「ゲーマーの履歴書」番組プロデューサーの中條Dです。ディレクターだけどプロデューサーやってます。
この番組は出演者の履歴を辿るだけあって、最新のゲームよりは昔のゲームを思い出として語る方が圧倒的に多いです。なので実況プレイとして遊ぶゲームも必然的に昔のタイトルが多くなるのですが、いかんせん中古でしか入手できないため、放送当日よりも前に稼働テストを行わなければなりません。ただ、これをオフィスで遊ぶとなると、スタジオと違って業務用モニターが無いんですよね。そうするとコンポジット信号(白赤黄の3色ケーブルの黄の部分)を入力できないため、オフィスでロケハンプレイをするためには特殊な機材を用いて繋ぎこむこととなります。その様子がこちら。
たかがスーパーファミコンを遊ぶために50万円するコンバーター・XC-1 sioという機材を持ち出し、変換端子をジャラジャラ付けてようやっと『クロックタワー』の画面が出ました。現代において旧世代機を遊ぶためだけに、ここまで苦労しなくてはならないとは……。これもう業務用モニターを持ってきた方がよかったんじゃねぇか?w
いわゆるゲーミングモニタと呼ばれるものにコンポジット入力が付いているものは無いと思いますが、せめてテレビを買うときくらいはアナログ端子があるか気にしてみてください。コンポジット入力が1系統あるのとないのでは大違いですよ。旧世代機が遊びたくなったいざという時に絶望しなくて済むんですから。
10月7日に下記のようなツイートを投下しました。
やはりというか、書き込んでもらったトラウマの8割くらいは「データが消えた」に起因するものでしたw かくいう僕もドラクエのぼうけんのしょが消えた時のSEが大嫌いでした。小学生だった当時の自分は「むしろぼうけんのしょは消えていいから音だけ止めてくんねぇかなぁ」と、まさにトラウマと呼ぶに相応しいSEだったのです。なのでファミコンを起動させたらまず隣の部屋へダッシュで避難し、30秒ほど置いてからテレビの前へ戻るという奇行をしていました。そして本当にぼうけんのしょが消えていた時は「あ、消えてる! ……ふぅ、危ないところだった。避難しなかったらSEを喰らうところだったぜ」と安堵していました。今でもあんまり聞きたくないなー。#ゲーマーの履歴書より
― ニコニコゲーム公式@プレゼントキャンペーン実施中!! (@nicogame_PR) October 7, 2019
抽選で1名様にプレゼント
応募するには
このアカウントをフォローし
このツイートを引用RTした上で
みなさんの
「できれば忘れたい
ゲームのトラウマ」
を書き込んで下さい✍️
当選者発表は番組の中で‼️
10月14日(月・祝)20時~
https://t.co/UH7wgn12Nf pic.twitter.com/rUxnvX6LbA
それでは今回も「みんなの履歴書」を見ていきましょう。
データが消えた系の話で一番面白かったのがこれ。成瀬Dが「そうそう、当時のバッテリーバックアップは振動に弱いんだよなー」って言ってました。そうなの? っていうかなんでそれ知ってるの? お前も同じ経験をしているだろ? この投稿が良いのはカセットを自転車のカゴに入れて爆走、の部分でその情景が浮かぶからなんですよねw 日本の小学生はなぜ自転車のカゴに何でも入れ、そしてなぜ自転車のカゴをあんなにも信頼しているのか。その謎を明らかにすべく、我々はアマゾン奥地へ向かった。クロノトリガーで虹装備を揃えた事を友達に自慢したくてチャリのカゴにカセットを入れて爆走、到着するなり自慢話をしながら起動したらデータ消えてた。 https://t.co/wJbrZccrtk
― 縄文ぞんび (@JoumonZombie) October 7, 2019
トラウマとか忘れたいようなものじゃないけど、初代PSの起動音はなんか怖かった
― Pororoca (@95a_g_rkv) October 7, 2019
PSで初めてやったソフトがチョコボの不思議なダンジョンで、あの暗い起動音の後にチョコボ一羽寂しくダンジョンに潜るのが当時小学生の身としては心細かったのをすごく覚えてる#ゲーマーの履歴書 https://t.co/WewBAEj3hQ
