週刊『夏野総研』

週刊『夏野総研』vol.035【その存在は有名無実か黒船か? 新スマホOS、Firefoxと...】

2013/04/26 09:00 投稿

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▼第035号
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               夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』
                           vol.035
 【その存在は有名無実か黒船か? 新スマホOS、FirefoxとTizenの実態】

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《目次》
01.時事ネタキュレーション
02.ビジネス分析
03.Q&A
04.Natsuno's BEST BUY
05.weekly wine
06.プレゼントコーナー
07.スケジュール
08.編集後記

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【01.時事ネタキュレーション】
 いつもぼんやり見ているニュースも、見方を変えればいろいろなことが見えてくる。当コーナーは、日本の未来を読むための時事ネタや話題コンテンツを、私がキュレーターとなって解説していくものです。
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※執筆の都合上、今号では4月23日までのニュースについて解説しています。

◆東京駅近くに地下鉄「新東京駅」 羽田~成田間、1時間以内
 所用時間短縮も重要だが、発車間隔も短くしてほしい。最大でも10分に1本は欲しいところ。ちなみにロンドンのヒースロー・エクスプレスは15分間隔、香港のエアポート・エクスプレスは10分間隔だと思う。

◆新『スター・ウォーズ』の2015年夏公開が正式決定! 毎年1本のペースで新作リリースへ!
 スターウォーズの世界観は壮大。3作の続編が作られるということで、さらにその世界が広がる予感。エピソード6で登場人物もだいぶ亡くなっているので、ここからは新キャラもたくさん登場すると思う。楽しみ。

◆安倍首相が竹中氏の「特区」プランを採用。外資誘致、カジノなど刺激的な文言が並ぶ
 竹中さんの政策は具体性があるものが多いので、即効性も期待できる。どんどん実行してほしい。

◆来日消費額、中国人トップ 3年連続、2688億円
 日本の映画産業の規模(2000億)を超えた消費を中国人観光客が日本で行っているというのは感慨深い。「大」が付くお得意様。

◆総人口、過去最大の28万人減 65歳以上は初の3000万人突破
 ここから人口が加速度的に減っていくだろう。しかし、備えはない。

◆村上春樹の新刊が累計100万部突破
 すごい。すごすぎる。もはやファッション。

◆小池百合子氏、仏ルノー社外取締役に 兼業に問題はないが…
 兼業、多いにすべし。本当に国会議員の活動がおろそかになるという危惧を持って規制するよりも、結果で論じよ。

◆Amazon.com、アプリ配信「Appstore for Android」を世界約200カ国で展開へ
 一言、名前がまぎらわしい。

◆新卒の正社員率100%に 自民が若者雇用で提言案
 雇用に対する企業の負担を減らす方向なのか、そうでないのか、なんだかはっきりしないなあ。

◆パナソニック、社長・会長の報酬5割減に 削減幅拡大
 必要なのは報酬減ではなく、経営陣の取り替えだと思います。

◆グーグルのシュミット会長、モトローラの新製品について示唆:「驚くべきものになる」
 Androidのイメージを打ち破るものが出てくることに期待!

◆新経済連盟の三木谷代表が提言書を提出。英語などグローバル色を強く打ち出す内容
 いろいろ批判もあるが、今までの経済団体よりは遥かに具体的かつ新しい。どんどん行けー!

◆麻生副総理「いい加減に生きている人の医療費を俺が払ってると思うとバカバカしい」
 ある意味、本音。

◆がれき「受け入れ検討」だけで108億円交付
 これはひどい。一体どういう金銭感覚なのか。やはり公務員は10年任期制を入れるべきだと思う。

◆ユニクロ、「世界同一賃金」導入へ 優秀な人材確保狙う
 昔から金融業界では行われていたこと。むしろ国によって賃金が違う方がおかしいのではないか。かつて日本における外資系金融機関がそうであったように、新興国の優秀な人材を一気に獲得できるだろう。

◆三浦八段も将棋ソフトに敗れる…将棋界に衝撃
 逆に言えば、人間のすごさを再認識した。1分で2億手読めるコンピュータ相手に互角に戦ったのだから。

◆外国人の英語教員、倍の1万人に 自民再生本部案
 当然。

◆尖閣に公務員駐在も…首相、対抗措置を示唆
 実行支配はどんどん強めていくべき。議論する必要はない。どんどん進めよ。

◆カリフォルニア大の研究チームが「脳波をパスワード代わりにするシステム」を開発
 究極の生体認証。日本はこの分野を得意としているはずなので、世界をリードしてほしい。

