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メルマガの内容は基本的にはウェブの通常版と同じですが、たまに追記としてより理解が進む「馬車目線」による解説がつきます。「馬車目線」について詳しくは下記をご覧下さい。プレミアム版で普段とは違う視線を是非お楽しみください。
□馬車目線とは
かつては世界は馬車の社会でした。馬車に対する考えかたは、今とはかなり違っていたことでしょう。
今は自動車社会です。馬車は数は激減し観光用など新しい役割に変わりました。今になってしまえばそれが普通ですが、過去の過渡期にはきっと馬車、自動車のあり方について大論争があったことでしょう。しかしそのような大論争は今の私たちにはそれほど価値がありません。むしろ可能なら未来の考え方自動車社会の考え方で考えてみたいものです。
たとえば最近グーグル社も取り組んでいるように、自動車の自動操縦が実用化に向かっています。
近い将来自動操縦の自動車が普及するかもしれません。
それはどんな社会でしょう。いろんなことが変わるでしょうが、たとえば公共交通機関も変わりそうです。タクシーやバスの運転手がいりませんから、運賃がぐっと下がっているでしょう。自分で運転しなくて良くて今より安いなら、今利用していない人もタクシーやバスを利用しているでしょう。利用者は多くますます安くなる好循環を起こしているでしょう。特に地方で深刻な公共交通問題が氷解してしまっているかもしれません。
もしそんな時代が訪れていたら、その時代から「手動自動車」の社会を見ても良く分からなくなるでしょう。氷解してしまった公共交通問題の深刻さはリアルには伝わりません。
逆に言うと、未来の視点で考えようとするときには、今の視点で今の問題を考えることは邪魔になることがあります。そんなわけで、今の価値観に妨害されないように、ブログ「未来の普通」の記事はなるべく未来の視線で書いています。今固有の問題についてあえて触れないものがあります。
しかしそれゆえにとっつきにくいこともあります。
そこで、未来の視点に対する今の視点を「馬車目線」と呼び、このメルマガではその「馬車目線」による解説を時々加えようと思います。あくまで害のない程度にたまにですが、より今の考え方との違いを分かりやすく比較できるようになると思います。
それでは「未来の普通:馬車目線付き」末永くよろしくお願いいたします。
それでは「未来の普通:馬車目線付き」末永くよろしくお願いいたします。
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