未来の普通:たまに馬車目線付き

[S] 世界的な軍縮はいつになるのか。

2017/03/08 23:45 投稿

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 いつもとちょっと違う水曜、今回は気楽に書き始める短い記事[S]です。 

 金正男殺害以降、北朝鮮情勢がいよいよ不安定化してきました。中国もかなり切羽詰った懸念を表明しています。

 中国外相 朝鮮半島情勢に「赤信号」 自制を強く求める | NHKニュース   

 個人的には今後いつでも、どんなに長くても1,2年で金正恩体制は崩壊すると思っています。

 そんな緊迫した情勢ですし、中国の台頭もありますから、当然防衛費は増額傾向です。

 しかし、長期的には世界の軍事費は縮小傾向になると踏んでいます。

 それは世界にはもう一度大きな好景気の波がくるからです。ここでは GDP が成長しないモデルを予測していますが、GDPが成長しなくても、景気は良くなりどんどん暮らしが良くなる実感を得られる時期がまた訪れるのです。その好景気が急ピッチだと、GDP増加も起こるかもしれません。

 どんな好景気かというと、心を豊かにする商品・サービスがどんどん出てくる第二の高度成長です。昔はモノがどんどん豊かになる好景気がありましたが、次は心を豊かにする景気がくるのです。今はまだそのコツがつかめてなくて、ジリジリしていますが、やがてこういう風にすればいいんだというパターンができると、爆発的に進化していくことでしょう。

 そういう時代に、今の形の国と国が大きな軍隊を持ち合って、にらみ合うというのは重荷になります。そもそも軍隊は景気に関係ありません。日本がいい例です。あんまり軍事費(防衛費)を費やさなくても、どんどん成長しました。今後、製品がモノから心に対象をシフトしていけば、ますますそれははっきりしていくことでしょう。

 ですから、できれば、日米安保条約ものらりくらりと現状を保ち、すなわちアメリカの軍隊に頼りながら、やがて軍隊を縮小する時代になれば、自衛隊は災害対策などをメインにした組織へと移っていく、なんて風に進んで欲しいと思います。

 しかし、それは虫のよすぎる話で、北朝鮮や中国の情勢を見れば、短期的にはそんな展望を望むことはできません。

 なんとか武力衝突が起こらない形で事態を収めながら、次の高度成長の波がやってきてくれることを願っています。


《ワンポイントミライ》(

ミライ: 人工知能が人間を超えるのではないかと言われている、いわゆるシンギュラリティがそのきっかけになりそうですよね。

フツクロウ: ホウじゃな。

ミライ: 

 AI が人間と共存する世界を分かりやすく想像してみる(その1)  

 

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