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嵐の党 定例記者会見 2021年7月2日

2021/07/07 00:00 投稿

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動画

【7月2日午後1時〜】定例記者会見ライブ放送



参加者

立花 孝志 党首 / 大橋 昌信 副党首 / 浜田 聡 参議院議員



目次

  1. 嵐の党の基本的考えと諸派党構想のおさらい

  2. 落選した都民ファーストの会候補者について

  3. 万引きについて

  4. インターネット上の私文書の公文書化について

  5. 地方選挙の報告




定例記者会見・要約


立花孝志党首の報告


嵐の党の基本的考えと諸派党構想のおさらい


立花 今週月曜日に党名を『嵐の党(略称・あらし)』に変更しました。これまで、NHK問題の追及という一本槍でやってきましたが、『政界に嵐を巻き起こす』『諸派党構想』を広げていくために、しばらくはこの名称で進めていきます。


 NHK問題の進捗状況に対して、たくさんの声をいただきますが、私は「NHKはすでに死んでいる」と思っています。昨年12月、NHKの訪問員が全国で不適切な訪問をしていることを、NHKの前田会長が認め、3年かけて委託会社との契約もなくしていくことも発表されております。


 NHK集金人の弁護士法72条違反について、裁判で徹底的に追及しています。年内、遅くとも来年の春までには勝訴の判決が出ると確信しております。


 われわれの主張は「嫌がる相手から無理やりお金を取るのはやめしょう」です。われわれの政党は自由を大切にしています。党費の支払い、党員集め、選挙応援など、一切命令をしない自由な政党です。


 NHK受信料制度も国民の任意に基づく支払いにしていく。スクランブル放送をすれば、NHKもいい番組を作ろうとなる。民主主義国家において、見ていない人からお金を取るのはどうなんだろうということです。


 ですが現段階では、受信料未払い者がNHKから裁判された場合、受信料を支払わなければなりません。こういった方をお守りするための活動は継続します。


 党として進化していかなければいけません。そのために『嵐の党』に変え、『NHKスクランブル化の実現』と『諸派党構想』を進めていきます。


 多数派が正しいという空気が日本中に広まっています。多数決で一つの方向に決めないといけない事案があることは理解しますが、例えば、学校に行きたくない子供が、代わりに自宅で勉強をしているのであれば、無理に学校に行く必要はないと思います。『学校にいかないことが悪い』という多数派の声に少数派が萎縮させられることはよくありません。少数派の声を大切にしていくのが『諸派党構想』です。


 政治の世界でも少数派は迫害されています。「当選もしないのにどうして選挙に出るんだ」とよく言われますが、選挙の主旨は当選することだけではありません。


 今の日本はとても平和ですが、見かけ上です。この国の官僚や裁判官は法律を自分たちの有利になるように解釈したり、裁かなければいけない相手を裁かなかったり、法治国家の体をなしてきていないと思います。だから、真面目な人が自殺をしてしまう。


 表面上平和で、投票率が低いことはいいことなんですが、近い将来、政治を大きく変えていかなければならない時が来る。4年前の東京都議選でも、多くの国民がそれを望んでいるから『しがらみのない政治』が求められましたし、自民党政権に納得しているわけではないということで、10年前に民主党政権になりました。その民主党も変わってしまい、今は入れるところがない。


 外国が日本に攻めてくる可能性もあるし、「もっと政治を変えてくれ」という機運が出てくると思います。『嵐の党』はプラットフォームです。立候補したい人がいつでも立候補できるプラットフォームであり続けたい。


 次の総選挙で政権を取るのは現実的ではありませんし、議席が取れるかどうかも怪しい。当選するには4%くらいの得票が必要ですが、公職選挙法上2%取れば、国政政党として政見放送ができたり、政党助成金がもらえたり、いろんなメリットがあります。次の衆院選で2%取れなくても、来年の参院選で取れたら問題ありません。


 われわれはこの2%を死守し続けながら、多くの国民が政治に関心を持って、投票率が7、80%になる混乱期が来た時に、われわれの国政政党を有効に使っていただきたい。


 大きな流れになった時は私は退いて、渡辺喜美先生に国政政党を仕切ってほしいというお話もさせていただいております。それが、政党名を『みんなの党』にしなかった理由です。ですが、まだ多くの国民は大きな改革を望んでいないだろうと判断しています。


 政治をしたい人が自分の考えた政策を実現していくのが政治の目的ではありますが、一方で、多くの有権者の望みを叶えていくということも、政党や政治家に求められていることです。


 私は議員を減らすことに対してあまり賛成はしていませんが、船橋市議選の選挙結果を見たところ、『議席を減らします党』の得票率が非常に高かった。東京都議選・葛飾区選挙区で多くの得票があればやっていきたい。


 国政政党『嵐の党』があり、その下に『NHKから国民を守る党』『議席を減らします党』『こころのやまい党』『内部告発者党』などの政治団体があります。嵐の党が気に入らない人も公認しますし、公認をした政治団体の公約には責任を持ちません。


 次期衆院選・鳥取2区で国民民主党から立候補予定でしたが、万引きして捕まったために除籍となった折川朋子氏からお電話がありまして、「万引きなんたら党を作ったら?」と話しました。万引きをしたことは認めていますが、国政に挑戦したいという強い気持ちをお持ちです。


