いままで好きなことを仕事としてやってきた人ほど、ほかにやりたいことが見つからずに悩んでしまうものです。
でも、意外なところで自分にとっての天職が見つかる場合もあるのです。実際、私のまわりにはこのような人がいました。
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■ネイリストから営業への転職
昔からネイルが大好きで、念願のネイリストになった友人。
しかし、仕事を続けているうちに「誰かにネイルをすること」ではなく、「ネイルをしている自分が好き」だったことに気づきました。
その後、営業という未知の分野に転職。不安はあったものの徐々に仕事が楽しくなり、自分にとっての天職を見つけたよろこびを感じたそうです。
そして同時に、幼いころからお喋りをしてまわりの人が笑顔になってくれることが何よりもうれしかった自分自身の姿を思い出したそうです。
■動物病院からレストランへの転職
動物が大好きで、動物病院で働きはじめるものの、動物の死を目の当たりにする環境にショックを受け、仕事を辞めた友人。
その後、レストランに再就職。料理を作ることはあまり好きではなかったものの、食べてくれる人の笑顔を見ると、なぜかとてもうれしい気持ちになったのです。
よくよく思い返すと、幼いころ父子家庭で育ち、父親のために料理を作っては、よろこんでもらえることが一番うれしかった記憶を思い出したそうなのです。
■幼いころの自分を思い出してみる
好きなことと得意なことは違います。ただ、好きなことはすぐに答えられても、得意なことが何かわからないという人も少なくありません。
そのようなときは、幼いころの自分を思い出してみましょう。
昔、得意だったことや、生きがいだったことが、いまの自分にぴったりの仕事となる可能性もあります。それが、あなたにとっての天職になるかもしれないのです。
好きなことを仕事にしたものの、挫折を味わい転職を考えたときは、幼き日々の自分の姿を思い返してみてはどうでしょうか。何か転職のきっかけとなる思い出が見つかるかもしれませんよ。
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