◆ノキア、QWERTYキーボード搭載の新型スマートフォン発表を示唆
 果たしてノキアは復活できるのか。その道のりは険しい。

◆中東ドバイ警察、今度はフェラーリ FF をポリスカーに採用
 これでは逃げ切れない。

◆成長戦略、まず医療・女性 児童保育2年で20万人
 方向性としてはいいと思うが、スピードと規模を躊躇なく進めてほしい。

◆思わず涙がこぼれそうになる! 息子が成長してゆく様を描いた「マクドナルド」のCMが感動的すぎ!!
 よかった。

◆イケメンすぎて国外退去させられた男性が話題に
 確かにイケメン。しかし国外退去とは。

◆東京ディズニーランドのアトラクションを止めた迷惑行為DQN高校生、数々の悪行がブログにも
 逮捕し重罪に処すべし。威力業務妨害および迷惑防止条例違反では軽すぎる。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【02.ビジネス分析】
 企業が手がけるビジネスの仕組みや戦略や動き、それを取り巻く社会状況などを解説していきたいと思います。
〈※これまでのビジネスモデル分析のバックナンバーを当メールマガジン末尾に記載しております〉
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【FirefoxOSとTizenの参入から見る、モバイルOSの未来図】

  今、モバイルOS市場に注目が集まっている。その理由は、インターネットブラウザ「Firefox」を開発したMozilla Foundationが手がける「FirefoxOS」搭載端末がKDDIより発売されることが決まったこと、そしてNTTドコモが新たなモバイルOSである「Tizen」を搭載した端末の年内発売を目指すと発表したことが理由だろう。果たして、FirefoxOSとTizenは、「AndroidやiOSに続く第3のOS」として既存スマートフォンの牙城を崩すことができるのか。その動向は大きな話題となっている。
 私も最近になって「Firefox OSとTizenは成功するのか」と質問を受けることが多くなった。そこで今回のビジネスモデル分析ではFirefoxOSとTizenの戦略を中心に、新たなプレイヤーが登場したモバイルOS市場を分析していこうと思う。

 実は、過去にモバイルOSのビジネスモデル分析は行ったことがある。夏野総研001号から003号。『モバイル市場でMicrosoftが勝てない理由』と題し、Googleの「Android」とAppleの「iOS」、そしてMicrosoftの「Windows Mobile」を比較した。

 では、どのような分析だったのか。まずは以前のおさらいから始めよう。
 Appleの至上命題は「ハードウェアの付加価値をいかに高くできるか」ということ。あくまでもiTunesやApp Storeは付加価値を上げる仕組みの1つで、利便性やコンテンツの質を上げることでiPhoneやiPadなどのハードウェアの価値を高めて販売することにより、より多くの利益を上げるというビジネスモデルだ。つまり、iOSもiTunesやApp Storeと同じようにハードウェアの付加価値を高める仕組みの1つと言えるのだ。
 もちろんiTunesやApp Storeによる利益もあるのだが、そこでの儲けはたかが知れている。

 ハードウェア販売での売り上げを目指すAppleに対し、Googleは広告収入をメインとする「広告ビジネス」である。Googleという検索エンジンにユーザーを集め、多くの人に広告を触れさせることを目的としている。つまり、GmailもGoogle MAPも広告に触れさせるための仕組みであり、Androidもその1つだ。OSを提供することで、より多くのモバイル端末からGoogleの各サービスにアクセスしやすい環境を整備し、結果として広告ビジネスを有利に進めようとしていると言える。
 AppleとGoogleの思想の違いは、同じアプリケーションダウンロードサービスにも表れている。Appleが提供するApp Storeに比べてGoogle Playのアプリの審査は「緩い」。これは、ディベロッパー(開発業者・開発者)に対し、かなり自由な開発環境を整備することで、ユーザーにとって魅力的なサービスを開発しやすいようにしているのだ。ユーザーにとって価値のあるサービスを揃えることで、1人でも多くのユーザーの手に取ってもらえるようなOSを目指しているのだ。

 そして、最後はMicrosoftのWindows Mobile。これはPCのOS市場で圧倒的なシェアを誇るWindowsの強みを利用しソフトやサービスの互換性を高めることで、WordやExcelなどPC上でのアプリケーションをそのままスマホでも使用できるようにし、ユーザーにとっての価値を創造するというモデルだ。

