長男が中一ですが、長男も含め、精神年齢が自分の頃よりずっと低いことに戸惑っています。私が中一の時はちょうど父親が単身赴任したこともあって、すごくよく覚えているのですが、精神的には親から自立した頃です。
しかし、今の中一なんてまだまだ親とべたべたに仲がいいのです。
まあ時代が違うなあと受け入れるしかないのですが、たとえば身近に不登校やいじめみたいな話をパラパラ聞くようになって、その背景を聞いていると、どうにも子供達の精神年齢が低いのです。
子供の精神年齢が低い原因は明白で、遊ばなくなったからです。私が子供の頃は高学年にもなれば、暗くなるまではずっと友達と遊んでましたし、そこに大人はいません。その瞬間私たちは自立していました。少子化が進んだり子供が事件に巻き込まれることも多くなったため、今ではそんなわけにはいきません。子供たちが自分たちだけで行動を決めることははるかに少なくなっています。
しかし、中学生になり大きなクラスができてしまえば、先生がなにもかも介入できない世界があります。そこで幼稚なコミュニケーションをしているうちに、問題を抱えてしまう生徒が増えてしまう、そんな風に見えます。
なんでも長男はコミュニケーションの授業があるそうで、レストランで注文を正しく聞き取る課題をやるそうです。
それって幼い女児がおままごととかでさんざんやるやつですよね。きっと今の女の子はおままごとしなくなってるんでしょうね。それで授業に昇格しているのではないでしょうか。一方男の子はそんなこと全然やってませんでしたが今までコミュニケーション能力に難ありでしたが、これで平均化されて、コミュニケーションは女性の方が上手という定説はそのうち崩れてしまうのかもしれません。
話がそれてしまいましたが、コミュニケーション能力だけでなく、子供達の自立心を意図的に育むことも今後急速に課題になっていくことでしょう。
学校は生徒を管理した方が運営が楽なのかもしれませんが、子供達と大人たちの距離が近くなったことで子供の自立が遅れているため、今までのように管理していては、他に歪みがでています。
学校によっては、どんどん子供に任せる運営をしているところもあると聞いています。そういったところがどういった実績をあげていくのか気になるところです。
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: とはいえ、「自律」を校風にしている学校なんてたくさんありますから、今すぐにでもデータ取れそうですね。
フツクロウ: ホホウ。
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