11月13日に配信開始される、Wii U『マリオカート8』追加コンテンツ第1弾!
『ゼルダの伝説』とのコラボレーションによる要素が話題になりましたが、見どころはそこだけではありませんよ。
この記事では「たまごカップ」の4コースについて、編集部まさと&kikaiの2人で紹介していきます!
■マリオカート8 追加コンテンツ第1弾体験 記事一覧
[1 第1弾がスゴイ!/2 たまごカップ編/3 ゼルダカップ編]
「たまごカップ」は、リメイクコースの「GC ヨッシーサーキット」、新コース「ドラゴンロード」、そしてコラボコース「エキサイトバイク」と「ミュートシティ」の4コースから構成されるカップです。
実際に走る順番で見ていきましょう!
【GC ヨッシーサーキット】
たまごカップの最初のコースは、やっぱりヨッシーをモチーフにしたコースから始まります。
反重力エリアの無い、スタンダードなサーキットコースですが、最大の特徴はコースがヨッシーを横から見た形をしていること!
まさにヨッシーの名にふさわしいサーキット。
大きな鼻まわりやしっぽの部分など、大小のコーナーが続くテクニカルなコースで、原作をプレイした方ならお馴染みの“手”の部分のショートカットも健在です。
そして、原作からよりヨッシーらしさがアップ。
靴の部分にあたるスタート地点がオレンジの屋根が並ぶ商業施設になっており、関連施設や観客のヨッシーたちがたくさん。
ガソリンスタンドに置いてあるマシンもヨッシーバイクだったり、スタート地点にある建物(インフォメーションセンター)もヨッシーの顔の形だったり、徹底したヨッシーっぷりがスバラシイ!
ちなみに「GCヨッシーサーキット」は、ニンテンドーゲームキューブの『マリオカート ダブルダッシュ!!』で初登場したコース。
『マリオカートDS』で一度リメイクされていまして、同じく『マリオカートDS』で登場した「Bダッシュ」(追加コンテンツ第一弾にも収録)に乗って走るという、あのシチュエーションが『マリオカート8』で楽しめちゃいます。
【エキサイトバイク】
『エキサイトバイク』は、『スーパーマリオブラザーズ』の発売より1年前となる、1984年11月30日に発売されたファミリーコンピュータのレースゲームです。
その後、内容や演出が追加された『VS.エキサイトバイク』がディスクシステムやアーケードで展開。
続編としては、NINTENDO 64で『エキサイトバイク64』、Wiiウェアで『エキサイトバイク ワールドレース』がリリースされています。
最近では、ニンテンドー3DSの『3Dクラシックス』シリーズのひとつとして3Dリメイクされたり、Wii Uソフト『ファミコンリミックス』にもリミックスステージが収録されていますね。
(余談ですが、スーパーファミコンの衛星放送サービス「サテラビュー」向けに配信された『エキサイトバイク ぶんぶんマリオバトル』では、マリオたちが『マリオカートWii』より一足先に『エキサイトバイク』の世界でレースを繰り広げていたことがあります)
そんな長い歴史ある『エキサイトバイク』が、今度は『マリオカート』の世界に登場!
大小の坂道やダート、ジャンプ台などもしっかりと再現。
BGMはファミコン版のタイトル画面&リザルト画面のアレンジ、スタートゲートも開始とともにガチャンと降りるものになっています。
そりゃもうバイクでエキサイトするしかありません。
コース自体は、Oの字型をグルっと1周するシンプルなレイアウトなだけに、対戦時はアイテムの影響を大きく受けそうです。
そして、このコースの特徴はレースの度にレイアウトが変わること。
仕掛けの位置が毎回変わるコースは『マリオカート』シリーズでも初!?
毎回新鮮な感覚で楽しめそうですね。
ちなみに、タイムアタックでは1種類に固定されるそうです。
(編集超カズヤ乱入)
小学生のとき、ファミコン版でコースエディットをして、難易度の高いコースばかりを作っていたワタクシとすれば語りたいので、ちょっとだけスペースをください。
いやもう、とにかく『エキサイトバイク』なコースでうれしすぎでした。当時、コースエディットで作っていたコースパーツが、目の前にドーンと現れるんだもの。『マリオカート』なのに!
ファミコン版のような横視点の画面構成で見られるハイライト映像も素晴らしかった。もう『エキサイトバイク』感が増し増しです!