 ここまでが以前のおさらい。では、FirefoxOSから分析していこう。
 これまでは、アプリを利用するにはApp StoreやGoogle Playなどからダウンロードし、スマホやタブレットの端末内に保存してから起動する必要があった。このようなアプリを「ネイティブアプリ」という。
 しかし、FirefoxOSでは、「HTML」というホームページ用のファイルを使用することで、アプリを“ネイティブアプリ”としてではなく“Webアプリ”として提供しようとしている。Webアプリとはブラウザ上で利用するソフトウェアのこと。その例としてWebメールやブログ、インターネットバンキングなどが挙げられる。
 このWebアプリはブラウザ1つあれば利用することができる。そのため、FirefoxOSはOSそのものをブラウザにすることを前提としているのだ。
 ブラウザだけのWebアプリは、ネイティブアプリに対して競争力がないのではないかと疑問を持つ方も多いと思う。しかし、ここでいわゆる「HTML5」が意味を持ってくる。HTML5は、HTMLの標準化団体であるWorld Wide Web Consortium (W3C)が標準化を進めている新しいHTMLで、その最大の特徴はブラウザ上でアプリが動くというものである。もちろん、ネイティブと比べればその機能には自ずと限界はあるが、かなりのグラフィックス性能を要求する高度なゲームでなければ、ネイティブと同じように動くと思っていい。すでにソーシャルゲームの多くはウェブベースで作られている。

 そんなこともあり、FirefoxOSがここまで大きな注目を集めている。次回はFirefoxOSのビジネスモデルをもう少し掘り下げ、モバイル市場での優位性を解説していこう。
[続]


※次回、『FirefoxOSとTizenの参入から見る、モバイルOSの未来図』その2。FirefoxOSが大きな注目を集める理由は、ずばり「価格」での優位性だと思っている。FirefoxOSはなぜ価格を抑えることができるのか、そして価格という強みがなぜ優位性を発揮するのか、その理由を紐解いていく。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【03.Q&A】
 人生相談に恋愛相談、ビジネスの相談などなど、読者さんからいただいた質問の中から、いくつかに対して私が直接お答えします!
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★質問募集のお知らせ★
 当メールマガジンでは、夏野剛への質問を募集しています。どのような内容でも構いません。質問は日曜日締めで金曜日のブロマガにて掲載をいたします。
〈※質問によっては夏野総研の生放送内でダメ出し・改善策・アイディア出しなどの“生コンサル”をする可能性もあります!〉

 質問のある方は、必ず以下の内容
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◆登録メールアドレス:
◆質問(500文字以内/ひとつのQに複数質問はNG):
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を記載し、件名に「QAコーナー」と記載のうえ、[ natsunoqa@gmail.com ]までメールをお願いします。

※お一人様一問でお願いします。全ての質問、また登録メールアドレスの確認できない方の質問には、お答えできませんので、あらかじめご了承ください。

★執筆の都合上、今号では4/21までに寄せられた質問に回答をしています★

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[Q,1]
 日本は技術力が高いと国内では未だに言われておりますが、部品を作る様な繊細技術は別にして、伝統工芸的なアナログな技(和紙とか曲げモノ、銅鍋など)は、今後の世界市場で戦えるほどの力を持っているものなのでしょうか?
 物作りを謳い、過去の栄光を慰みにしてる感を覚えるのですが、皆が容易に想像する日本の物作りの技と言うのは、本当に世界で勝負にでれるものなのでしょうか?
 個人的には日本の伝統技術と言うのが大好物なのですが、攻殻の時代に嗜好品の様な技術がマスに求められるとはどうも思えませんし、ニッチをターゲットにするなら価格設定がもう手遅れ? と言う感を受けます。
 わかりにくく恐縮です。要は日本の伝統工芸ってこれからやってけますか? という質問です。

[A]
 ご指摘は正しいですね。確かに伝統工芸には目を見張るような技術、技がありますが、それが消費者にとって価値になっているかどうかについては疑問なものもあります。であれば、価格戦略としてニッチマーケットを狙い高くすべきだと思います。しかし、そういう伝統工芸品や芸術モノの作り手さんたちの中には、価格を高くすることは芸に反するといった感情を持っている人もおり、価格戦略は難しいです。
「過去の栄光を慰みに」というご指摘、ごもっとも。やはり人材の流動、交流をしないと新しい発想や、新しい試みが生まれにくく、どんどん時代遅れになっている感がありますね。
 ご質問に対するお答えとして結論を言うと、日本の伝統工芸は「このままでは」これからやっていけなくなる、やっていくためには人材の新陳代謝が必須、ということです。

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[Q,2]
 夏野さん流の疲労回復方法を教えて下さい。
 ベンチャー企業で働いていた当時、平日は朝から夜中まで働いていたものの、土日祝日の休みはよく寝て平日の疲れを取るようにしていました。
 休日に寝た時はスッキリするのですが、こんな生活が1年以上続いた時、いくら寝ても慢性的な疲れが取れず疲労困憊で倒れたことがありました。(精神的ストレスはあまりありませんでした。)
 今は別のことをやっていますが、何だか当時に近しい疲れ方を感じてきています。
 オススメの疲れの取り方があったら教えて下さい。
 尚、当方お酒はあまり飲まず喫煙習慣もない20代後半男性です。

