道路で実際に車が流れている速度は、制限速度より少し速いということはよくあることです。

 ついに高速道路が110キロ制限に! 実はこれで重大事故が減るらしい!? 
制限速度が100km/hの日本でも、実勢速度は120km/hぐらいの場所がけっこうあることを、高速道路を多用するドライバーなら知っているだろう。
 しかも、海外でそのスピードに制限速度を合わせてみたら、事故が減っているそうです。
 欧州の一部の国で制限速度が引き上げられたのは、制限速度と実勢速度を近づけることで、多くのクルマを同じ速度で走らせ、危険性が高い追い越し行為を減らすことが目的だ。その結果デンマークでは現実に死亡事故は減った。
 厳しい制限速度をでは、無理な追い越しが増えるなどして、事故が増えてしまっているらしいのです。

 人間とはなんと悲しい生き物なのでしょう。

 実勢速度では、普通の事故の回避は難しくなるでしょう。夜助手席で高速走ってて、「あ」と思ったらスノボ踏んで通り過ぎたことありました。二人ともちゃんと起きてたんですけどね。そんな飛ばしてたわけでもないし。あれが別のもんだったら、まあそこそこの事故にあってたことでしょう。

 ドライブシュミレータとかで、子供に飛び出されてぶつかっちゃいますが、あれは制限速度でだってやっちゃいます。

 制限速度でも様々な事故に対応するにはむしろ速すぎるくらいです。

 しかし、実勢速度にあげて、そういう事故は増えたとしても、無理な運転の事故を減らしたほうが、事故全体は減る・・。

 人間に運転は無理。そんなに辛抱強くないのです。

 せめて車間距離を取ろうと思いますが、取ったら取ったで、入ってくる車が増え、つまり車線変更を誘発していて、あんまり安全になった気がしません。


 ということで。

 自動運転の普及、一刻も早くお願いします!!!




《ワンポイントミライ》(

ミライ: 上り坂になると渋滞するという性もなかなか切ないものがありますよね。

フツクロウ: ホッホッホ。