いやもう毎日森友学園の新映像は楽しすぎです。
大阪府の視察が入り、「拒否したのにガラケーで撮影を続けたので中止した」という報告に対し、書類がどうのと主張する森友学園理事長。
いやこれ、大阪府の役員は嘘を言うメリットがどこにもありません。役人にしてみれば、むしろ視察を淡々とこなすことが幸せであり、突然記者会見になって、平和な公務員人生が台無しです。重箱の隅的に、正確でないところはあるかもしれませんが、こんなの公務員側の報告がほぼ正しいに決まっています。
でも森友学園理事長はなんだか、その場で思いついた主張。詐欺師としては、まあ機転は効くんでしょうけど、かなりレベルが低い。首相を巻き込んでしまうような仕掛けは、まあ無謀です。身の丈サイズの詐欺をしてればよかったのに。
まあでもそもそも補助金の不正から、身の丈に合ってません。補助金詐欺は、その場は良くても、何年経とうが後から蒸し返されますから、むしろ本当に詐欺をしたければ絶対手を出してはいけません。
問題は、こんな低レベルの詐欺に、国会議員たちが結構巻き込まれていることです。国会の参考人招致にも否定的です。いや、もう本音だと思います。招致しちゃったら、嘘でもどんどん国会議員巻き込みそうです。
なぜこんなしょうもない詐欺に引っかかっていくのでしょうか。
実態と願望との乖離?
国と為政者として、もっともっと強い国、国民が生きていけるのは国のおかげであってほしいのに、実際は国にできることはどんどん減っている。そんな歯がゆさに、森友学園理事長は巧みにつけこんでいったのでしょう。彼らに都合の良い教育方針を掲げることで。
社会と自身の目指すところが離れているほど、こんな詐欺に遭いやすいのかもしれません。世の中自分の目指す社会を作ろうとする人は全然いないのに、ある日それを実現するという人がいると飛びついてしまうかもしれないのです。政治家ですらそうなんですから、よほど気をつけないと私たちもあっさり引っかかるのではないでしょうか。
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: それでも、さっと身を引いたあたりは、さすがでしたねw
フツクロウ: 小学校認可を取り下げたの。
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