YNA#127「差別ダメゼッタイ!で失われるもの」



先週ファイザー製ワクチン1回目をうってきたんだけど、副反応みたいなのは特になかったね。解熱剤用意してたけど使わなくてぜんぜん良かった。
まあ2回目の方が重く出やすいとかって話も聞くし、変わらず注意しながら……あ、そうだ。副反応あったわ。接種5時間目くらいにやたら眠くなってそのまま8時間半の睡眠取ったんだ。途中2回起きたんだけど、まるで睡眠薬飲んだかのように身体が重くてまたすぐ寝ちゃう感じ。
で、調べてみたら同じように感じてるひともやっぱいるみたいで。あとはめっちゃ食欲出るとかw このへんの健康的な症状はもはや副反応と言っていいかわからんけどね。

といったところで今回は、ちょっと出張前で時間ないからネタ帳の中からササッと書けそうなテーマでいこうか。
そうなんだよ、出張行ってくる。しかも、1泊の予定が急に昨日2泊になってさ。
とはいえ、いつもなら現地でひとに会うとかメシや酒なんかの楽しみがあるけど、こんなご時世だからね。こっちから3人行くけど各々でチケット取って仕事中以外は行動を共にする予定もなしっていうw
夕食なんかももしかしたら誘われるかもしれないけど、まあできるだけ断るつもり。

さて、本題のテーマは。
「完全無欠の正義みたく言われてることの隙」
こちらです。

まず1つ目。
「相手がセクハラだと感じたらそれはセクハラなんです」ってやつ。
要するに、どんな行為をしたか? ではなく、された相手がどう感じたかで罪になるってことね。
わりといま主流の考え方じゃない?
でも、もうみんな気づいてるとおりめちゃくちゃ危ないでしょ、これ。
そう、えん罪を大量生産できる。
だって、やられた側の感情だけで断罪できるんだもんね。

いまはまだそんなむちゃくちゃな話聞かないけど、これがエスカレートすると一時期問題になった痴漢えん罪みたいなことになるよなーって。
ほら、女性がさ、近くにいた男性の腕を掴んで「このひと痴漢です!」つって、まんまと慰謝料せしめるやつね。それで荒稼ぎした女子学生とかいたんだよね。で、男性たちは無実なのに職失って。

世の中さ、いいひとばかりじゃないから、こういうことに罪悪感おぼえないやつもいるんだよね。残念なことに。

もちろんセクハラを擁護してはいないよ。むしろこうやってセクハラ被害が表に出やすくなってきた時代を歓迎している。
前にも書いたとおり、長い間ずっと立場の弱かった女性たちがしばらくの間は平等以上に優遇されてしかるべきだと思ってるから。


次に。
「差別ダメゼッタイ!」
こちら。

いまってたぶん人類史上最高に差別を忌み嫌う空気になってると思う。
めちゃくちゃいいことだよね。心からそう思う。

でもこれもエスカレートしたら危ないんじゃないかって。

なにがとは書かないけど、差別されていた側が組織を興して莫大な利益を得る。その活動のため定期的に告発を続け、世の中でその対象に触れることすらタブーになっていく──こういうことが昭和の時代にあったんだよね。
要するに表現の自由が脅かされた。