう仕組みに転換できるかというのは全く別の問題です。本当に勇気のある行動だったと思います。大成功おめでとうございます。誰もが成功する訳ではないでしょうが、今後続く人も出てくるでしょう。

　これからも二次利用の世界はますます楽しくなりそうです！

　ところで、冒頭のみたいに、適当なコマに適当な名台詞を適当にぶち込んでくれる自動台詞変え機械欲しいです。大半は意味不明なんだけど、100回に1回くらい味のあるのができのではないかと。ちなみに今回８巻からおふざけに使いましたが、その時読み直して泣きました。この巻は泣かずに読めない。




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