[A]
 あらら。20代でそうだとすると、30代、そして40代以降はもっと大変ですよ。
 喫煙しない、お酒を飲まないは、体にとってはいいことです。やはり適度な運動がいいと思います。週に2日、3km?5km走るだけで、体調は全然違います。
 そして週末に寝貯めせず、平日もできるだけ早く寝ること。平日深夜の仕事分を土日に分散した方が、体にとってはいいと思います。
 がんばってください。

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[Q,3]
 TPPの是非について。
 TPPという言葉の響きはよく、日本開国、世界に門戸を広げるというイメージがあります。
 私も日本はもっと世界に打って出るべきであるし、本当の意味での「グローバル化」を推進していくべきだと思います。
 しかし、YoutubeでTPPに関するものを見ました。
https://www.youtube.com/watch?v=HLVKAalmD48 )は是非ご覧頂ければと思います。
 ここでは「企業の特権化」が問題となっており、企業による訴訟が国家の法律を凌駕することも述べられています。
 これはロバート・ライシュのいう、消費者としての我々が豊かになる一方、「市民としての我々がないがしろになる」ことを思い起こします。
 TPPに反対する人は保守的で既得権益にしがみつく人間がいるでしょう。
 私は既得権益にしがみつく人間が嫌いですし、農業に関しても規制を取払い、自由化し他国と競争していくべきだと思います。
 しかし、違った側面、すなわち“陰の”TPPの側面を注視しなければならないと強く思うようになりました。
 我々はTPPという言葉のイメージに踊らされていませんか?
 夏野さんはいかがお考えでしょうか。

[A]
 そういう時代に既に入りつつあることを理解しなければいけないと思います。
 つまり経済や社会がどんどんグローバル化する中で、ローカル国家の存在というものが相対的に小さくなっているということです。しかし商売のルールは国家ごとに決められていることがむしろ阻害要因になってきた、という時代背景から出てきたのがEUや、FTA、そしてTPPのような発想でしょう。
 もちろん、この制度をフルに活用して自分に有利にしようという企業行動が出てくるでしょう。今まで通りの商売が成り立たなくなる人も出てくるでしょう。しかし全体で見れば、安いものは安く手に入り、いいものはより大きな市場で売れるということがもたらす非効率の是正は、人間社会をよくする方向であることは間違いないと思います。
 マクロで見るとやはりTPPのようなことを考慮せざるを得ないが、ミクロで見るといろいろな弊害が予測される。そこで、いかにしてミクロの弊害を小さくするかという議論をどんどんした方がいいと私は思います。ミクロのリスクを拡大解釈して、マクロのメリットを失うようなことになってしまったら、社会にとって損失ですから。

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[Q,4]
 夏野さんのiPadケースのカードホルダーに、色んなカードが入ってますが、何のカードですか?

[A]
 クレジットカード、社員証、運転するときは免許証、スポーツクラブに行くときは会員証などなど。

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[Q,5]
 GoogleとAppleによるWebKitの共同開発が終了することについてどのような見解をお持ちですか?
 Googleが今後はBlinkというレンダリング・エンジンをChromeブラウザ向けに開発していくと発表しました。これに伴い、HTML5/CSS3の標準化がどのように進んでいくことになるか、また夏野さんだったらどのように進めていくかについて見解をお聞かせください。

[A]
 HTMLの標準化は他の標準化プロセスと異なり、実装主義です。つまり、どこかで実装されたものが標準として提案され、標準化されていくプロセスです。GoogleがBlinkをどのように扱っていくかわかりませんが、新しい試みがうまくいけばそれが標準化され、どのブラウザーにも共通搭載されていく、というW3Cのいいサイクルが機能すると考えています。

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[Q,6]
 少子高齢化の問題で、僕は義務教育を減らせば、改善するでは? と考えています。
 義務教育の年数を減らし、社会に出れる年齢層を下に広げれば、結婚・出産が可能な人達の範囲が増え、結婚率、出産率も増えると考えています。
 ネットが普及した今と昔では、子どもが持っている情報量も全く違うのですから、義務で9年も勉強する必要性はない思いますし。
 この考えについて夏野さんの考えを聞かせて頂きたいです。

[A]
 すでに高校進学率も大学進学率も上がり続けており、義務教育年限を下げたとしても、社会に出る年齢はあまり変わらないと思います。

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【04.Natsuno's BEST BUY】
 デジタルグッズから生活雑貨、食品に至るまで。私が使用しているグッズのなかでオススメのモノを紹介していきたいと思います。
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◆純こくラーメンずんどう屋『あっさり支那そば』