これは自分と少し似ているところがある気がしました。初代PSの起動音ってどんなだったかなと思って調べたら、確かに独特な重低音とキラキラした高音のミックスで、当時自分が中学生だったからセーフなだけでもう少し年齢が下だったら自分もトラウマになっていたかも……と思わせるような起動音でした。
1988年のアーケードゲーム「スプラッターハウス」、おどろおどろしい背景の演出とBGMの相乗効果で気分が悪くなって、ゲームセンターから帰ったら熱を出して寝込んだ。 https://t.co/ljLk8t2Mfa
― 夢永美朱(夜色P)は雲界に行きたい(PC修理中) (@miakayumenaga) October 7, 2019
これ「言うても昔のゲームでしょ?」と思うじゃないですか(あと「わんぱくグラフィティ」じゃない方ですよ)。アーケード機だったのでこの時代でもそれなりのグラフィック性能だったんですよ。実況動画を見たら今の感覚でもまあまあ怖いの。復刻版だとCERO:B(12歳以上対象)になってますし。吊るされた死体の腸からワームが飛び出すシーンとかあるし……CERO:Bでいいのか?
#ゲーマーの履歴書
― ピョードル5826世 (@fSfVChawBmpZqJC) October 14, 2019
忘れたいゲームのトラウマ…ではないけど
MOTHER3のニューポークシティは行くと心が締め付けられるし ぼくはいまだにポークタワー登るケツイが湧かない
国産RPG全スルーゲーマー・中條Dも『MOTHER』シリーズだけは全部やっております。でも「3」に関してはさすがに1周しかしておらず、あんまり詳しく覚えてません……。ただ「3」が過去2作と大きく違うのは、ストーリーラインがハードになっていて、過去2作とのギャップに結構苦しめられるんですよね。で、調べたらニューポークシティというのは「2」でほぼ悪役に近い存在だったポーキーが作ったディストピア(ただしポーキーにとっては理想郷)の街、という設定でした。あー、なんか思い出した。悪役のポーキーがあまりにも哀れなので憎み切れなかった記憶がある。ちなみに、このニューポークシティという場所はスマブラSPのステージにもなっているそうです。
バハムートラグーン
― 陣平 (@zinbeikozirou) October 7, 2019
・・理由? 説明がいるかい? https://t.co/CXZ5QpM0as
国産RPG全スルーゲーマー・中條Dには説明がいるよ。と言っても個別に説明を求めるわけにもいかないので自分で調べましたが(「3大悪女」とか初めて聞いたよ)、なんて言うか……「そんなもんじゃない?」とか思っちゃったんですよねw 主人公視点からすれば激おこぷんぷん丸(死語)なのかもしれないけど、逆側から見たらそういうラブストーリー普通にありそうだし。
友人がリアルにネカマやってた時 https://t.co/VBS55QtEiq
― エスタバ:節約 (@estava_ksdd) October 7, 2019
僕は今回のお題の中ではこれが優勝だと思いましたw
今後も「みんなの履歴書」を募集いたしますので、ふるってご参加ください。現在も新しいお題「将来、自分の子供にオススメしたいゲーム」で投稿募集中です。参加してくれた方の中から抽選でプレゼントも行っております。
そして、次回の放送は10月28日(月)20時00分からです。前回ゲストだった5月病マリオさんがMCとなり、茸(たけ)さんをゲストに迎えます。タイムシフトの予約を忘れずに!
あと追加でもう一つお知らせ。最近、弊社Twitterもあれこれやってまして、たまーにイラストレーターの「ゆうま」君にお願いして番組レポを描いてもらったりしています。
好評であれば今後もレポってもらおうと思います。こういうのええやん! と思ったらRT・FAVしてください。ニコニコユーザーの支持という後ろ盾なしでは我々、運営は無力なのです、よろしく!!
コメント
コメントを書く