この記事とてもわかりやすいです。
ジョブズや琴奨菊も実践 「マインドフルネス」の効果
昔々は釈迦などごく限られたヒトにしかできなかった瞑想が、ついに「誰にでも」できるようになってきました。
瞑想の真の力は、この記事でいえば次の部分で触れられています。
「今、成果を出すべきことがあったときに、余計なことを考えず、今ここにうまく注意を戻すことができたなら、私たちは大きな可能性を手にすることができますよね」(越川さん)確かにその通りだ。勝負のかかったプレゼンや試合など、ここぞというときに余計なことを考えず、ただ目の前のことに集中してベストなパフォーマンスを発揮できれば、そんな素晴らしいことはない。
これは、ミラフツで繰り返し触れている「言葉を使わずに考える力」です。
この能力はまだ整理できていなくて、将棋の棋士が詰将棋を見た瞬間に解く力とは、また違うものです。言葉を使ってないけど、長時間使い続けられる力です。医学的には正しくないかもしれないけど、右脳な力です。瞬間的に詰将棋を解く力は「大脳基底核」とかもっと深いところとか聞きます。
「言葉を使わずに考える力」を活性化するには、「言葉を使わないこと」が一番です。瞑想はそのために行っていると考えるとわかりやすいでしょう。
言葉を使って考えることは、過去・現在・未来のつながりを考えることです。強力な推論の仕組みですが、今この瞬間に周り全ての情報を察知して処理する力はありません。それは、「言葉を使わずに考える力」で処理されます。
先日、「試してガッテン」でも瞑想が取り上げられていました。これもわかりやすくて、というか、しかも番組中に3分間瞑想するという、放送事故すれすれの進行まである実践的な番組でした。
ただ、惜しむらくは、本当に番組が終わる直前に、「瞑想って、『雑念』との戦いですよね!」みたいな発言をして、そうだねえみたいな感じで終わっていくのですが、それこそが瞑想が難しいと思い込まれている今までの誤った常識で、最後に惜しいことしたなあと思います。
それについては、上の記事でも明確に触れられています。
呼吸に意識を集中しているつもりなのに、やがて仕事や家族のことなど、さまざまな雑念が湧いてくるだろう。そのたびに、呼吸に意識を戻すのだ。
「ここで大切なのは、『しまった、また雑念が湧いてしまった』などと自分を責めるのではなく、雑念が湧くのは心の性質なので気にせず、ただ“淡々と戻ってくる”ことです。『雑念が浮かぶ→浮かんだことに気づく→何が浮かんだかを心にメモして淡々と戻る』を繰り返すことで、実生活においても自分の注意をいつでも『今』に戻すことができるようになります。(後略)」
戦うような話ではありません。言葉が浮かぶのは自然なこと。ただそれを流せばいいのです。
言葉で考えているときも、「言葉を使わずに考える力」は立派に働いています。「言葉を使わずに考える力」中心で考えている時も、言葉がでてきたっていいじゃないですか。要は「言葉を使わずに考える力」で考えることに慣れればいいのです。
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: え、タイトルの『食べる瞑想』と『呑む瞑想』が置き去りに・・。
フツクロウ: ホッホ。わしが頂こうかの。
ミライ: え、なにそれ、新しいですね。
フツクロウ: ホッホ。
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