中一の長男が学校で結構コミュニケーションの授業があるようです。

 ということで、ミラフツ流コミュニケーション講座。

 1. 世の中の大半の人はコミュ力が「普通」の人である

 よく「あの人コミュニケーション下手だよね〜」とか言い合うことがあるかと思いますが、その時点で、その人たちはコミュ力が「普通」の人たちです。

 だってコミュ力がめっちゃ高い人は、相手がコミュ力低くてもコミュニケーションできてしまいますから、相手が多少低くても意に介しません。

 相手のコミュ力が「低い低い」と言いたくなる時点で、もうその人はコミュ力は平凡なのです。

 そして世の中の大多数は、コミュ力が普通の人なのです。普通の人同士で、互いにちょっと高い低いとどんぐりの背比べをしているだけなのです。

 2.コミュ力の高い人はコミュニケーションがいかに難しいかを知っている

そしてコミュ力が高い人こそ、とても重要な事実に気づいています。

 それは、コミュニケーションがいかに難しいかということです。

 たとえば都会でばりばりコミュ力高く活躍している人でも、方言のきつい地方の高齢者とすぐにコミュニケーションできるかということです。「家族に乾杯」の鶴瓶が天才的に得意な分野です。

 都心のIT企業でコミュする技能と、バックパック旅行で言葉も通じない世界でもボディラングイッジでコミュしちゃう技能は必ずしも一致しません。 ということをコミュ力が高い人はちゃんと知っています。自分が毎日円滑に周りとコミュできているからといって、自分はコミュニケーションで万能だなんて奢らないのです。

 つまり、コミュニケーションをうまくいくかは、相手の能力が高い低いかという問題だけでなく、相手のタイプに大きく左右されるということです。そういう意味でもコミュ力の高い人は相手のコミュ力の高さを気にしません。もっと気にすることがあるからです。

 3. コミュ力の低い人にはコミュ力が高い人がいる

 一方、コミュ力の低い自覚がある人にも、裏技があります。自分が円滑にコミュニケーションが取れる方法を中心にコミュする方法です。メッセンジャーとかね。あるいは、コミュ力が高い人を見抜いて、なるべくその人とコミュするという方法です。コミュニケーション以外で非常に高い能力を持っている人は、いったんコミュニケーション経路を確立すれば、それ以外のところで評価され頼りにされていくでしょう。

 ですから、普通の人はこの間でコミュ力を磨いていくことになります。すなわち自分の得意なコミュニケーション能力を把握して活用し、コミュニケーション能力のより高い人を見抜き、その人にうまくコミュニケーションしてもらうといった工夫をすることで、自身のコミュニケーションを円滑にこなしていきます。

 その工夫の積み重ねは、それこそが自身のコミュ力を高めることになるのです!



《ワンポイントミライ》(

ミライ: コミュ力あると思っている人が、「コミュ力ないんです」と言ったりしてびっくりすることありますよね。

フツクロウ: 謙遜では?

ミライ: いや、それもあるでしょうけど、結構まじめにそう言うんでよね。