 Natsuno's BEST BUYのグルメ特集、第3弾は西麻布にある純こくラーメンずんどう屋の『あっさり支那そば』だ。

 ずばり、見た目も味も「昔ながらのラーメン」。ガラとカツオの出汁が効いたコクのある味が口いっぱいに広がり、スープは鶏と細いちぢれ麺との相性も抜群。そして、トッピングのチャーシューは口の中で崩れるほど柔らかくおいしい。
 スープに深いコクはあるものの、あっさり味のライトなラーメンだ。価格は1杯600円と西麻布という土地柄を考えてもかなり安い。店舗はちょうど西麻布と六本木の間。聞くところによると、同じ「ずんどう屋」という店が六本木にもあるらしいが、私がオススメしているのは西麻布店なので要注意。
 ここはラーメン屋には珍しく紙エプロンが置いてあるのでランチでも安心。さらに11:00から17:00までと長いランチタイムはプラス150円でチャーシュー飯かメンタイ飯のセットにすることも可能なのでガッツリ食べたい人でも満足するだろう。夜は午前4:00まで営業している。
 もし醤油ラーメンが食べたくなったら、迷わずココを選ぶべきだ。

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【05.weekly wine】
 ネット番組を持つほどのワイン好きな私は、毎日のようにワインを嗜んでいる。そこで直近で飲んだワインをご紹介したいと思います。また、ワインの詳細などが書かれているWEBページがありましたら、そのリンクも掲載していきたいと思います。

※リンク先のページは、ワインの説明が掲載されていますが、数年前のまま更新されていないモノもございます。また、掲載されている値段も、リンク先のページが作られた当時のモノとなっています。ご了承ください。
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『1994 Domaine Louis Remy / Chambolle Musigny 1er Cru “Derriere La Grande”』
『2000 Domaine Dujac Clos de la Roche』

★Photo★
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 今夜のワイン。『ドメーヌ ルイ・レミー / シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ “デリエール・ラ・グランジュ”(1994年)』は、力強さには欠けるもののテロワールを特徴する素晴らしい花のアロマを感じさせてくれる。続いて『ドメーヌ・デュジャック / クロ・ド・ラ・ロッシュ(2000年)』。モレサンドニの偉大なるグランクリュは、デュジャックの拠点となっている。溢れるようなフレグランス香と花のアロマ、デュジャックらしい凝縮された果実味が、この少し退屈なヴィンテージをすこぶる魅力的なものに変えてくれる。素晴らしい。

……………
『1996 Billecart Salmon Grand Cuvee』
『2009 Edi Kante Vitovska』
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『1999 Domaine Prieure Roch / Nuit St. George 1er Cru Clos des Corvees』
『1976 Chateau Lafite Rothschild』

★Photo★
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『ビルカール・サルモン グラン・キュヴェ(1996年)』は、シルキーな泡立ちに凝縮したナッツの香り、爽やかな酸を感じられるシャンパーニュ。『エディ・カンテ / ヴィトフスカ(2009年)』は、心地良い酸と独特の苦味が魚介料理に良くマッチする。続く『ドメーヌ・プリューレ・ロック / ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・コルヴェ(1999年)』は、ミランダージュをおこしたブドウの果実のみから造られるワイン。2ケースも購入した程のお気に入りだ。最後は『シャトー・ラフィット・ロートシルト(1976年)』。ベリーの果実香に土や苔の香り、丸みを帯びたタンニンと心地良い酸を感じられる。PP(パーカー・ポイント)93点のワイン。

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『Nomine Renard Brut NV』
『2004 Domaine Robert Groffier Chambolle-Musigny 1er Cru Les Sentiers』
『1990 Chateau Pichon-Longueville Comtesse de Lalande』

★Photo★
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『ノミネ・ルナール・ブリュット』は、酸と果実味のバランスが良くコストパフォーマンスに優れたシャンパーニュ。『ドメーヌ・ロベール・グロフィエ / シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ・レ・サンティエ(2004年)』は、香り立つ花と凝縮された果実香が印象的。『シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド(1990年)』は、活き活きとしているが繊細なタンニンがシャトー・ラトゥールを思わせるワイン(実際にシャトーの場所もすぐ隣だ)。

……………
『1995 Pommery Cuvee Louise』
『1999 Domaine Jean-Jacques Confuron Romanee-Saint-Vivant Grand Cru』

