2016年 「未来の普通」 ランキング! (その8)〜第5位「日本人科学者が人を殺す日」〜 のつづきです。
ミライ: 「未来の普通」 ランキング! (その9)です! 今回は第4位。
その第4位は、
エネルギーがただみたいになる
です。
9月13日の
夢広がる「常温核融合」改め「凝集系核科学」。将来は水で車が走る?
や、10月19日の
着実に進む人工光合成
からです。
フツクロウ: もともと地球にはエネルギーはふんだんにあるからの。それを活用する技術が未熟だっただけで、いったんそれができるようになれば、エネルギーはただひたすらに大量にある。
ミライ: 太陽光発電もどんどん安くなってますね。そのあおりで、大変なことにもなっているようですけど。
「太陽光関連事業者」の倒産が2016年は最多の65件発生(東京商工リサーチ) - Yahoo!ニュース
フツクロウ: 過渡期じゃのう。
ミライ: 少し前にはこんな記事もありましたよ。
東芝が債務超過目前、米原発の資産査定甘過ぎで巨額損失
フツクロウ: 普通コストは年々下がるもんじゃから、年々コストがあがる技術に未来はないの。
上であげた「凝集系核科学」や「人工光合成」が決定打になるかどうかはわからんが、要はそういうのがいろいろ研究されていて、どれかはかならずブレークスルーを起こすじゃろうということじゃな。
ミライ: 田んぼのあぜ道を芝刈りするロボットができたら、ついでにバイオマスエタノールとか作れちゃいそうですしね。
フツクロウ: 裏山の芝刈りロボからも作れるかもしれんな。
ミライ: ですね。池でミドリムシ養殖したりとか。
フツクロウ: 今までは広く薄く分布するエネルギーを効率よく回収する技術がなかったから、石油とか原子力とか、エネルギーが集中しているものを利用しておった。しかし、いったん広く薄く分布するエネルギーを集められるようになれば、それは無尽蔵にある。もうエネルギーが集中するものにこだわる必要はないんじゃな。
ミライ: エネルギーがただみたいになるってことは省エネしなくていいってことですよね。
フツクロウ: ホウじゃ。じゃから、地方や田舎は、贅沢になるぞ。エネルギー使いたい放題じゃ。
ミライ: 地方や田舎? 都会は違うんですか?
フツクロウ: 残念ながら都会はそういうわけにはいかんの。
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