いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める記事[S]です。
藤井四段旋風で人気上昇の将棋ですが、将棋連盟のサイト、グダグダなんです。ファンが必要としているもの全然わかってないというか。藤井四段のおかげで収益よくなってるはずなのに一向に改善される気配がありません。情けないです。これ読んで一刻も早く改善始めてほしいです。
以下の不満、つぶさにチェックしているわけではないので、細かいところで事実と違うかもしれませんが、そんなに外れてないはずです。
更新が遅い: まず、週間対局結果。この更新が絶望的に遅いです。次の日に職員が出勤して、10時ごろでしょうか? しかも週末になると金土日の結果出るのが月曜になったりしてません?? ちゃんと確かめてないですけど。週間対局予定だって日曜なのに土曜の予定とかが出てたりしています。
夜中にまで及ぶ対局もありますから、気になっても最後まで見れなかった人は、次の朝一で結果を知りたいのに。
対局予定が絶望的に貧弱:週間対局予定のページ、一週間分だけ全員のがだらだら並んでます。週末になると更新されないので、月曜朝とかだと下手すると4日分しか載ってないのではないでしょうか?
しかもね、ファンからすれば、欲しいのはご贔屓の棋士の対局予定です。藤井四段の対局予定とかブログ立ち上げて更新してるとこありますよ。
各棋戦の情報がかゆいところに手が届かない:各棋戦のしくみって結構わかりにくいじゃないですか。たとえばシードで予選免除の棋士がいますけど、なんでシードなのかがわかりません。そういう細かいとこいちいちさぼってて、イライラします。
それをすべて満たしてくれる棋士ランキングサイト
でなんと、それらの不満を全て満たしてくれるサイトがあります。棋士ランキング
最初に言っておきますが、このサイトの唯一の欠点は広告がポルノなことです。なので子供に見せられません。
多分個人でやっておられると思うのですが、とにかくあらゆる情報が手に入ります。しかも早い。注目の対局は当然その日のうちに更新されてますし、その他の結果も将棋連盟より早いと思います。
それに対局予定も、わかっているもの全て載っています。しかも棋士別に。たとえば藤井四段の。
予定どころか今までの結果も全て載っていますし、トーナメントで勝ち進んでいる場合、日付が決まっていなくても対局予定として入っています。ファンが見たいものがそのままできています。しかも全棋士について!
あとほんとすごいなと思ったのは、棋戦情報。今日菅井新王位が誕生しましたが、さっそく来期の王位戦のページに行ってみると、リーグに出場する人の資格がきっちり書いてあります。つまり、
前期王位 羽生二冠
前期挑決敗退(紅組1位) 澤田⑥
前期紅組2位 木村⑨
前期白組2位 豊島⑧
予選突破(1組)〜(8組)
です。この情報、他の棋戦を含めて、公式サイトのどこに書いてあるのか私にはわかりません。隠しているわけではないのでしょうが、ファンが一気に増えようとしているこの時期、分かる人だけ分かればいいのはまずいです。
将棋連盟はこのブームを逃さず、一皮剥けてください。少なくとも更新は早くしましょう。平日定時にしか出勤しない連盟職員でなくて、ちょっと委託すれば簡単なことです。
そして棋士ランキングサイトを隅々まで見て、ファンが欲しい情報が何かを理解しましょう。このサイトはファン目線です。連盟のサイトは決定的にそれが抜けてて、イライラします。比較するものがあるだけに。
で、ぶっちゃけこのサイトの管理者とコラボすればいいと思います。真似て一から作るの大変ですから、正式に真似させてもらえばいいと思うのです。
一方、棋士ランキングサイトの本来のメインは棋士のレーティング。レーティングアルゴリズムを使って、棋士に点数をつけています。この点数の差で、事前に予想勝率が立てられます。これはちゃんと事後検証されていて、ざっくり1%くらいしか誤差がありません。
今日の叡王戦、同じ八段で糸谷対中川が行われましたが、中川八段が勝って多くの人が驚いてました。でも日の浅いファンにはよくわからないことでしょう。
でもレーティングを見れば糸谷八段は10位の1797、中川八段は120位の1459で、糸谷八段の事前期待勝率はなんと87%。大きな実力差があったのです。
これも実はファンの知りたい情報です。棋士は段位があがると下がりませんから先日引退した加藤九段のように、もうほとんど勝てなくなっても九段のまま。日の浅いファンにはそれもとっつきにくいことでしょう。
とはいえ、将棋連盟がいますぐ公にこのレーティングを採用することはないでしょう。
ですから、ランキングサイトとしては、将棋連盟にコンサルしながら、データベースを移管し、その更新はもう連盟がきちんとやる。そのデータベースはAPIで外からコンピュータが参照できるようにして、ランキングサイトはランキングを続ける。将棋連盟から報酬も得られますから、ポルノ広告も不要になり、子供達にも喜んで見てもらえるようになる、という展開でより持続的に運営ができるのではないでしょうか。
です。この情報、他の棋戦を含めて、公式サイトのどこに書いてあるのか私にはわかりません。隠しているわけではないのでしょうが、ファンが一気に増えようとしているこの時期、分かる人だけ分かればいいのはまずいです。
将棋連盟はこのブームを逃さず、一皮剥けてください。少なくとも更新は早くしましょう。平日定時にしか出勤しない連盟職員でなくて、ちょっと委託すれば簡単なことです。
そして棋士ランキングサイトを隅々まで見て、ファンが欲しい情報が何かを理解しましょう。このサイトはファン目線です。連盟のサイトは決定的にそれが抜けてて、イライラします。比較するものがあるだけに。
で、ぶっちゃけこのサイトの管理者とコラボすればいいと思います。真似て一から作るの大変ですから、正式に真似させてもらえばいいと思うのです。
一方、棋士ランキングサイトの本来のメインは棋士のレーティング。レーティングアルゴリズムを使って、棋士に点数をつけています。この点数の差で、事前に予想勝率が立てられます。これはちゃんと事後検証されていて、ざっくり1%くらいしか誤差がありません。
今日の叡王戦、同じ八段で糸谷対中川が行われましたが、中川八段が勝って多くの人が驚いてました。でも日の浅いファンにはよくわからないことでしょう。
でもレーティングを見れば糸谷八段は10位の1797、中川八段は120位の1459で、糸谷八段の事前期待勝率はなんと87%。大きな実力差があったのです。
これも実はファンの知りたい情報です。棋士は段位があがると下がりませんから先日引退した加藤九段のように、もうほとんど勝てなくなっても九段のまま。日の浅いファンにはそれもとっつきにくいことでしょう。
とはいえ、将棋連盟がいますぐ公にこのレーティングを採用することはないでしょう。
ですから、ランキングサイトとしては、将棋連盟にコンサルしながら、データベースを移管し、その更新はもう連盟がきちんとやる。そのデータベースはAPIで外からコンピュータが参照できるようにして、ランキングサイトはランキングを続ける。将棋連盟から報酬も得られますから、ポルノ広告も不要になり、子供達にも喜んで見てもらえるようになる、という展開でより持続的に運営ができるのではないでしょうか。
繰り返しですけど、棋士ランキングサイトがあるだけに、公式サイトのグダグダぶりは目にあまります。さっさとコラボしてよくしてください!
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: なんか、女流棋士がまだ指してますね。多分ものすごく珍しいことです。
フツクロウ: ホ?
ミライ: 王座戦の予選で室谷女流が松本六段と対局していて、終盤で21時6分に千日手になり、21時36分から指し直し局が始まりました。お肌が荒れちゃう!!
フツクロウ: ホッホ。
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