★Photo★
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『ポメリー・キュヴェ・ルイーズ(1995年)』は、繊細な泡立ちにシルクのような滑らかな舌触り。成熟した味わいを持つバランスの取れたシャンパーニュ。『ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン / ロマネ・サン・ヴィヴァン・グラン・クリュ(1999年)』は、ブラックベリーやマッシュルーム、ギュッと絞った果実、トーストの香りが感じられる。テロワールを良く反映した、感動的なヴィンテージだ。

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『2006 Domaine de la Bongran Macon-Villages Cuvee Botrytis』
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『2007 Castillo de Maetierra Grand Libalis』
『2002 Domaine Yvon Clerget / Volnay 1er Cru "Clos du Verseuil" 』
『2009 Mongeard-Mugneret Grands-Echezeaux』
『2010 Mongeard-Mugneret Grands-Echezeaux』

★Photo★
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 今夜は『ドメーヌ・ド・ラ・ボングラン / マコン ヴィラージュ キュヴェ ボトリティス(2006年)』から。新鮮な果実のアロマは、セパージュを誤解してしまいそう。活き活きとしたミネラルと、フレッシュな果実の酸を感じられる貴腐ワイン。
『カスティーリョ・デ・マエティエラ / グラン・リバリス・ブランコ(2007年)』は、スペインはラ・リオハ州の素晴らしい白ワイン。新鮮な果実味とかすかな苦味、蜂蜜の様な甘く豊かな香りを感じられ、日本食にも良くマッチする。
 続いて私オススメのハウスワイン『ドメーヌ・イヴォン・クレルジェ / ヴォルネ・プルミエ・クリュ・“クロ・デュ・ヴェルスイユ”(2002年)』。リーズナブルだが、活き活きと広がる、チェリーや大地のアロマに、ブルゴーニュピノ・ノワールの特徴を感じることができる1本。
 最後は『ドメーヌ・モンジャール・ミュニュレ / グラン・エシェゾー・グラン・クリュ』の2009年と2010年をブラインド・テイスティングで。香りに溢れ勢いの感じられる2010年に比べ2009年はやや若い印象だったが、開栓して1時間程すると、ダークチェリーや大地、ハーブの複雑なアロマが現れ、2010年よりも力強いポテンシャルを発揮させてきた。とても難しいテイスティングだったな。

……………
『2006 Domaine Philippe Charlopin-Parizot / Bourgogne Franc de Pied』
『2005 Domaine Philippe Charlopin-Parizot / Clos Vougeot』
『2009 Domaine Michel Gros / Vosne-Romanee 1er Cru Clos des Reas』
『2009 Chateau Mercian Mariko Vineyard Omnis』

★Photo★
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『ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ / ブルゴーニュ・フラン・ド・ピエ(2006年)』は、19世紀後半に大量発生した『フィロキセラ(ブドウネアブラムシ)』の被害を免れた、純粋なフランス産ピノ・ノワールだけで造られている。年間の生産量はわずか700本と、希少性の高いワインだ。同じくフィリップ・シャルロパンの『クロ・ヴージョ(2005年)』。力強さと繊細さのバランスが素晴らしい。さすが『ピノ・ノワールの神様』と呼ばれたアンリ・ジャイエの後継者だ。
 続いて、『ドメーヌ・ミッシェル・グロ / ヴォーヌ・ロマネ・1er・クロ・デ・レア(2009年)』。2009年はグロ家がクロ・デ・レアの土地を購入してから、150周年となる記念すべきヴィンテージ。これを祝して、当時のラベルを復刻させたゴールドラベルとなっている。そして最後は『シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード オムニス(2009年)』。力強いタンニンと爽やかな酸のバランスが秀逸。素晴らしい日本ワインである。

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『1998 Pol Roger Brut Vintage』
『2003 Didier Dagueneau Pouilly-Fume Silex』
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『2003 Domaine Louis Latour / Corton Charlemagne Grand Cru』
『1999 Domaine George Roumier Chambolle Musigny』
『1999 Domaine Prieure Roch / Nuit St. George 1er Cru Clos des Corvees』

★Photo★
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『ポル・ロジェ・ヴィンテージ・ブリュット(1998年)』は、絹のような舌触りと丸みを帯びた濃密な泡、完璧なバランスを備えたシャンパーニュ。『ドメーヌ・ディディエ・ダグノー / プイィ・フュメ・シレックス(2003年)』は、クリーンな果実味と心地良い酸、力強さも兼ね備えた飲み頃のワインだ。
 続く『ドメーヌ・ルイ・ラトゥール / コルトン・シャルルマーニュ・グラン・クリュ(2003年)』は、蜂蜜、メープル、オークの香りが感じられる。少し開けるのが遅かったかもしれない。『ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエ / シャンボール ミュジニー(1999年)』は凝縮した果実香に、大地やトリュフの香りが感じられる素晴らしいワイン。
 最後は『ドメーヌ・プリューレ・ロック / ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・コルヴェ(1999年)』。飲む度に感動させられる。このワイン会を締めるのに、ふさわしい1本だ。

