【ヒキ弱王の日常】~推しの居ない世界~(5月16日)
~推しの居ない世界~
仕事柄、普段から色々なホールでどの機種が人気なのか、あるいは不人気なのか、そういう「一般ユーザーの傾向」を見ておくのは大事だなと、最近特に感じているわけですが、今日もまた市場調査という名目でホールへ足を踏み入れて、やっぱりモンキーは人気だな~なんて眺めながらホールを一周したところ、自分の中のある変化に唐突に気付いてしまいました。
オレ、“推し”シリーズが無くなってるんじゃないか…?
誰にでも好きな機種があるかと思いますが、その延長上で「好きなシリーズ」ってありますよね? スロならジャグラーとか番長とか、パチならエヴァとか海とか、なんでも良いんですけど「このシリーズは新機種出たら必ず打つ!」みたいな、そういうやつです。
それに気付いたきっかけは、ホールを一周している時に見つけた「Pひぐらしのなく頃に 輪廻転生」。オレ、原作の「ひぐらしのなく頃に」が大好きで、スロのひぐらしと言えば小役狙いとビタ押しの技術介入で設定1でも出玉率100%超えの代名詞みたいな存在だったので当然ですが、パチンコのひぐらしも全シリーズ1000回転以上は必ず打ってたんですよ。
でも、そんなひぐらしのパチンコをいつの間にか「そういえばこんな機種出てたな」って程度で扱っていた自分に、少し驚きました。
その理由は色々と思い当たることがあって、まず一つ目は、以前はパチもスロも画一的なスペックしか出ない時期があったので、その頃って見せ方や演出でしか他機種との差別化を図れなかったんですね。なので、タイアップの価値や存在意義が今よりも大きかった。「この作品だから打つ」っていう動機付けが多かったんじゃないかと。
前向きに考えるなら、それだけ今の機種はゲーム性やスペックの幅が広がったってことの証でもありますね。
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