コース上には、ファミコン版のパッケージに描かれていたイラストの看板が飾られていたり、ドット絵が散りばめられていたり、音楽ともどもファミコン世代ガッツポーズのできだと思います。
あとなんとなく、天井だったりとか赤系の配色が多いのは、『エキサイトバイク』のファミコンカセットの色が赤だったからかなぁと勝手にニヤニヤしてました。1プレイヤーの色かもしれませんが…。興奮に任せて書きなぐったけど、歳がばれるね…。
そんなわけで、『エキサイトバイク』好きにはたまらないコースなんですが、『マリオカート8』のコースとして見てもかなりおもしろいと思いました。起伏はめっちゃありますが、単純な0字型のコースなので直線が長い。つまりスピードが出せるから気持ちいいんですよね(とりあえずアイテムは置いといて)。個人的にはそのいい意味での単純さが『マリオカート ダブルダッシュ!!』にあった「ベビィパーク」のような中毒性にもつながるような気もしました(1回しか遊んでないけど)。
えーと。長々失礼しました。次のコース行ってみよう!
【ドラゴンロード】
『スーパーマリオギャラクシー2』に登場した、ガブリュウ(ドラゴン)がモチーフのアジア風コース。
ガブリュウの長くて曲がりくねった体がコースになっているので、コース全体がねじれ、くねくねと右へ左へと曲がっています。
コースのほとんどが反重力エリアとなっているので、反重力エリアに強いカスタマイズにして挑みたいですね。
ショートカットできる箇所はありますが、大きな分岐ルートは無いのでいかにコーナーでインを突けるかなどドライビングテクが重要になりそうです。
ちなみにココ、“ジュゲムの修行の里”だそうです。
そのため、壁には修行に励む勇ましいジュゲムの姿が!
普段は雲に乗って悠々としているように思えましたが、知らぬところで努力していたのですねぇ。
そんなジュゲムが『マリオカート』に出場できたのも、この地での修行の成果なのかもしれません。
【ミュートシティ】
任天堂を代表する近未来SFレースゲーム『F-ZERO』をモチーフにしたコース。
『F-ZERO』を知らない人のために簡単に説明すると、『大乱闘スマッシュブラザーズ』に参戦しているキャプテン・ファルコンが主役のゲームといえばわかりやすいでしょうか。
Wii U向けにゲームボーイアドバンスのバーチャルコンソールが2014年に配信開始し、『F-ZERO FOR GAMEBOY ADVANCE』と『F-ZERO ファルコン伝説』が最近配信されたのは記憶に新しいできごと。
そんな『F-ZERO』の世界が『マリオカート』に登場です!
コース中に表示されるディスプレイをよーくみると、キャプテン・ファルコン、ドクター・スチュワート、サムライ・ゴローやピコの姿が表示されます。
(この4人の姿は『F-ZERO X』の頃のようですねー)
コース中にはスピンターボバーやダッシュボードが多く設置されており、連続ダッシュで駆け抜けるのがキモチイイ!
まさに『F-ZERO』みたいな超高速レースが繰り広げられます。
ダッシュボードが多いだけに1つ乗れないだけで相手と差が開くので、ダッシュボードを巡る駆け引きもアツくなりそうですね。
近くにバナナを設置してみたりとか。
さらに、このコースの特色として、コース上にコインがありません。
その代わり、エネルギー回復ゾーンに乗るとコインが補充できる仕組みになっています。
(もしくは相手の落としたコインを拾う)
ちなみに、画面のガード部分に触れると『F-ZERO』シリーズ特有のバチバチっていう効果音が鳴ります。
そして、このコースはなんと全コースで唯一100%反重力エリアとなっています。
反重力エリアのトップスピードに優れた、『F-ZERO』からの登場となる「ブルーファルコン」に乗って走りましょう!
「ハイラルサーキット」に続き、コラボならではの要素が楽しめるコースになっています。
レース開始のジングルやリザルトの曲もいつもと違いますよ。
いかがだったでしょうか?
「たまごカップ」もユニークなコースばかり!
4コース中2つがコラボコースで、『エキサイトバイク』と『F-ZERO』の雰囲気や特徴が再現されたコースになっています。
またまた『F-ZERO』の話題になりますが、今回追加コースのひとつとして制作された「ミュートシティ」は、任天堂がHDゲーム機で『F-ZERO』を作るとこんな感じになるんだ!という風にも楽しんでしまいました。
ガードレールはありますが、シリンダー風のコース(右上の写真)とか、きっと『F-ZERO』ファンにはたまらないですねー。
きっとミュートシティのBGMと共にプレイすれば、歓喜すること間違いなしでしょう!
君の心にブーストファイア!!
© 2014 Nintendo