……………
『1999 Taittinger Comtes de Champagne』
『1999 Stag's Leap Wine Cellars Cabernet Sauvignon Cask 23』

★Photo★
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『テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ(1999年)』は、口に含むとワイルドな酸を感じ、徐々に丸みを帯びていく様を感じることができる。エレガントな果実のアロマと、力強さを兼ね備えたシャンパーニュだ。『スタッグスリープ / カベルネソーヴィニョン CASK 23(1999年)』は、最後に飲んでから随分と時間が経っているが、さすがは『ナパのボルドーブレンド』と呼ばれるだけのワイン。まろやかなタンニンと酸のバランスが素晴らしい1本だ。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
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 商品提供のお申し出がございましたら[ natsunoqa@gmail.com ]まで、プレゼントしていただく商品の内容・ご連絡先を明記のうえ、件名に『プレゼント提供』と記載しメールをいただけますと幸いです。候補にあがりましたら、担当者より追ってご連絡させて頂きます。

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【07.スケジュール】
 出演する番組や講演などのスケジュールなどで、現状確定しているものをお伝えします。
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◆4/29日(月)8:00-9:55
フジテレビ『とくダネ!』

◆5/1(水)20:00-20:43
NHK『終焉(おわり)の美学「乗り物は何処へ?」』
【出演】眞鍋かをり、後藤輝基、京本政樹、斉藤孝信

◆5/3(金)7:00-9:00
文化放送『福井謙二 グッモニ』
※毎週金曜に出演  

~イベント・講演会など~
◆4/27(土)、28(日)ニコニコ超会議2・超パーティ( http://www.chokaigi.jp/ )での夏野スケジュールをご紹介いたします!  

◆27日(土)
・12:00-13:00 @超言論コロシアム
『いよいよ解禁! ネット選挙超決起集会』
【出演】平井たくや(自由民主党)、田嶋要(民主党)、浦野靖人(日本維新の会)、はたともこ(生活の党)、佐々木憲昭(日本共産党)、吉川元(社会民主党)、角谷浩一(コネクター)

・13:30-14:30 @角川グループブース内ステージ
「角川EPUB選書『ルールを変える思考法』(川上量生[著])特別鼎談 川上量生×夏野剛×浜村弘一」
~ネット上で優秀な人間は、リアルでも「できるヤツ」なのか?~

・18:00- @イベントホール 
『超パーティーⅡ』

◆28日(日)
・11:00-12:30 @Blue stage
『世界コスプレサミット ニコニコ代表選考会』 

・15:00-16:00(予定) @超言論コロシアム(ゲストブース)
『出張夏野総研「超・WEBサービス作りま専科」w/家入一真氏』

・17:00- @イベントホール
『ニコニコ超パーティーⅡ』

◆5/10(金)11:15-12:00 @東京ビックサイト
【講演】『Japan IT Week』ITで変貌する社会と日本企業の未来

◆5/31(金)13:50-14:40 @東京ミッドタウン
 ESRIジャパン(株)第9回GISコミュニイティフォーラム 
【講演】『ITインパクト、情報技術が社会に与えた影響』
               
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【08.編集後記】
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 今週もご購読頂き、ありがとうございました。

 先日の夏野総研生放送は、オセロ中島さんのニュースでも記憶に新しい苫米地英人さんとの対談を行いました。
 開始直後から政治の話題に切り込み、TPPやインターネットの話など序盤から完全にエンジンがかかったお2人。その後はメディアや某大手広告代理店の裏側など、絶対にテレビでは放送できないような過激な話題に突入します。
 以前、衆議院議員の小泉進次郎さんの「敵を作ることを恐れてはいけない。ただし、不要な敵を作る必要もない」という言葉に深く感銘し、それ以来、自らの言動を反省するようになったという夏野さん。このことは当日の番組内でもおっしゃっていました。
 しかし、ご本人には口が裂けても言えないのですが、生放送内では「あれ? また不要な敵をバンバン作ってるんじゃ?」と思う場面が多々あったりなかったり……。その過激な内容にスタッフは会員限定放送と一般会員向けの放送に切り替えに四苦八苦しておりました……。

 ともあれ、放送終了後のアンケートでは多くの方から「おもしろかった」というご感想をいただきました。ご覧になっていただいた方、ありがとうございました。苫米地さんとの対談は今後も予定しておりますので、またの機会をお楽しみにお待ちください!

