こんにちは、臨床心理士の山名裕子です。

近年、自分から気になる相手を誘う肉食系女子が増加しています。今回は、成功しやすい「男性がドキッとする」誘いかたを夏のイベント別に紹介します。

気になる相手がいる人は、ぜひ試してみてくださいね。



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■思わずOKしてしまう心理テクを使った誘いかた

お誘いの基本は、「ダブルバインド」です。場所や日程など選択肢を相手に与えることで、「No」という選択肢をなくす誘いかた。

「AとB、どっちか行かない?」と提案することで、相手は「どっちがいいかな」と行くこと前提で考えます。気になる男性に声をかけるときは、2つか3つ選択肢をだしましょう。

「土曜日か日曜日、○○行こうよ!」と日程を絞らずに選択させるのもアリ。この誘い方をすると、「自ら選んだ」という感覚が残るため相手は強制された感じがせず、男性としてのプライドを保ってあげられるのもポイント

また、Yesの流れを作る「Yesセット」も覚えておきたいテクニック。相手側に肯定的な発言を連続させることで、信頼関係を築き否定的な反応をしづらくする効果があります。

「うん」「そうだね」「確かに」と答えてもらえる質問を重ねた後に、最終的に本来承諾してもらいたい質問をするのです。このためには、SNSなどのプロフィールやタイムラインなどで彼の趣味や好み、傾向などをリサーチしておくことが有効。

では、イベント別の誘いかたを見てみましょう。

■花火大会

「○日か△日か□日、花火大会行かない? お誘いできるのA君しかいなくて......」

「ダブルバインド」を使い、日程を相手に選択させます。さらに、「ハードトゥゲットテクニック」という「あなただけ特別!」と暗に意味するおとで、相手を気持ちよくさせるテクニックも併用。

男性は、特別感に弱い生き物なので、後半の言葉にドキッとしてしまいますよ。

■海・プール

「今年水着買ったのに、1回も着てないんだよね。海かプールに連れて行ってほしいなぁ」

視覚的な良いイメージングを使ったテクニックです。

男性は視覚で判断する人が多いと言われています。彼の妄想を掻き立ててドキドキさせ、お誘いを成功させましょう。

また、女性からお願いごとをされると「頼られている」と承認欲求が満たされ、なんとか答えようとするのが男性。お願いは上手に使いこなしましょう。

「Yesセット」と共に、夏や海の話題で、流れを作っておくと成功率が高まります。

■夏祭り

「○○の夏祭り、今年限定で近くに花火が打ちあがるみたいだから行ってみたいな♪ ○日から△日までやってるみたいなんだけど、行ける日あるかな?」

こちらは、「ダブルバインド」に加えて、「希少性の法則」を加えたお誘いテクニック。

限定やプレミア品に弱い男性にはとくに有効です。「○周年で例年より豪華」「今年はゲストに○○が来る」というワードも◎。

理由をつけて誘った方が、OKされる可能性が上がる「カチッサー効果」も関係しています。

さまざまなテクニックを組み合わせて、相手に合わせて賢くお誘いをしてみてください。基本的には、女性からお誘いされると男性はうれしいもの。あまり深く考えすぎず、女の子らしさと上品さを意識してトライしてみましょう。

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