タワーリング・インフェルノ
まずは公式で紹介されていたものの中から。これって15に入るくらい有名なんですね。生まれて初めて観た映画なので、客観的な評価が良く分からないのです。幼い頃ゴレンジャーとかの子ども向け映画は自分の知らないどこか遠いところでしかやっていないと思い込んでいる中、親がチケットをもらったとかで、生まれて初めて観た映画。
ビルから人が燃えながら落ちたりとか、恐怖の限りが尽くされた映画。字幕はほとんど読めないけど、ラストで「死者が200人」(違ったらすいません)とか出るし。(読めなくていいし!!!)と心で叫んでました。
5歳くらいの頃にこんな映画を見せる親って・・・・。
これでトラウマになり映画には寄り付かなかったものの、その後エアマイコン少年(マイコン持ってないけど雑誌I/Oを見てウへウへする)になり、中学時代、映画「トロン」にどうしても行きたくなり、映画歴が復活したのでした。
「タワーリング・インフェルノ」も、後に見直して凄く良くて、スティーブ・マックイーンのファンになりました。いぶし銀という言葉を彼を通して知りました。
「タワーリング・インフェルノ」、パニックものの最高峰の一つです。死ぬまでに観たい。
ダイハード
ということで、ビルもの大好きです。「タワーリング・インフェルノ」を超えるビルものなどできっこないと思っていましたが、ブルース・ウィルスの不運っぷりにすっかり虜に。かつてこんなに情けないヒーローがいたでしょうか。わんわん泣くし。情けないヒーローものの最高峰です。死ぬまでに観たい。あ、もちろん、「ミッションインポシブル」も大好きです。
ターミネーター
友達に誘われ先行オールナイトで観ました。箝口令が敷かれほとんど前情報がなかったため、観たときの衝撃は映画人生筆頭です。無理無理無理、こんなの絶対逃げられるはずがないと絶望しながら観てました。
もちろんこの後、シュワちゃんも有名になったし、映画もあの「ターミネーター2」につながっていくし、誰もが知る存在になっていくわけですが、まだこてこてのB級映画の段階で先行オールナイトで青田買い的に観られたのは、人生のちょっとした自慢です。誘ってくれた友達に感謝です。
あー、当時は銃が好きだったので、あのレーザーポインタにはしびれたなあ。
B級映画の最高峰です。死ぬまでに観たい。
ちなみに、これでシュワちゃんのファンになって、この後しばらく全部観てまして、そしたら、つい最近さらにこてこての「コマンドー」がニコニコ動画で大人気と知って嬉しくなりました。MADいろいろ観ましたけど、そもそも吹き替え版を観るのが初めてで、そこから楽しかったです。
ニコ動のおかげで昔のものがいろいろ発掘されてて人生幸せです。ギャバン一挙再放送とか。ニコ動万歳。
追記: こんな記事見つけました。
「ターミネーター製造禁止」のキャンペーン始まる。
確かにもうリアルに作れそうな時代なんですね。
ゴッドファーザー PART II
おいらの家族感の原点。初めて「大きな仕事」を終えた後も、帰ったらいつもと同じように微笑みながら子を抱きあげる。大学の頃、そのシーンに感動し「梵天丸もかくありたい」と心に植え付け、今実際に家族を持つようになり、人生の節目ではこのテーマソングが心に流れます。人生はハードボイルドだぜ。
死ぬまでじゃなく、家族を持つまでに観たい。
ちなみに、PART III は 16年後の1990年に作られたので、私の場合は、I, IIを観たすぐ後に観られるという幸運がありました。映画館で初老の夫婦が仲良さそうに観に来ていて、もしかして16年前若い頃に一緒に観てて、また一緒に観に来たんだろうか、だったらなんて幸せなことだろうと、勝手に羨ましく思ってました。憧れる。だからPART III も大好きです。たとえ世間の評判は低くても。
この辺は「地獄の黙示録」とか、「アンタッチャブル」とか、いろいろ捨てがたいけど、次。
七人の侍
観ましたよ。映画館で上映したのを。レンタルでも観てたけど。長いので途中休憩が入るんですけど、フィルムは止まらなくて、画面の真ん中に「休憩」って出て、ずっとBGM流れてるんですぜ。
最近は動画作る人も多いから、観ると勉強になるはず。今なら飛ばしてしまうところを丁寧に描写します。この映画があるから、今は「省略」ができます。逆に今あの丁寧な描写やったら鮮烈ではないでしょうか。世界的に見ても映画の原点とも言える傑作。
日本人ですから、死ぬまでに観たい。
ちなみに「七人の侍」は日本で観たんですけど、それ以外の黒澤映画はほとんどアメリカで見ています。UCSDという大学は大学でケーブルテレビのチャンネル持ってて、いろいろ放送しているんですけど、アジアのコンテンツに強くて、黒澤もたまにやってたんです。
昔の映画なので音悪いし言葉も古いから聴き取るのが大変で、一方画面には英語で字幕が流れているですが、字幕だけで見ようとするとちょっと難しくて、でも両方追っかけるのはもっと大変で、と滅多に味わえない苦労を味わいました。
アメリカのローカルケーブルで黒澤やってるとか、ちょっと嬉しくなりませんか?
うーん、邦画からこれだけって月並みすぐる。「仁義なき戦い」とか「家族ゲーム」のがいいんだろうか。
ピアノ・レッスン
恋人と一緒に死ぬまでに観たい。官能的。ストッキングの穴ほじほじ。なにか創作してる人は、クリエイティビティめっちゃ刺激されること請け合い。
三次は気になるけどいまいち良さがわからないという人もこれ見るとなんかいいかもと思えるかもしれない。人によっては逆効果かもしれないけど。この映画、少子化対策にならないかなあ。
あとイングリッシュ・ペイシェントとか。
この辺思い出してるときに、すっかり忘れ去っていた「なまいきシャルロット」のシャルロット・ゲンスブールのことを当時のフランス映画一覧表しらみつぶしに眺めて思い出せて狂喜乱舞。しかも、今回シャルロット・ゲンスブールは今も活躍してると知り感慨ひとしお。
少女の思春期を閉じ込めた奇跡的な一品。当時「時をかける少女」の原田知世の大ファンだったけど、この映画には負けた。
ラストエンペラー
死ぬまでに観たい。紫禁城も死ぬまでに行きたい。ほんと紫禁城の雰囲気がそのまま映像になってるし、しかも最後は1967年のシーンとか、ついこないだまで、こんな時代だったのかと驚くこと請け合い。先に映画見とくと、紫禁城に行って奥の方行った時に、ここで溥儀遊んでたのかなあとか妄想できて吉。(すいません。初稿「先に紫禁城」と間違えてました)
「戦場のメリークリスマス」と悩みに悩んでこっち紹介。
禁じられた遊び
たとえフィクションであったとしても、こんな話を描いてはいけないと思う、おいらの中の超問題作。言語化できないけど、小説ならいいけど、映画はヤバいと思ってしまう。なぜでしょう。最後に観てからもう20年くらい経っているので、そろそろ、観ると違うこと考えるかもしれない。映画を問うために、死ぬまでに観たい。
う〜、手元に10個くらいあぶれたのあるんですが、ここで半分。
ここからは、普段全く存在を感じさせない中の人2の「死ぬまでに観たい」です。「ニューシネマパラダイス」とか。
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