▼第320号
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2019/2/15
夏野剛メールマガジン 週刊『夏野総研』 vol.320
【刻一刻と進む「ガソリン車衰退時代」へのカウントダウン】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
《目次》 01.時事ネタキュレーション
02.Biz Competition
03.Q&A
04.Best Of Q&A
05.Product Lab
06.Good Food Good Life
07.ビジネスモデル分析のバックナンバーを振り返ってみた
08.スケジュール
09.編集後記
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【01.時事ネタキュレーション】 日々のニュースも、見方を変えればいろいろなことが見えてくる。当コーナーは、未来を読むための時事ネタや話題コンテンツを、私がキュレーターとなって解説していくものです。
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20年前、三木谷さんが「売上げ1兆円」の目標を掲げたときには眉唾だと思っていたが、その目標を本当に達成した。やはり、志は高く持たないとダメだな。
◆KDDI、カブコム出資を発表 1株559円でTOB
◆4月に「au PAY」スタート、金融持株会社を設立へ
◆「au ID」をドコモ・ソフトバンクユーザーにも開放 決済や金融サービス提供
残念ながら、新しい価値が1つもない。
◆ソフトバンク上級幹部の権力争い、孫氏のビジョンに影投げ掛ける
孫さんは温情家だから、どちらか一方は切れないだろうな。
◆ツイッター、初の通期黒字 18年12月期、売上高も最高
あやかりたいものだ。
◆売上10億ドル達成が見えてきた「ウーバーイーツ」苦闘の歴史
たしかに、Uberの利用者でなくてもUber EATSの利用者はたくさんいる。特に日本では、サービスをやって良かった。
◆サイバーエージェント藤田晋社長、AbemaTVを語る。2019年は「ドラマで当てる」
やはり稼ぐところで稼いだら、どこかでとんでもないことにチャレンジする、というのがベンチャーの基本だよね。見習わなきゃ(その前に稼がなきゃ)。
◆ZOZO前澤氏ツイッター休止「本業に集中します」
経営者のツイッターは怖いなあ。いろいろ考えさせられる。
◆メルカリ、上期は44億円の赤字 「黒字化急がず、流通額増やす」
そう言い切れるのがいいね。
◆羽田と都心、JRで直結へ 巨大事業、29年ごろ完成見通し
その頃にはかなり人口が減っているから、インバウンドはさらに重要になる。
◆エイベックス 決済参入…アプリ 夏にも
みんな決済サービスに参入するが、ビジネスモデルは見えない。
◆二条城の砂利道舗装へ、訪日客歩きやすく…京都
風情がないなあ。
◆自販機でスマホ充電、無料でOK ダイドーが都内で実験
自販機前で充電が終わるのを待つのかな? 非現実的だが、非常時には貴重。
◆JR東、忘れ物通知サービスを本格導入 51駅に拡大
いいサービスだけど、年に1回あるかないかの事態のためにサイフにタグを付けておくなんてあり得ない。本来は、サイフなしがいい。
◆長い鼻22メートル 次世代新幹線、JR東が公開
カッコ悪いけど、空気の抵抗を減らすには仕方ないか。
◆“爆買い”から“爆滑り”へ 中国人観光客がスキー場に殺到
先週乗った北陸新幹線は満席でした。
◆トヨタ、純利益25%減に下方修正 今期1兆8700億円に
それでもこれだけ利益が出るトヨタは偉大。
◆傘もシェアリング ローソン、都内4店で実験
これはいいが、20~30本では足りないよね。GPSタグを付けて有料で展開すればいいのに。
◆IT転職 日本の給与、アジアに見劣り
日本語では生きづらくなった世界。
◆ゴーン前会長の過少記載分報酬、日産が92億円計上 [ゴーン前会長]
計上していなかったのだから、報酬として支払いしてなかったってことだよね。、
◆誕生日に日産ルノー祝賀会 ゴーン前会長、7千万円超
別に普通でしょ。経営者に個人と公人の区別はない。
◆交通系ICカード「エリアまたぎ」の利用なぜ難しい? JRで東京から沼津は不可
分割民営化の負債。
◆野田小4死亡 市要保護協、臨時の実務者会議 副市長「連携あれば…」
完全に責任逃れ。かわいそう。
◆子宮頸がん、2000年を境に増加…性交渉の低年齢化など要因か
全男子にワクチンを打つべし。
◆自動ブレーキの新車搭載を2020年に義務化へ 日本は年400万超の見通し
これだけで追突事故は大幅に減るのに、これまで何でやっていなかったのだろう。
◆電動キックボード、自転車と同様に 福岡市が特区を提案
すばらしい。そうすべき。
◆MITがインスリン内服カプセルの実験に成功、糖尿病患者の福音を目指す
テクノロジーが病人を救う素晴らしい例だ。
◆米政府、AIの研究開発を強化へ--トランプ氏が大統領令に署名
大統領令でどうにかなるんだろうか?
◆『騎士団長 島耕作』連載決定に話題騒然! ファンの間では様々な憶測が…!?「やっぱりその世界でも出世してるのかな」
くだらない。
◆「インフルでも出勤しろ」職場から強要 相次ぐ相談 背景に人手不足 パワハラ該当も
感染するから来なくていい。
◆ビル・ゲイツが原発を全力「推進中」もう暴走レベル! 次世代ゲイツ原発「進行波炉」は本当に安全なのか!?
新しい発電システムなくして、人類は永続的に生存できない。オブレスノブリージュだな。
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【02.Biz Competition】 一見すると同じように見えるサービスや製品でも、それぞれのブランディングやマーケティングを紐解けば様々な違いが見えてくるもの。そこで、2つのサービスや製品を比べることにより、そこに秘められたビジネスの深層を私が解析していくコーナーです。
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【刻一刻と進む「ガソリン車衰退時代」へのカウントダウン】
[第1回]
まずは、この動画を見てほしい。
あのハーレー・ダビッドソンが手がけるEVバイクである。走行音は基本的に静かだが、加速するときの「キュイーン」という、まるで戦闘機のような音が未来感満載でとにかくかっこいい。ハーレーといえば、ガソリンエンジンによる「ドッドッドッ」という野太いエンジン音が代名詞でもあった。そんなハーレーがEVバイクを発表したというのは、業界がEV化へシフトしていく象徴的な出来事と言える。ハーレーのEVバイクは本当におもしろい。電動のモビリティといえば、最近は中国勢の勢いも増してきていた。しかし、中国勢にはこの“かっこよさ”を作り出すことはできなかっただろう。大衆向けのとにかくリーズナブルなモビリティであれば中国勢の得意とするところだが、ハーレーのようなハイエンドな製品を作ったのは、さすがアメリカというところである。
しかし、そういったハーレーの動きに感動を覚える一方で。バイク業界で存在感を発揮し続けているホンダやヤマハからこのEVバイクが出てこなかったのは非常に残念であるし、いくら今の地位にいたとしても、このままでは世界から取り残されてしまうだろう。
さて、ここからが本題。
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