ランキング動画から本編TSをざっくり拝見し、疑問に感じたのでコメントいたします。失礼ながら、あの番組の企画主旨は何だったのでしょうか。
視聴者が求める主旨(ニコシェフ)に対し、企画・打ち合わせがあまりに杜撰では？
料理生放送は本来非常に見せ方が難しいテーマにも関わらず、安易な構成をした結果失敗しているように見えます。

見たところ番組構成としては「ビストロスマップ」や「料理の鉄人」(料理人も試食者も見せる)に近いのでは？最近だと「ウル得マン」とか？
であれば、こうした番組をもっとよく観察すべきです。
これら番組は【作業中の料理人とゲスト(食べる側)は物理的距離を置いて】います。メインの作業中は調理風景を見せつつ他の話題(ゲストトークや料理解説など)で間を持たせ、手隙になると言葉を交わす事もある。
「作る人」と「作り方」も主題なら、調理過程も見せる必要がありますが、その際料理人は出来るだけ料理に集中させるべきです。その他の作業は単純に作業の邪魔・遅延原因だし、何より危険です。

今回のように芸人さんに調理過程を突っ込ませるなら絶対に別室作業の中継にすべきだったでしょう。
作業中コメントは見ない(見えない)けど、声はそうもいかない。作り方・調理内容へのツッコミ、次々出る矢継ぎ早な質問に答えるために調理までおざなりに。内容には企画主旨(男の料理)が伝わっていないのでは？と思うものも。
その結果出た遅れをさらに突っ込まれ悪循環に…。

調理を紹介しつつ進行するなら調理補助役とも綿密な打ち合わせが必要でしょう。ニコシェフのトークを優先するなら調理進行の大半を補助役に回すのも選択肢のはずです。しかし今回は手順も分かっていない加藤さん。
加藤さんは努力されていましたが、手順分からない人がいても正直邪魔です。結局ニコシェフの負担が増えています。

プロ料理人でも喋りながら時間通りに作ることは難しいと思いますが、先日の番組はそれを一般人のニコシェフに強いています。この時点で失敗だと思います。
更に土鍋の不備やシャンパンのサーブまでニコシェフが…結局ドリアでチーズを忘れるなど、これらが調理に影響を及ぼしていると考えます。
また、出来たコースを全て並べたものなどは事前に作ったものを撮影するなどして見せてほしかったです。