 さて、来週はゴールデンウィークのためブロマガの発行を1週お休みさせていただきます。その間には「ニコニコ超会議2」もあり【07.スケジュール】にも記したとおり、夏野さんはかなり多くのブースに出没する予定ですので、当日の様子などを次回の編集後記でお伝えできたらなと思っております!

 夏野総研では生放送内で行う「生コンサル」も引き続き募集しております。ご希望の方は、
-----------------
・お名前(ペンネーム可):
・登録メールアドレス:
・スカイプID(※音声にて番組出演あり):
・コンサルしてほしい具体的な事業計画内容:
(長いモノは厳しいので、完結にまとめていただけますようお願いします。)
-----------------
を明記の上、件名に★コンサル希望★と記載のうえ、[ natsuno_oubo@hotmail.co.jp ]までメールをお願いします。
※ご応募いただいた方には、担当より折り返しご連絡をさせて頂きます。また、時間等の都合上、ご応募いただいたすべての方の事業計画にコンサルできるとは限りませんので、ご了承ください。

 今後も当ブロマガではさまざまなことに取り組むことで、ご購読者さまのご要望にお応えできるよう頑張っていきたいと考えておりますので、引き続きご購読をいただけますと幸いです。
 当ブロマガでは読者のみなさまの声を第一に考え、みなさまのお役に立てるようなコンテンツ作りを目指していきます。引き続き、「ご感想」や「新たに行ってほしい企画」、「生放送で話してほしいこと」などがございましたら、
までお声をいただけますと幸いです。

 それでは、みなさま。素晴らしいゴールデンウィークをお過ごしください!
 今後とも、よろしくお願い致します。

                      夏野剛メールマガジン編集部
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【モバイル市場でMicrosoftが勝てない理由】
(1)その1
(2)その2
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【SHARPを崩壊へと導いたアンブレラ経営の実態】
(1)SHARPを崩壊へと導いたアンブレラ経営の実態
(2)他ジャンル化がもたらした海外家電メーカーと日本家電メーカーとの違い
(3)わずかに残された日本家電メーカー全滅回避への道

【33.3%の呪縛。携帯電話キャリア没落へのデスマーチ】
(1)33.3%の呪縛。携帯電話キャリア没落へのデスマーチ
(2)スマートフォン販売がもたらす、市場均衡理論の罠
(3)土管屋キャリアが見落とした、誰にでもわかるAndroidの罠

【不都合な日本教育と、新しいゆとり教育】
(1)不都合な日本教育と、新しいゆとり教育
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(2)日本を教育後進国に貶めた「一律平均主義」と「学歴主義」
(3)日本が世界で輝くための人材育成教育

【スプリント買収から見えた、孫正義の恐るべしビジネスセンス】
(1)スプリント買収から見えた、孫正義の恐るべしビジネスセンス
(2)規模争いの上にかいた胡座。グローバルキャリアが見落とした日本化
(3)遅れていた世界。日本技術“ガラパゴス”の逆襲

【プレミアムビジネスがもたらす、公平な社会】
(1)プレミアムビジネスがもたらす、公平な社会
(2)プレミアムモデルが存在しない公共サービスの不思議
(3)プレミアムモデルが一人一人の幸せを実現する本当の理由

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(1)無料サービス「LINE」のポテンシャル
(2)似て非なるビジネスモデル、LINEとSkypeの決定的な違い
(3)高収益かつ低コスト。驚愕のLINEビジネスモデルと未来

【政治に“集中と選択”を。公共浪費によって破滅する日本の未来】
(1)政治に“集中と選択”を。公共浪費によって破滅する日本の未来
(2)日に13往復しか走らない新幹線の理解不能な存在理由
(3)移住で一世帯4000万円給付も!? 不採算地域集約の意義

【余命3年の日本経済に施す、不老長寿の大改造プラン】
(1)余命3年の日本経済に施す、不老長寿の大改造プラン
(2)社長ですら決定権ナシ。空気を読んで方向を見失う日本企業の実態
(3)GDPの10%アップも実現可能。日本経済復活への“居住者”増加政策

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(1)「Amazon vs 楽天」の言葉にビジネスセンスなし。両社の本質と狙い
(2)同じECサイトでも異なるビジネス戦略。Amazonと楽天の目的
(3)その先に待つのは明るい未来。楽天型ビジネスモデルが世界で成功する理由

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(1)100年後には日本が沈没!? 少子化によって引き起こる最悪のシナリオ
(2)少子化解決への鍵。20万件という中絶数・不妊治療数から見える制度の欠陥
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「ネット投票」が時期尚早である2つの理由

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◆発行責任者:夏野剛
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