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～老いたくはねぇなぁ編～


気付いたらオリンピックが始まっていたようで、地上派テレビを見なくなってから世の中の動きに一層と鈍感になってしまった。20代半ばまでは自分の好きな競技、例えばサッカーぐらいは気にしていたものだが、今じゃ「明日打ちに行くホールの高設定は何かな？」ということ以外、未来に対して期待することなど無い。まぁそれですら、過去その店がどんな傾向で高設定を入れているのか、という大事な下調べすらせずに出向いたりするが。

って言っているそばから、今日はサッカー男子の日本代表戦らしいじゃないか。これを書き終えたら少しテレビを点けてみるのが、日本国民・サッカーファンの端くれとしてせめてもの礼儀だろうか。

この件に限らず、年々色々なことに対する熱意や興味が薄れてきている感は否めない。よく「大人になったら買ったゲームをやらなくなった」という話があって、ゲームファンの間ではポピュラーなあるあるなのだけど、もちろんオレもバッチリ当てはまる。小説も読まなくなったし、漫画を読む頻度も減った。そんな中で麻雀はサボらずに連日励んでいるので、アレはやはり面白い遊びなのだろう。

そして遂にはパチスロにもその影響が及んできた。オレは5号機の初期からずっと、ボーナス＋ARTタイプが好きだと常々言ってきて、世の中でどんなに押し順AT機が流行ろうとそれだけは揺るがなかったし、同条件で高設定が期待できるなら必ずボーナス＋ART機を第一に考えてきた。

そんなオレが、現存する数少ないボーナス＋ART機であり自分でも導入当初からずっと面白い面白いと言い続け熱心に打ち込んできた「SLOT魔法少女まどか☆マギカ2」を、高設定の可能性が高い台だと睨んでおきながら夕方前に捨ててしまったのだ。そして実際その台は、オレの後任者に弱チェCZとそこから1500枚ほどのARTをポンとプレゼントしていた。