以前、《ワンポイントミライ》の方で、個人決済が増えていくことで、消費税どうなるんだろうという話になったことがあります。
[S] 余った外貨コイン変えられるとかびっくり
売買は経済活動そのものであり、そこに税金をかける消費税というのは、ある意味一番理にかなっていて、盛んに売買が行われれば税収も増えるという自然な関係が生まれます。
でも、だんだん個人決済が増えたらどうなるんだろうということになります。
あるところでメルカリなどの市場を通した個人売買にも消費税がかかるようになるのではないでしょうか。個人が個人に不用品を売っても消費税がかかるのです。そのままだと昔それを買った時にかかった消費税と二重に取られることになるので、個人であっても確定申告で差額を申告できるようになるのでしょう。手作業でやってたら死んでしまいますが、メルカリなど市場で取引するぶんには電子データがあるので、自動で計算も可能です。
個人のやりとりで消費税が嫌なら、相対でやりとりすることになりますが、それを脱法行為としてどの程度非難されるかはともかく、どうせ比率としては微々たるものになってしまって、税収という点からは無視できる程度でしょう。
そうなれば、一気に税収がアップすることでしょう。その分税率を下げるという手もありますが、ベーシックインカムへの手がかりにするという手もあります。
そもそも、個人同士のやりとりまで消費税をかけた場合、ある意味消費税の理想状態では、経済はどうなるのか、理論的な研究はされているのでしょうか。直感的には、単に税金の回収コストが下がった分広く課税できているわけで、それで税率を下げられるならものの値段は下げられますし、ベーシックインカムにできるのであれば社会の仕組みそのものが変わっていきます。
個人売買への課税、そろそろ議論が始まるのではないでしょうか。
《ワンポイントミライ》
ミライ そうなると、冒頭の中国人白タクも解決できますね。
フツクロウ ホホウ。
コメント
コメントを書く