 万引きの目的として、『お金がないから』『精神的なストレスの捌け口』『淋しいから注目を集めたい』といったことがあります。万引きした人を公認するのはどうかなとは思っていますが、本人が供託金の300万円用意して出たいと言う以上、断る理由がない。まだ検討段階ではありますが、諸派党構想は僕の好き嫌いで参加する人を決めるつもりはありません。


 諸派党構想への参加条件はワンイシューを掲げることです。つばさの党など、すでに活動している政治団体に対してワンイシューを求めるのは難しいですが、これから選挙に出る政治団体は、政党名で明確なメッセージが伝わる方に絞っています。


 れいわ新選組に反対でもいいですよ。れいわ新選組は有権者に対して実現不可能なことを言っています。冒頭に「政権を取ったら」がつくんですよね。できもしないことを言うことや、言ったからって誰かが救えるわけではないというのはあまり好ましくありません。活動費用となる政党助成金をお渡しするので、具体的な救済のできる公約だったら最高です。救済がしたいから選挙に出てほしいんです。選挙に出たいから何か公約を作るのは違うんですよ。


 嵐の党は、今の日本を直ちに変えなければいけないという考えではありません。時間もかかるし、かけていいとも思っています。入れるところがないという理由もあると思いますが、変えなくていいと思っている人が多いから投票率が低いと考えています。


 諸派党構想は『専門家を集めていく』という考えです。それぞれの方の得意分野で選挙に挑戦してほしい。消費税廃止は一番ダメでしょう。消費税廃止できなければ嘘になってしまう。今、「消費税を廃止する」って言っている人たちって一番無責任だと思うんですよ。できもしないことを言って有権者を騙すのは好ましくありません。政権を取れる環境になってから言うことでしょうし、むしろ既成政党の応援に回った方がいい。できることをやってほしいんですよ。立候補すると税金をもらえる立場になるので、ある意味公務員みたいになってしまうんです。


 諸派党構想について整理しますが、私はNHKの被害者を救済したいと思ったから『NHKから国民を守る党』を作りました。同じように、子どもの連れ去り、動物愛護、不登校などの問題で、切実な思いを持って政治に期待している人が大勢います。


 少数派なので選挙で票は取れないけれども、当事者にとって重要な問題で、救済活動のための活動費を分配するために作ったのが諸派党構想です。ただ政治家になりたい方、あれもこれもやりたい方を求めているわけではありません。


 なので、私自身がやりたくなくても、やってほしいという有権者の声が多ければやります。船橋市議選で『議席減らします党』にいただいた4000票は、税金を使って実験した以上は実現させなければならない。7月4日投開票の東京都議選、その日から始まる三郷市議選でテストをしてみます。


 『少数であってもやらなければならないこと』『国民が望んでいること』の二つを国政政党としてやっていきます。


 先ほどの万引きもそうですが、「どうして万引きをしてしまうんだろう?」「同じような苦しみを持っている人がいるんじゃないか?」という視点に立って、他党で公認を取り消された人を嵐の党で公認するのは有意義なのではないかと考えています。



都議選で落選した都民ファーストの会候補者に衆院選をPRしていきます!


立花 東京都議選で、多くの都民ファーストの会候補者の落選が予想されています。この4年間、しがらみのない政治ができなかったと都民は判断するでしょう。


 「しがらみのない政治をしてほしい」という声はいまだに消えてないと思いますので、落選された方に対して、来週月曜日から積極的に「衆議院選挙に出ませんか?」と声をかけていきます。東京ブロックに都民ファーストの会の人たちが10人集まれば十分。5%取れば国会議員になれます。


 本当の意味でしがらみのない政治をしようと思っている優秀な方たちばかりだと思います。選挙に負けようが政治活動は続けるべきなので、積極的に声をかけていきます。


▼関連リンク

お金と政治の話【しがらみのない政治】嵐の党の基本的考えです。




浜田聡議員の報告


万引きは精神障害の一種。選挙に出る意義はあります


浜田 医者になって10年になりますが、研修医時代に精神科で勤務していた際、万引きがやめられない患者さんの相談を受けました。クレプトマニアと言いまして、緊張感と開放感の精神的な起伏を望み、繰り返してしまうという精神障害の一種です。本人の社会生活に大きな支障をきたしますし、社会への影響も大きい、軽く考えてはいけない問題です。選挙に出る意義はあると思います。



インターネット上の私文書を公文書に!


浜田 昨年、新型コロナウイルスによる第一回目の緊急事態宣言が行われた際、政策決定につながったものとして、8割おじさんこと西村博氏の「何もしないと42万人死ぬ」の根拠となった計算式があります。


 倉山満氏からの提案により、後々検証できるよう、ニコニコ動画上にしか残っていなかったものを、正式な公文書として政府に提出しました。


▼関連リンク

【ご報告with倉山満先生】1回目の緊急事態宣言の政策決定に影響を与えた「インターネット上に残る私文書」を公文書として保存いただくため内閣官房に提出しました 2021年06月28日




大橋昌信副党首の報告


地方選挙の報告


大橋 7月4日(日)は東京都議会議員選挙の投票日です。


 7月4日(日)告示日の埼玉県三郷市で、日高千穂が『議席を減らします党』公認で立候補予定です。同日、奈良県奈良市で竹島啓太が、ご自身で立ち上げた『NHKから国民を守る党』公認で立候補予定です。





▼要約担当

とにぃ@とおにしまなみ @ChikiChiki_Tony

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