最近、おむつを開けずに排泄確認できる「排泄検知シートLifi」が話題になっています。
おむつを開けずに排泄確認。排泄検知シートLifi(リフィ)が今後スタンダードになりそう
実はこれ、毎年お手伝いしているMIT-EFJビジネスプランコンテスト&クリニックの第12回で一般の部最優秀を獲得した事業なんです。
【速報】MIT BPCC12 の最優秀賞他結果発表!
それから4年近く。パラマウントベッド株式会社と共同開発しているということで、実用化直前でしょうか。
そのせいか、最近自分で集めているわけではないのに、この「排泄検知シートLifi」を取り上げる記事をよく見かけます。注目度が高いようです。感無量です。
おむつを開けて確認というのは、大人にとっては嫌なものであり、開けずにわかるというのは、患者にとっても嬉しいとのこと。
しかも、排泄した瞬間がわかるので、すぐに替えられます。排泄してるかを開けて確かめる場合、もししてなかったら、介護する方からすると「損」ですから、どうしても確認の感覚が長くなりがち。
しかも、いつしたかの記録を取ることができるので、患者さんが排泄するパターンがわかり、そろそろ排泄するかなという頃に声をかけて、自分でトイレに行くこともできそうなのです。それを繰り返せば、また自分でできるようになるかもしれません!
先日別のところでこんな話を聞きました。一人暮らしのおばあちゃんのところに、毎日お風呂を準備しに行く支援があるそうです。一人暮らしになってからは、自分で風呂を準備するのが大変で自分では入れなくなり、ディケアでたまにしか入れなくなっていたのですが、この支援のおかけで、毎日自分で入れるようになったとか。
高齢者が自立して暮らしていくために新しい装置ができたり、ちょっと工夫された支援ができたり、介護の世界はなにかと問題が積み上がっていますが、それだけに多くの人が工夫をこらしていて、日々イノベーションが続いているのです!
《ワンポイントミライ》(?)
ミライ: 排泄検知シートLifiを手がけてる株式会社abaの代表宇井吉美さん! ずっと粘り強く取り組んでおられて、ほんと頭がさがります。
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