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私たちは「自動」自動車のパラダイム・シフトに備えられているか

2016/03/31 23:45 投稿

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 ブロマガ記事番号 ar100万 突破おめでとうございます。残念ながらキリ番は逃し、この記事は ar1000022 でした。調べてみたらミラフツの一番若いのは、「準備中」と書かれたサンプル記事で ar10659 でした。ぎりぎり5桁。もう少し早く始めてれば4桁だったのに、残念です。

 さて最近、自動運転車の話題が毎日のようにネットに流れています。

 神奈川県藤沢市で、自動運転タクシーの実証実験も始まりました。

 上毛新聞ニュース:【全国ニュース】自動運転タクシー実証実験始まる 神奈川・藤沢 
 神奈川県やディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社で自動運転タクシーを開発する「ロボットタクシー」(東京)は29日、運転手なしで走る自動運転タクシーの実証実験を、国家戦略特区の事業として同県藤沢市で始めた。
 一方で悲惨な事故は後を断ちません。3月に起きたトンネルでのトラック事故。

 山陽道の八本松トンネルで事故と車両火災-東広島市八本松 通行止め - ニュース速報Japan 

 私もたまに通るトンネルなので洒落になってません。

 例によって過労で居眠り運転のトラックが渋滞に突っ込んだと言われています。

 検討はされているようですが、早くトラック自動停止装置を義務化しましょう。これだけ度々大事故を起こすのですから、国としてもかなりの予算を割いていいはずです。トラックが500万台あるとして、一台10万円として5千億円。10年でやるとして1年500億円。その半分補助で250億円。その一部はつければ保険を安くする仕組みと組み合わせれば、さらに税金負担は減るはずっ!

 自動運転もいいけど、とにかくこれやってください。お願いします……。

 囲碁で人間を破った人工知能のエンジニアも、自動運転はできそうと言っています。

 DeepMind:AlphaGoをつくった「4億ドルの超知能」はいかにして生まれたのか? « WIRED.jp  
現在でも、チェスや自動運転といった特定の仕事であれば、かなりうまくこなせる専用プログラムをつくることはできます。
 さて、そんな自動運転は普及し始めれば一気に広がるでしょう。

 なんといっても田舎での効果が絶大です。田舎に住む高齢者は自動車の運転が悩みの種ですが、自動運転のタクシーが手軽に使えるとなれば、田舎の快適な暮らしに死角がなくなります。

 いったいどれくらい変わってしまうのか、考えれば考えるほど想像を絶する世界です。

 コンパクトシティという考え方が流行っていましたが、青森市の苦境で暗雲が立ち込めています。自動運転が普及すると、無理にコンパクトになる必要がなくなります。インフラの維持コストがという話はありますが、たとえば道路なんかは、市民に通報してもらうなど、どんどんコストのかからないやり方が編み出されています。

 穴がすぐ埋まった!"道路通報アプリ"がメッチャ便利

 地方の鉄道な深刻なダメージを受けます。鉄道そのものは早いですが、駅まで行って鉄道で移動してまた目的地まで移動してと考えると車で移動するほうがたいてい早いでしょう。今鉄道を使っている人も、相当数が「自動」自動車で移動するようになってしまいそうです。

 そんなことになったら道が渋滞しそう!と思うかもしれませんが、分かりません。だって、その「自動」自動車は一人乗りの小さいのになるからです。

 日本には細い道が一杯あって、今はいろいろ不便なのですが、そういう小型乗り物が普及すれば、別にいまのままでいいかということにもなりそうです。

 今の郊外型巨大モールも立ち位置が微妙になりそうです。だって、そんな巨大な駐車場がいらなくなります。商店街やデパートといった形態が再び競争力を持つかもしれません。

 地方は車がないと生活できないのが……と考えている都会暮らしの人は多いでしょう。なくても快適となれば、地方に移る人も増えそうです。

 私達 SOHO の働き方も変わりそうです。移動に自動運転が使えれば、自分は仕事ができてしまいます。新幹線の中でやってるようなことを自動車の中でできるわけです。移動できますから、好きなときにコーヒーなど好きなものを手に入れられます。もうスタバをオフィスにする必要がなくなるのです。トイレだって公園に行けばいいし、そしたらストレッチなど軽い運動だって出来てしまいます。

 もしかしたら、どこか目的地がなくても、誰かに会うアポがなくても、朝家を出て移動しながら仕事をし、時には海辺に止めて生みを眺めながら仕事をし、お気に入りのランチを食べて、お気に入りのコーヒーをすすって、夕方は家に戻ればもう仕事はしないなんて、働き方だって出来てしまうわけです。

 自動運転が普及した社会、想像すればするほど、今とは随分違ったものになりそうです。

《ワンポイントミライ》(

ミライ: ということで始まりました。《ワンポイントミライ》!

フツクロウ: ホッホッホッ。
 

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