北朝鮮問題が緊迫してきました。

 ニュースを見ていると、いつアメリカによる攻撃が始まってもおかしくないような状況です。

 中国にとってもそれはまずいようで、なんとか取り持とうとはしてくれるでしょうが、実際できることがあるかというとあまりないとも言われています。

 毎日不安ですね。

 中東の不安も含め、こんな緊張がどうやったら緩和していくのでしょうか。

 私は日本に大いに期待しています。「もうやだこんな国」というフレーズがよく使われるくらい、平和な日本ではみんながいろんな活動をしています。初音ミクに月面コンサートをさせようなんて企画もありますが、もし実現したら、世界で戦争している人たちは大いに自分たちのやってることが馬鹿馬鹿しくなることでしょう。

 日本は、あまり軍事開発にお金をかけていなくても、未だに世界有数の豊かな国であり、その生活もモノ中心からサービスに移っています。

 今人々を豊かにするのはモノではなく、サービスです。軍事開発でもありません。

 そんな日本を世界中に見せつければ、今モノに執着して争っている人々も争いが虚しくなるでしょう。

 世の中の争いはモノの争奪がからむことが多いですが、

 しかも、

 蓄電池導入でまたマイルストーン達成の太陽光  

で紹介しているようにエネルギーはもうすぐタダ同然になります。そうなればたとえば水の問題もかなり改善されます。海水淡水化とかのコストが下がるからです。

 レアメタルなど資源全ての問題が解決するわけではありませんが、すくなくとも石油や石炭をめぐる争いは下火になります。もう今なり始めているのではないでしょうか。

 これからの経済力を決める力は資源ではなく、サービスです。サービスの源は人間です。高い教育を受けた多様な人材が豊富にあると人々が豊かになるサービスが生まれます。人々が豊かになるサービスが生まれれば経済は潤います。そのためには、人々を抑圧してはいけません。人質のように人々を支配していてもそこからは人々が豊かになるサービスは生まれません。

 そのことを痛感すれば、人々は争いをやめます。自分が組織のトップになり石油を押さえれば巨大な富を得られるというモデルは失われつつあります。広大な地域を支配しようとも、その住民が教育を受け、精神的に自由でなければ、自分も豊かにはなれないのです。

 ですから、このまま日本やその他の国々が平和で豊かであれば、やがて争いはなくなります。

 しかし、それは今ではありません。この話は残念ながら明日打たれるかもしれないミサイルを止めることはできません。

 なんとか、のらりくらりと武力衝突を避けて行ってほしいものです。引き延ばせば引き延ばすほど、軍事力や資源にしがみつく国や組織はジリ貧となり、力を失うことでしょう。

 まずはこの4月、北朝鮮の挑発がいつも程度に終わることを願っています。

《ワンポイントミライ》(

ミライ: 経済力に必要なのは、高い教育と多様な人材と、あとは「情報」ですね!

フツクロウ: ホウじゃな。人々が自由に「情報」にアクセスすることでイノベーションが加速して、「人々が豊かになるサービス」が生まれるんじゃの。